舞台は海外へ! 『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』初日舞台挨拶

By, 2015年1月12日



アニメが好評のうちに終了、待望の『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の初日舞台挨拶が2015年1月9日(金)、東京・新宿バルト9で行われた。。この日は花澤香菜(常守朱役)、関智一(狡噛慎也役)、野島健児(宜野座伸元役)、神谷浩史(ニコラス・ウォン役)、塩谷直義監督が登壇。上映前に見どころを語った。

―そもそも、本作はどういう作品なのでしょうか?

関智一さん(以下、関):人間の精神状態を機械で測り、犯罪を犯しそうな人は事前にセラピーで治すことができる「シビュラシステム」というシステムがあります。

花澤香菜さん(以下、花澤):今回の劇場版では、外国でそのシステムが使われたらどうなるのかが描かれていて、常守監視官が海外に視察に行く物語です。

―もし自分が『サイコパス』の世界に入り込んでしまったら?

花澤:やはり、どうしても朱の目線で観てしまいますね。「もしそんな社会になってしまったら自分はどのような行動をするだろう?」と考えてしまいます。自分の意志を持って行動できるのかどうか。

野島健児さん:なるべく家から出ずに、自分の犯罪係数がばれないように生きていると思います。家にいれば色相は濁らないと思いますので(笑)。

―本作の見どころを教えて下さい。

:本作に登場する狡噛は本物なのか、そっくりな別の人物なのか? というところから疑ってもらいたいです。朱とは目的が合致していることもあるので、クロスする部分はありつつ、今回はどのようにふたりが関わるのかが見どころだと思います。

―劇場版からの参加となる神谷さんは、作品をどのように観ていました?

神谷:自分はオーディションを受けた経験があるので、こんなに人気作になって悔しいと思っていましたが、今回劇場版に出演できてうれしいです。SFは難しい、ハードルが高いと思われる方がいると思いますが、皆さんが理解できるものを扱っているので、観て、それぞれに何かが残る作品になっていると思います。

―監督へお聞きします。制作の際に印象的なエピソードがあれば教えて下さい。

塩谷監督:年末に試写会があったのですが、その後にスタッフのほうから自主的に「ここをこう直したい」、という声をいただいたんです。スタッフの熱意が伝わってきてうれしかったですね。

最後は作品中に登場する武器「ドミネーター」を構えてマスコミ向けのフォトセッションが行われ、舞台挨拶は終了した。

公開情報など、詳細は公式サイトをチェックしよう。

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

●『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』公式サイト
http://psycho-pass.com/