【2/21開催】戦隊/アニソン/J-POPメドレーも登場!公開生レコーディングも行えば、ファンたちを舞台に上げて一緒にダンシング。特撮シンガー高橋秀幸のライブは何でも有りの無法地帯!!

By, 2015年3月2日



2月21日(土)、秋葉原にあるEggman tokyo eastを舞台に、通算3回目となる『たかぱす感謝祭-Birth 03-「冬の新作コレクション in AKIBA」』が行われた。この日のチケットはSold Out。立ち見客も出る大盛況ぶり。前回は、コスプレコーナーを設け、映画の盗撮を禁止する「映画泥棒」コスを実施。幾つものニュースサイトにその姿が掲載され、ネット上にたくさん写真が拡散するという意外な反響も。果たして今回のステージでは何が飛びだすのかも、ファンには期待を憶えさせる楽しみになっていた。

☆高橋秀幸がお漏らし?!熱狂描いた「特撮/アニソンナンバー」のコーナー

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ライブは、「特命戦隊ゴーバスターズ」の主題歌『バスターズ レディーゴー!』からスタート!!。。高橋秀幸の「盛り上がっていこうぜ!!」の声を受け、場内は一気に総立ち状態へ。彼の高ぶる歌声に合わせ、熱を帯びた叫びや掛け合いを入れてくのは、高橋秀幸のライブではお馴染みの風景。
途中、歌詞を間違えた高橋秀幸。後に「ここの会場、みんなとの距離が近いでしょ。あの子も来てる、あの人も来てるといろいろ見てたら、つい歌詞を忘れて」とトボけて話す場面も。
高橋秀幸の振りに合わせ、満員の観客たちがサイリウム振りながら一体化した『モーフィン ムービン バスターズシップ!』。続く「炎神戦隊ゴーオンジャー」より『ゴバババン ゴーオンジャー』では、熱い手拍子に乗せ、高ぶる感情のままに熱唱。間奏では、観客たちも拳を振り上げ大興奮。すでに場内の熱気は青天井状態??。至近距離で、しかも熱いコールを入れ騒げる楽曲を立て続けにぶつけたことで、早くも会場には熱が籠もり出していた。それこそが、高橋秀幸のライブのあるべき姿。
興奮した高橋秀幸がライブ中に下半身へ水をこぼしてしまう。その様を「お漏らししちゃったみたい」と言い訳してゆく姿も。そのお茶目なお兄さんっぷりこそ、たかぱすクオリティー?!
「今回のライブは歌をクローズアップして行います」の言葉通り,この日は立て続けに楽曲を繰り出してゆくステージングで構成。
拳をギュッとにぎり歌った「探検ドリランド -1000年の真宝-」のテーマ曲『GO AHEAD!』では、エモーショナルな歌に誰もが身体を大きく揺らしながら、サビでは拳振り上げ騒ぎ続けていた。

☆童謡とJ-POPの融合。高橋秀幸が提示した新しい音楽スタイルとは…?!

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「昔からの日本の名曲を堀り起こし、J-POPに乗せて新しく歌ってゆく企画を始めました」。続いて披露したのが、童謡『むすんでひらいて』の一節を楽曲の中へ組み込み、今風のポップスナンバーに昇華した『farewell song-むすんで ひらいて 花は咲く-』。ここからの2曲は、動画や写真撮影がOK。これも、「どんどん撮って、いろいろ拡散して欲しい」という高橋秀幸の想いから行われたこと。
『farewell song-むすんで ひらいて 花は咲く-』は、とてもハートフルで温かい歌。楽曲の中へ巧みに「むすんでひらいて」の歌詞を入れ込めば、大サビ前にはお馴染みの歌のフレーズも登場。曲調自体が、とてもお洒落なアーバンポップス風。高橋秀幸も、胸に手を当て優しく歌いあげていた。高橋秀幸が提示した童謡とJ-POPの融合は、とても刺激的な試み。これからどんな楽曲をコラボ制作していくのか楽しみになってきた。
続いて披露したのが、『Let’s Go たかHappy☆』。とても明るく躍動的な、歌に触れてる間中ズッとハッピーな笑顔でいれる『Let’s Go たかHappy☆』。この音源を、次の「たかぱす感謝祭」で発売することが決定。この日は、観客たちの「YEAH!!」「(た)楽しい「(か)恰好いい」「(ぱ)パーフェクト」「(す)すごーい!!」「( Let’s Go)たかHappy☆』」など、熱狂した沢山の声もレコーディグ。その声の数々がどんな形として音源化されるのかも、とても楽しみだ。
ここで10分間の休憩を挟んで、ライブは第二部へ。

☆気分は尾崎豊?!嬉しい意外性を持ったアコースティックコーナー。

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第二部は、エレピの演奏を背景に据えたアコースティックコーナーからスタート。まずは、自身の楽曲『true mission』を披露。ジャジーでスタイリッシュ。しかもスリリングさを持った演奏の上で、クールに凛々しく歌い上げた高橋秀幸。シンプルな編成だからこそ、ハートにガッと突き刺さるダイナミズムあふれる歌を堪能できた気分。
ここからは、ファンたちのリクエストを受けて選んだカバーソングを2曲披露。『I Love you』では、まるで尾崎豊が乗り移ったかのよう哀切な声で歌いながら、会場中の人たちの心を歌声で抱きしめていた。続くAIの『Story』でも、言葉のひと言ひと言を噛みしめるよう切々と染み渡る声で歌い上げた。シンプルな編成だからこそ、高橋秀幸の繊細な声の揺れもしっかり胸に届いたのは、とても嬉しかったこと。

☆気分は嵐!? ファン参加型で熱狂描き出した「メドレーコーナー」。

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続いては、テーマ毎にリクエストナンバーをメドレー化。「特撮メドレー」のコーナーでは、『電撃戦隊チェンジマン』『獣拳戦隊ゲキレンジャー』『烈車戦隊トッキュウジャー』と歴代戦隊ナンバーが次々飛び出した。ここへ足を運んだ人たちは特撮ナンバー好きが多いことから、誰もが流れる歌に合わせ、次々熱いコールをぶつけていた。この一体化した熱狂は熟練なファンたちだからこそ描き出せる様。『烈車戦隊トッキュウジャー』では完璧なコール&レスポンスも。さすがです。
続いては、みずからも大好きな「ウルトラマンナンバー」。選んだのが、「ウルトラマンコスモス」から『ウルトラマンコスモス~君にできるなにか』。優しくも雄大な楽曲へ、ゆったり身を寄り添わせていく観客たち。この曲を知ってる人たちも多く、中には、高橋秀幸と一緒に歌う人たちの姿も。
次のメドレーは、意外にも「ジャニーズナンバー」。ここでも新旧様々な時代の楽曲をセレクト。高橋秀幸も、アイドルになった気分で光Genjjiの『ガラスの十代』、SMAPの『笑顔のゲンキ』、嵐の『GUTS』を熱唱。『GUTS』では、一緒に踊りたいファンたち4人も舞台上へ登場。高橋秀幸も交え、誰もが嵐のメンバーになった気分で、振り付きで楽しく踊っていた。みんなで一緒に肩に手を乗せ踊ったりと、スペシャルな気分を味わえたのは間違いない。

最後は「アニソンメドレー」。選んだのが、熱狂するに相応しい曲たち『檄・帝国華撃団』『ロマンス』『ソルジャードリーム』。ここでも『檄・帝国華撃団』を踊りたい人たちを舞台上へ呼び入れた。ここでは5人が登壇。どれも熱狂描く曲ばかり。舞台上の即席ダンサーたちも凛々しく踊れば、客席でも大勢の人たちが拳やサイリウムを振り上げ、ときには一緒に歌いながら、高橋秀幸と共に熱狂を作りあげていた。

ライブも終盤戦へ。『鋼の心ゴーカイシルバー』では、会場中の人たちがタオルを振りまわし、熱い想いを舞台上へ返していた。そしてデビュー曲『炎神戦隊ゴーオンジャー』を熱唱。会場中の人たちが、高橋秀幸の歌に合わせ熱狂のコールをガンガンぶつけていた。みんなで一緒に歌い叫び白熱した空間を作りあげてゆく、それこそが戦隊ナンバーを楽しむうえでの最高の醍醐味だ!!

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☆笑顏しか出てこない。それが高橋秀幸のライブ!!

止まない熱狂の拍手。アンコールでは軽快に弾む『NEXT』を歌唱。会場中の人たちが温かい手拍子を舞台上へ送り返していた。この心地よい一体感が素敵じゃない。
ラストは、高橋秀幸の爪弾くアコースティックギターとエレピの演奏を通し、しっとりと『ガッチャ☆ゴセイジャー』を演奏。もちろん、彼の歌に誰もが熱いコールを返しながら気持ちを一つにしていた。アコースティックなスタイルとはいえ、とても熱を持った光景だ。高橋秀幸の声に合わせ、熱く声を返せば、最後はララララーララララーラーの大合唱が会場中を包み込んでいった。どんな表情やスタイルでも一つに溶け合い笑顔で寄り添いあえる。それが特撮やアニソンライブの魅力、それが高橋秀幸のライブ最高の楽しさだ。

次回の「たかぱす感謝祭-Birth 04-」は、4月に都内某所で開催を予定中。詳細は間もなく発表になるので、心待ちしていてください。

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<Text/長澤智典>

●オフィシャルサイト
http://www.globe-eb.com/artists_Takahashi.html
●高橋秀幸公式ブログ「Let’s Get たかHappy!」
http://takapath.exblog.jp
●公式ファンサイト「たかぱすファミリー!」
http://globe-eb.com/takahashi/
●web型番組「ヒデはフルスロットル!?」
http://globe-eb.com/takahashi/hide-full-throttle/