5月30日(火)​リリースのドラマCD​「文豪シリーズ」最新​作よりキャストコメン​トが到着!!

By, 2013年5月20日



――まずは収録を終えての感想を教えてください。

小野大輔さん(志賀直哉役/以下、小野):今回、新キャラクター・志賀直哉役として参加させていただきました。実際に演じてみるまでは、『文豪シリーズ』というタイトルから「すごく敷居が高いな……」と思っていました。
もちろん台本を読んでいますから、コミカルな内容というのはわかっていましたが、近代に実在する人物、しかも「小説の神様」とまで呼ばれる文豪の名前を冠したキャラクターを演じるわけですから、どう演じようかなと思っていました。

でも収録がはじまって、芥川や太宰が絡むとドラマCDらしい掛け合いが始まって、とにかく楽しくやらせていただきました。「ふざけたら怒られるかな?」と思ったのですが、そんなことはなかったです! むしろ、かなりふざけながらやりました(笑)。

鳥海浩輔さん(芥川龍之介役/以下、鳥海):僕はシリーズ1作目に出演して以来だったので、約1年ぶりに芥川を演じました。「ちょっとリハビリが必要かな……?」と思いましたが、テストで一度やってみたらディレクターさんに何も言われなかったので、あぁこれでいいんだと(笑)。前は夏目漱石先生が居たので、こちらが悩みを聴いてもらったりする立場だったのですが、今回は芥川の方が太宰治に尊敬されていたりと、キャラクターの立ち位置がちょっと違うんです。なので最初は違和感がありましたが、収録が進むにつれて慣れて行って、すっと物語に入っていけたような気がします。相変わらずノリがよくて楽しい作品でした。

櫻井孝宏さん(太宰治役/以下、櫻井):初登場の志賀直哉に、芥川、太宰と、このシリーズのなかでも個性派な3人のバランスが絶妙でした。太宰は「芥川先生!」の1点張りでしたが、なんとか添い遂げました(笑)。

鳥海:添い遂げてたのか……(笑)。

――志賀直哉はシリーズ初登場のキャラクターなので、小野さんからどのようなキャラクターだったかと、どのような印象を受けたかをお聴かせください。

小野:飄々としている人です。あまり暗い部分がなくて、人付き合いが得意で、ちょっと内気なところのある2人の文豪とは一線を画す感じでした。いろいろな意味で行き過ぎていて、空気読めない感じまで達してましたけど(笑)。

また、動物をいっぱい飼っていたこと、なかでも熊を飼っていたということに驚きました。スタッフさんに事実なのか、何度も確認しましたから(笑)。志賀が熊を飼っていたのは事実だそうです。フィクションな部分も多々ありますが、史実もちゃんと入っているのでそこがおもしろかったですね。

――演じるうえで心がけたことはありますか?

小野:芥川が憧れる人で「小説の神様」と呼ばれている人、ということだったので、最初はもっと先生らしく演じようと思っていました。でも、イラストを見ていただければわかるように、彼が一番活発に活動していた頃の性格、容姿をモチーフにしているとスタッフさんにお聴きしたので、先生らしい部分よりも元気で明るい部分を全面にして演じました。

――鳥海さん、櫻井さんから見て志賀直哉はどのようなキャラクターに映りましたか?

鳥海:とにかくマイペースな人ですね。芥川が尊敬している人なので、志賀が何をやっても否定する側には回らなかったのですが、僕自身はめんどくさい人だなと思って志賀を見ていました(笑)。生身としては会いたくないです(笑)。

小野:言われてみるとめんどくさい人、という言葉が一番しっくりきますね。

櫻井:慌てるとか急ぐとか、そういう感覚が全くないイメージです。「書けなくて何が悪いの?」と言えてしまう人ですよね。そこがすごいなと(笑)。出来上がった作品がいいもの、という事実があるからこそ許されるんでしょうね。あと、自転車が印象的でした。靴もスリッパみたいですね。

小野:あ、本当だ! 今さらだけど、志賀だけ他のキャラクターとは格好がかなり違いますよね。なんでだろう?

鳥海:海軍っぽい制服着てるね。

――本物の志賀直哉が通っていた学校が学習院で、当時の制服が海軍の制服をモチーフにしたものだったそうです。

小野:そこから来てるんですね!

櫻井:学園を牛耳っている感じですよね?

鳥海:アニメに登場しそう(笑)。

櫻井:まぁここまでいろいろと言ってきましたが、小野君の演技がとにかくかっこよかったです。すばらしかったです。

鳥海:そうですね、さすがでした。

小野:本当ですか?

櫻井:最終的に小野君が白樺に見えてきました。

小野:僕が!? 志賀は白樺派だけに!! 光栄です!!

鳥海:(笑)。

――ちなみに志賀、太宰、芥川の3人のうち、もし友達にするなら誰がいいですか?

鳥海:消去法ですね(笑)。僕は芥川です。

櫻井:僕も。

小野:僕も芥川がいいです。

鳥海:だってこの3人のなかなら一番まともですもん。

櫻井:常識人ですし。

鳥海:そうそう。常識がきちんとあるし、あまりぐいぐい来ない人なので、こういうタイプの人を友達にしたいです。

小野:ふざけても何とかしてくれる感じが好きです。最後にまとめてくれるイメージがありますよね。

櫻井:結局、誰であっても付き合い方次第だと思うんです。三者三様、接し方を考えてうまくやれば、仲良くなれるかなと……。あ、やっぱり志賀や太宰とは知り合い程度でいいです。「そもそも友達になれるのか?」という疑問が……。

鳥海:太宰はすぐ「死にたい……」って言うし、志賀は距離感が近すぎる(笑)。

櫻井:芥川のすぐお腹が痛くなるところなんて、愛嬌があっていいですよね。

小野:他の2人は一緒にいてもホッとしないですね(笑)。

――作中で印象に残ったシーン、聴きどころをお教えください。

小野:猛獣カフェで熊が登場するシーンです。志賀のムツゴロウさん的な側面が垣間見えるので…。他の2人は動物が苦手というのも聴いていて楽しかったです。作品のフィクションなのか史実なのか、どっちなの!? みたいなエピソードが織り込まれているシーンがすごくおもしろかったです。

鳥海:個性派揃いの3人のバランスがおもしろいと思います。最初収録しているときに妙な違和感があって、「この3人のキャラクターは組み合わせ的に大丈夫なのかな?」と思っていたんです。でも途中からそんな不安がなくなりまして。この3人だからこその流れ、立ち位置における発言が聴きどころかなと思います。

櫻井:芥川先生がロデオマシーンでふっ飛ばされるところです。飛ばされっぷりがよかったですね(笑)。芥川龍之介がロデオマシーンに乗っている姿を想像するだけでおもしろいですよね。

――第2話「文豪、レジャー施設に行く」では、気分転換のため3人はレジャー施設に行きます。みなさんは気分転換のためにしていることはありますか?

小野:仏像を見に行くことです! 都内に結構あるんですよ。

櫻井:どこがオススメですか?

小野:おススメというか、最近見て印象的だったのが新宿二丁目のお寺に閻魔像があるんですが、そこにある奪衣婆の像です。奪衣婆というのは三途の川にいて、川の渡し賃を持ってこなかった死者の着物を脱がす鬼なんですけど、その像が超怖い! でかいし、表情もすごい迫力があるし。

櫻井:え~すごい興味わいた!!

鳥海:あのさ、それは仏像を見るために新宿二丁目に行くの? 二丁目に行ったついでに仏像を見るの?

小野:え?

櫻井:小野君、君は今、重要な岐路に立ってるよ?

小野:もちろん前者ですよ。 事務所に向かう最中にたまたま通りかかって、発見したんです。

鳥海・櫻井:よかったです。

小野:何を心配してるんですか!(笑) でも、ぜひ一度は見てほしいです。雰囲気が本当に怖いんですよ。閻魔様の像も大仏か! ってくらい大きいし、外にも大きな地蔵があるので見ごたえがあります。新宿という大都会の真ん中にそういう空間があるのはおもしろいですね。

鳥海:僕は特にないですね。つまらない男で申し訳ないです。仕事をしているときは仕事モードのテンションだし、終わったら終わったで勝手にスイッチが切り替わるみたいで、家に帰ると完全にオフになります。
もちろん、家でFAXコメントを書いたり、仕事の宿題をしているときは仕事モードになりますが、何かをしてオンオフを切り替えるということはないですね。

櫻井:僕は買い物と入浴、『どうぶつの森』……。あとはちょっと長い距離を歩くとか。気分転換や、息抜きの方法はいくつか用意してありますね。

――ちょっと長い距離を歩くというのはどれくらい歩くんですか?

櫻井:スタジオから次のスタジオまで歩いたりします。4〜5㎞ですかね。結構楽しいですよ。『歩く』って、一番身近で手軽にできる運動ですからね。

――ありがとうございます。では最後に、ドラマCDの発売を待つファンヘのメッセージをお願いします。

櫻井:志賀直哉先生が新キャラクターとして登場しています。3人の絶妙な配合を楽しんでください。自転車に乗るときは周りの人への気配りを忘れずに!

鳥海:今回、志賀大先生が参加したことで、ますますパワーアップした『文豪シリーズ』。志賀、太宰、芥川という3人によってこのような物語が完成しましたので、ぜひ楽しみながら聴いていただければと思います。
また、「この先、もっといろいろな組み合わせができるのではないかな?」と思わせる雰囲気もありました。自転車に乗るときはイヤホンやヘッドホンは外すように! 危ないからね。

小野:『文豪シリーズ』に触れる前はちょっと堅苦しいイメージがありましたが、このドラマCDを聴くと彼らの存在が身近に感じられると思います。3人のキャラが濃いですし(笑)。とにかく、何も考えずに楽しめます。
ドラマCDを聴いたあとには、キャラクターのモデルになった文豪たちについて調べてみたり、彼らが書いた作品を読んでみるとよりシリーズを楽しむことができると思います。そして、自転車に乗る時はライトをつけよう! あと……電動自転車は楽!! 以上です(笑)。

【CD概要】

ドラマCD『文豪シリーズ』「文豪の神様」
発売日:2013年5月30日(水)発売予定

品番:APLE-5004
定価:2,625円(税込)

【出演】
志賀直哉:志賀直哉:小野大輔
芥川龍之介:鳥海浩輔
太宰 治:櫻井孝宏 他

【収録内容】
おかしな文豪たちの日常を3つのストーリーでお届け!

トラック1.文豪、憧れの人
憧れの芥川龍之介との初面会のため、喫茶店に来た太宰 治。現れた芥川に対し、相手が引くほど舞い上がる太宰だったが、そこへ生前からの天敵、志賀直哉が登場し――!?

トラック2.文豪、レジャー施設に行く
スランプに悩む志賀の希望で、息抜きにとレジャー施設へやってきた一行。バッティングやロデオマシンなど、運動大好きな志賀が楽しむ一方で、インドア派の芥川と太宰は……?

トラック3.文豪、グルメツアー
芥川の味覚を養おうと、それぞれのお勧めの飲食店を紹介することになった一行。超高級料亭、猛獣カフェ、ケーキ屋……果たして芥川の口に合うものはあるのか!?

トラック4.キャストトーク

【キャラクター設定】


志賀直哉「そんなことより僕の自転車曲乗りを見ないか!?」
キャスト:小野大輔

“小説の神様”とまで称され、夏目漱石や芥川龍之介からも尊敬された文豪。明るく自然体、好き嫌いのはっきりした性格で交友関係が広い。一方で、スランプに陥ると途端に弱気になる。天国では、特技の自転車の曲乗りと動物好きを活かしてサーカスを結成することが夢。
代表作:『暗夜行路』、『小僧の神様』


芥川龍之介「開けるな!ストーカーかもしれないじゃないか!」
キャスト:鳥海浩輔

若くして夏目漱石に才能を見出された天才文豪で、夏目先生を敬愛している。整った顔立ちで女性にモテるが、天国では、生前にとある女性から追いかけ回されたことがトラウマで女性を敬遠ぎみ。真面目すぎる性格故に、些細なことでも深く考えて悩む癖がある。
代表作:『羅生門』、『蜘蛛の糸』


太宰治「死にたい……いや消えたい……」
キャスト:櫻井孝宏

苦悩多き小説家。言動も外見も陰があり、裕福な実家や愛人を頼って生活しているが、そこが母性本能をくすぐるらしく妙に女性にモテる。借金を踏み倒す、二言目には死にたがるなど、一般的に見れば社会不適合者であるが、繊細で打たれ弱くどこか憎めない人物。芥川に傾倒している。
代表作:『人間失格』、『走れメロス』

●「文豪シリーズ」公式サイト
http://www.apple-forest.com/bungou/
●APPLE FOREST公式サイト
http://www.apple-forest.com/