2017年7月~9月に放送されていたTVアニメ『徒然チルドレン』のイベントが2月17日、東京・竹芝ニューピアホールで行われ、石川界人さん(菅原卓郎役)、水瀬いのりさん(高野千鶴役)、前野智昭さん(剛田 武役)、小倉 唯さん(上根綾香役)、小野賢章さん(赤木正文役)、佐倉綾音さん(梶 亮子役)、熊谷健太郎さん(高瀬春彦役)、三宅晴佳さん(神田沙希役)、山下誠一郎さん(内村千秋役)、鬼頭明里さん(飯島香奈役)、浪川大輔さん(香取慎一役)が登壇した。
石川さんと前野さんが司会のもと、ステージは進行。三宅さんは記念すべき人生初のイベント出演とのことで、緊張感もひしひしと伝わってきたが、随所でオーディエンスからの笑いをとっていた。
『徒然なる収録トーク』コーナーでは、収録中に印象的だった出来事をトーク。「アフレコ時にカップル同士で出番を待っていて、演じたあとは恥ずかしそうに席に戻る」という光景が広がっていたそうだ。
「ああ、青かったよあの頃は」では、登壇者の甘酸っぱい思い出や失敗談を発表。
「バレンタインデーのとき、同じ委員会の女子に土下座をして義理チョコをもらった」(石川さん)、「入院していたときに同じ部活のギャル系の女の子がお見舞いに来てくれた。その子が帰った直後に家族がお見舞いに来てしまい、彼女だと勘違いされてしばらくイジられていた」(山下さん)、「中学時代、公園のベンチで友達の恋愛相談を聞いてあげた後「そんな男の事なんか忘れちゃえ!」とハトの集団に飛び込み、羽ばたいていくハトにまみれ『バカヤロー!』と叫びまくった」(鬼頭さん)、「高校のバイト中にお客様にお見合いを勧められた。相手は27歳、当時僕は17歳。高校生ですと伝えると、嘘つくなよと笑われた」(熊谷さん)などの黒歴史(?)が次々と披露された。
なお、前野さんの「飲食店でのアルバイトで食器を片付けていた際、女性社員と食器に同じタイミングで手を重ねてしまい『ドキドキしっちゃーね(茨城の方言)』と言われた」というエピソードでは、水瀬さんと小倉さんがふたりで、そして佐倉さんがひとりで「ドキドキしっちゃーね」のセリフを生で披露し、会場を沸かせた。
「名シーンプレイバック」コーナーでは、映像を見ながら各カップルのハイライトを振り返っていく。キスシーンなど、思わずドキッとするようなエピソードが次々に飛び出すなか、浪川さん演じる香取と村川梨衣さん演じる細川数子のやりとりは、ギャグ満載のコミカルなシーンが紹介され、浪川さんも「ここだけの話、香取は正直意味がわからないキャラクターでした(笑)」と吐露し、場内は大爆笑だった。
続いては「徒然」チーム(男性チーム)と「チルドレン」チーム(女性チーム)に分かれての対決コーナー。
なお、浪川さんは、恋愛マスターの称号が与えられているということで(人数調整も兼ねて)、パフォーマンスによるポイントは加算されないことに(笑)。
「性転換? 告白対決」では男性は女性、女性は男性役となり、お題に沿って告白し、心に響いたら各キャストに配られたハート札を揚げ、その札の数に応じてポイントが加算される、というもの。
「駅のホームで告白」というお題に挑戦した三宅さんは、男性キャスト達を電車役として動員させる一幕も(笑)。
一方の山下さんは「寝ている女の子」を好演(?)するなど、力の入った演技で会場を沸かせた。
「男女対抗風船ゲーム」は、うちわを使って風船をカゴの中に入れていき、より多くの風船を入れることができれば勝ち、というルール。お互いに「ある程度」の妨害がOKということだったが、程度を知らない面々は、カゴをひっくり返したり、うちわで強風を作り出したりとやりたい放題(笑)。結果は、チルドレンチームの勝利に終わった。
ライブコーナーでは、まずは水瀬さんが「作品に寄り添った、甘酸っぱい気持ちを歌った曲」というOPテーマ「アイマイモコ」を、続いて小倉さんが「切なさのなかにも強さを感じられるような曲になっている」というEDテーマ「Dear」を歌唱し、イベントは終了した。
3月16日(金)には原作第11巻が発売。 DVD付き特装版も同時発売予定となっている。
<Text/ダンディ佐伯>
【書籍概要】
『徒然チルドレン』第11巻
2018年3月16日(金)発売
・TVアニメ #09~#12収録
・全話キャストオーディオコメンタリー収録!
●TVアニメ『徒然チルドレン』公式サイト
http://tsuredure-project.jp/