いま一番勢いに乗っている女性声優バンド・Blast Punchが初お披露目! まついがプロデュースイベント 「秦プロ ガールズバンド フェスティバル」(後半)

By, 2020年4月16日



【関連記事】
いま一番勢いに乗っている女性声優バンド・Blast Punchが初お披露目! まついがプロデュースイベント 「秦プロ ガールズバンド フェスティバル」(前半)
http://repotama.com/2020/04/128149/

声優番組レーベル「PHONON」にて好評放送中、松嵜麗さん、五十嵐裕美さんが毎回若手声優を呼んで様々なバラエティ企画で盛り上がる『まついがプロデュース』。番組から生まれた秦佐和子プロデュース企画のガールズバンド・Blast Punchのメンバー
(古木のぞみ、高井舞香、水間友美、齋藤小浪、飯沼南実、中島唯、湯浅かえで)が全員登場する生配信番組が3月29日にオンエアされた。

本来はファンを招いて開催される予定だったイベント内で、来場者がエキストラ出演してのMusicVideoの撮影、およびオリジナル曲「時雨ねずみ」が初披露される予定だったのだが、残念ながら本公演は中止。後半は秦佐和子さん、松嵜麗さん、五十嵐裕美さんと3人のプロデューサーにお話をうかがった。


【秦佐和子プロデューサー コメント】

―今回プロデュース業をやってみていかがでした?

秦佐和子さん(以下、秦):『まついがプロデュース』さんにはこれまでもたくさんお世話になっていて、パイ投げも経験したり(笑)、貴重な経験もたくさんさせていただきました。なかでも私がずっとやりたかった「プロデュース企画」をやらせていただけたのは、松嵜さんと五十嵐さんのお力も大きかったと思いますし、番組のことがますます好きになりました!

―こうしてMVが完成しての、率直な感想をお願いします。

:いままではどちらかと言うとプロデュース“される側”でしたので、実際にやってみないと分からないところが多々あったのですが、こうして終わってみると充実感でいっぱいです。
メンバーにはそれぞれ個性というものがありますが、実際に始動してからは私が思っていたのとはまた違った一面が見えたこともあり、難しいところもありました。でも、1からメンバーを選ばせていただき、バンドのコンセプトも自分で決められるというのは、人生のなかで中々体験できることではないですから、すごくやりがいがありました!

―現在WEBでも公開中ですが、オーディションでは、秦プロデューサーが厳しい目を光らせながらメンバー候補者をジャッジされていました。

:古木さんは企画が決まったときから「絶対にセンターに推そう!」と思っていました(笑)。(高井)舞香ちゃんは元々自分で曲を作るくらいに音楽活動を積極的にしていて、華があるので「ぜひメンバーに入れたい!」とか、ほぼ私のリクエストでオーディションに来てもらいました。

―楽器を弾ける声優さんがすぐそばにいたのはよかったですよね。

:オーディション映像を観てくれた私の知り合いが「(齋藤)小浪ちゃんってドラムあんなにうまかったんだ、知らなかった!」とか、色々と声をいただいたので、メンバーのアピールもできたのではないかと思います!

―MVのラストでみんなが盛り上がるシーンは本日撮影されましたが、そばでご覧になっていていかがでした?

:これまでのMV撮影でも、一日中ずっと一緒に過ごしたりしていたので、メンバー間にも一体感があったな、と感じました。学園祭で演奏を披露するのを温かい目で見つめる「保護者」のような感覚で撮影を見ていました(笑)。

―休憩中のメンバーに、積極的にお水を持っていく一幕もありました。

:みんなのどが渇いているだろうな、と思うと、足が勝手に動き出してしまいまして……。
実際に撮影が始まってしまうと、私ができることはほとんどないので、あとはもう映像班のスタッフさんにお任せして、私にできることをしよう! と。

―カメラが回っている間もモニターを熱心にご覧になっていましたよ。

:どちらかと言うと「みんなかわいいなぁ~」と思いながら見ていただけなので(笑)。

―今度機会があれば、またプロデュース業にチャレンジしてみたいですか?

:そうですね……今回の7人に対する思いいれがまだまだ強いのと、正直ここまですごく大変でしたので、いますぐに、というのは難しいかもしれません。また、今回はおいしいところだけ経験させてもらった感があるので、今度は人生をかけるくらいのつもりでプロデュースしてみたいです!

―女性アイドルグループ「=LOVE」や「≠ME」などを手がける、指原莉乃さんみたいなプロデューサーを目指すと?

:そんなそんな! 指原さんは自分で歌詞をほとんど書いてますし、衣装もしっかりとコンセプトを決めて作ってますし、それでいて自分でもアイドル活動をされていたり……。私、「時雨ねずみ」の歌詞を考えるだけでも1週間くらいかかってしまって。
今回指原さんがいかにすごいことをされているのかを、少しだけ実感できた気がしますので、尊敬しつつ、ちょっとでも近づきたいな……というのはあります。

―プロデューサー業の大変さを身をもって体験できたみたいですね。

:はい。いま現在関わらせていただいているプロジェクトはもちろん、今後、何かしらのプロジェクトに関わらせていただいたときは、プロデューサーさんがいかに大変なのかをかみしめながら、頑張りたいです!

―今後番組でやってみたいことなどありますか?

:そうですね……。いままで出演させていただいたなかでは取りあえず、虫を食べさせられなくて安心しているのですが(笑)。でもこんなことをしゃべっちゃうと……。

―フラグが立ってしまうかもしれませんね(笑)。

:その前に事務所NGを出してもらっておきます(笑)!

―そのときはぜひ(毎年5月と10月に開催されている)徳島「マチ★アソビ」の大空の下、大勢のファンの前で(笑)。

:公開処刑じゃないですか(笑)! でも、それこそBlast Punchのメンバーのみんながステージを披露できるのならば、こんなにうれしいことはないですね。生で聴いたら全然違うと思いますので!

―では最後に、メッセージをお願いします。

:現在発売中の、マウスプロモーションによる完全オリジナルCDシリーズ『MAUSU THEATER Vol.044』に「時雨ねずみ」のフルサイズが収録されていますので、ぜひ聴いてください。たくさん売れたら次があるかもしれませんよ……? 
宣伝も、プロデューサーとしての仕事のひとつなので(笑)。よろしくお願いします!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【番組パーソナリティ 松嵜麗 五十嵐裕美 コメント】

―おふたりはBlast Punchの演奏は今回の配信で初めてお聞きになったそうですね。

五十嵐裕美さん(以下、五十嵐):今回は秦(佐和子)ちゃんに全面的にお任せしたので、私たちはほぼノータッチです!

松嵜麗さん(以下、松嵜):でも秦ちゃん、自分でMVの絵コンテを描いたり、すごく気合いが入っていたよね。映像もちょろっと観ましたが、いい意味で『まついが』っぽくないというか(笑)。

五十嵐:この番組は我々の企画案が通ることが中々ないので(笑)、秦ちゃんの意見が通ってよかったな、と。
本当は今日開催予定だったイベントで、お客さんと一緒に最後のシーンを撮る予定だったんです。私たちも臨場感ある場に立ち会えたはずなのに、ちょっと残念でしたね。でも、また次のお楽しみができたということで。

松嵜:そうだね。

―Blast Punchは、実際に演奏できるメンバーが半分くらいということで「ゴー●デンボ●バー」っぽさもありますが(笑)。

松嵜:確かに(笑)。でも、ちゃんと演奏できる子もいますから!

五十嵐:ゆいにゃん(中島唯さん)がすごく笑顔でキーボードを弾いている(フリ?)をしていたのが印象的でした! リスナーさんからのコメントにも「楽器は顔で弾く」ってあったけど、まさにそれを体現していて(笑)。

松嵜:あと、水間(友美)ちゃんを見ているとニヤニヤしちゃうんだよね~。どうしても目が合っちゃう(笑)。

―彼女たちの晴れ舞台を見て、おふたりも参加したくなりました?

五十嵐:いやいや、私たちは“伝説の先輩”って設定なので。多分大学に行っているか、就職しているか……私たちは卒業式で演奏して、バンドウーマンとしての人生は終わったんです。

松嵜:伝説の先輩って、卒業したら意外にまっとうな生活をしていることが多いと思うので(笑)。

―ふたりは、何の楽器を担当してたんでしょうね?

松嵜:さっぱりわかりません。MV撮影にしたって、別の仕事の合間に、急に「Blast PunchのMVの素材撮りをしますよ」って言われたので……。

五十嵐:メンバーは学校でロケをやったりしたみたいですけど、私たちが撮ったのって、マウスプロモーションの事務所ですからね。しかもセルフメイク(笑)。でも、どんな形であれ、作品に関われてよかったです。

―後輩達は“武道館”を目指すと断言していましたよ。

五十嵐:お、さすが頼れる後輩達! 夢がかなった暁には、応援に駆けつけますよ!

松嵜:スケジュール、なんとしても空けておきます!!

―では最後に、おふたりから番組のプロデューサーとしてメッセージをお願いします。

五十嵐:DVDがVol.8まで発売されたということで、『まついが』もずいぶん長く続いてきたな、と改めて実感しています。ダイジェスト映像を観ましたが、見どころがたくさんありそうですし、『MAUSU THEATER Vol.044』とあわせてぜひお買い求めください。

松嵜:今回残念ながらこのような形での開催となってしまいましたが、次が必ずありますので。そのときは全力で笑いにきてください。
そして大事なことなので強くお伝えしておきますが、5月の放送回で「時雨ねずみ」のMVの完全版をご覧いただけると思いますので、楽しみに待っていてくださいね!

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

【番組情報】
「時雨ねずみ」MusicVideoとMV撮影メイキング映像は、5月13日(水)放送予定の『まついがプロデュース』にて公開予定。お楽しみに!
最新情報は「PHONONチャンネル」公式サイトをチェック!!

●『まついがプロデュース 秦プロ ガールズバンド フェスティバル』振替生放送【アーカイブ動画】

●「PHONONチャンネル」公式サイト
https://ch.nicovideo.jp/phonon