先日クライマックスを迎えた、アニメ『黒子のバスケ』のステージが9月22日(土)、「京都国際マンガ・アニメフェア2012」内で行われた。
トークショーの司会は麻生一宏プロデューサーが担当。京都を訪れた感想として小野賢章さんは「昨日はオフだったので、観光してきました。人力車に乗ってきたのですが、請求書を『小野……友樹で』とお願いしました」と友樹さんに渡す賢章さん(笑)。
ちなみに京都には、これまで二人とも修学旅行でしか来たことがない、とのこと。
ここで大原由子プロデューサーが登場。一緒に半年間のオンエアを振り返っていくことに。
「印象に残っているシーンは?」、という質問に、賢章さんは「黒子が火神を怒るシーンです。兄が見ていて『黒子カッコイイじゃん!』と言ってくれたので!」、
友樹さんは「黒子に殴られたシーンです。とても刺さりました。ちなみに好きなセリフは『勝てねェぐらいがちょうどいい』」です(笑)」とコメント。
アニメの内容で気になった点については、賢章さんは「海常VS桐皇戦が原作でもとても好きです。つい前のめりになってしまいます」
友樹さんは「秀徳との試合です。ラスト絶体絶命のときに、黒子と火神が力を合わせて緑間を止めるシーンがとてもかっこよかったです。」
大原Pは「青峰のバスケシーンの作画がすごかったので、海常VS桐皇で黄瀬が青峰をコピーしたらどうなってしまうのかと心配になりました(笑)」とコメントした。
ここからは映像を見ながらイベントを振り返っていく。
『ジャンプフェスタ2012』のイベント時の写真がスクリーンに映し出されると、自身の衣装について、「鈴村さんに当時『そのシャツジャケットばっかり着てるね』と突っ込まれていました(笑)」と友樹さん。
さらに今年2月に行われた『バン博・アニメ「黒子のバスケ」公開制作発表会』や、8月実施の『CD&Blu-ray・DVD発売記念 3番組連動公開録音イベント』の写真様子も映し出され、様々なエピソードが披露された。
そして同じく8月に行われた台湾でのイベントについては「公開アフレコで、1文字目で噛みました(笑)」(賢章さん)など思い出を語った。
ここで、賢章さんが、そのイベントで行った「ヨーヨー」を披露することに。ちなみにヨーヨーの色は黒子の水色、ひもの色は火神カラーの赤。見事な腕前を披露し、友樹さんと拳を突き合わせた。さらに上をいったのが友樹さん。ヨーヨーは大得意いうこということもあり、プロの腕前を披露してくれた。
続いて大原Pより10月26日発売のBD&DVD第4巻と11月22日発売の第5巻の見どころを紹介。映像特典の「黒子のバスケNG集」の映像も発売に先駆けて公開され、会場からは黄色い声が上がっていた。
最終回のアフレコの話では、「先生から直筆のイラストをいただいて、今では家宝になっています」「出番がほとんどなかったので、賢章くんは『主役なんだよね?』と確認されながら収録が進んでいました(笑)」(友樹さん)というエピソードなどを語っていた。
大原Pは「最終回なので予告はありませんが、エンドカードはありますので、最後まで見て欲しいと思います!」とコメント。
また、これまで数多くリリースされている、キャラクターソングについて「お気に入りは火神シングルのカップリング曲『道の途中』です。こんなかっこいい曲を自分が歌わせてもらえるなんて、嬉しかったですね。黒子と黄瀬のデュエット曲『タイムマシーンがなくたって』も好きです」(友樹さん)「自分(黒子)の曲はもちろんですが、最近は日向先輩の『話をしよう』がお気に入りです」(賢章さん)とのこと。
今後、誰とデュエットしたいか、と聞かれると「テツヤ2号!最初は黒子が歌って、2号はワンワン言ってるだけで、そのうち黒子もワンとか言い出す、みたいな」(賢章さん)「当然、ゲームで火神の兄貴分・氷室役を演じられた、憧れの谷山紀章さんと・・・でもきっと嬉しくて緊張してレコーディングできるかわからない」(友樹さん)とコメントした。
最後に二人から来場者に向けてメッセージが送られた。
「最終回を迎えますが、怒涛の半年間であっという間でした。応援のおかげで『黒バス』はここまで盛り上がりました。これからもまだまだ盛り上がっていくと思いますので、よろしくお願いします!」(賢章さん)
「皆さんと一緒に盛り上がれる機会があまりなかったので、とても楽しかったです。賢章のヨーヨーも日本初公開ですし! また、縁の下の力持ち的存在のプロデューサーと一緒にステージに立てたので嬉しかったですね。これからもよろしくお願いします!」(友樹さん)
<Text/ダンディ佐伯>
●『黒子のバスケ』アニメ公式サイト
http://www.kurobas.com/