6年ぶりの野外ライブはギミックがいっぱい!『NANA MIZUKI LIVE UNION 2012』QVCマリンフィールド公演レポート

By, 2012年9月26日



水樹奈々の2012年夏のライブツアー、その千秋楽の舞台は千葉・QVCマリンフィールド!
野外ステージということで、当日は天候が心配され、開演前には通り雨も降ったものの、奈々ちゃん、スタッフ、そしてファンの願いが通じたのか公演前には見事に晴れ渡った。そんな中で約36,000人のファンが詰め掛けた。


まずは挨拶代わりに盛大なウォーターキャノンでライブスタート! まだまだ残暑が厳しい9月の幕張、これから始まるアツい展ステージを予感させるような演出から「POP MASTER」「時空サファイア」と披露していった。
「METRO BAROQUE」「PARTY! PARTY!」といった最新曲から、自ら作詞作曲した「SUPER GENERATION」、会場全体がピンク色に染まった「DISCOTIQUE」など、聴き応えのあるナンバーがズラリ。最初から最後まで息をつかせぬステージが展開された。


 
「Syncrogazer」では、バックスクリーンからバックネット前まで、約100メートルの距離を高さ30メートルで移動する、という本人最長距離を移動する離れ業を披露。
そのまま船体が大きすぎて、今回の公演でしか使用できなかったという「ユニオンスター号」に乗って、スタンド席のファンに歌声を届けた。
MCでは嬉しいお知らせが。歌手デビュー12周年を迎える2012年、その12月12日にオリジナルアルバムを発売、さらに2013年1月19日、20日の2日間に渡り、自身2度目となる、フルオーケストラライブが開催されることも発表された。


アンコールでは、本ツアーの目玉企画である「ご当地ゆるキャラ」がもちろん本公演でも登場。この日来てくれたのは、千葉公演ということで「チーバくん」。一緒に「ONE」を手を左右に振りながら元気に歌唱した。


さらに「星空と月と花火の下」では浜辺から300発の打ち上げ花火が上がり、野外ならではの演出にファンも驚きと感動を隠せない様子。
ラストはウルトラオレンジの波が広がる中、もう一度「ユニオンスター号」に乗り込み「POWER GATE」を歌い上げ、ライブは終了。
バックバンドのCherry Boys・バックダンサーのteam YO-DAらライブを共に盛り上げたメンバーと一緒に、マイクを通さない恒例の「ありがとうございました!!!」の挨拶。すっかり夜の帳が下りた会場に、そのパワフルな声が響き渡った。

チーム水樹がチャーターしたという、カメラを積んだヘリコプターが上空を飛ぶなど、かつてない規模で行われた今回のライブ、奈々ちゃんの歌手活動の歴史にまた一つ新たな勲章が刻まれたのは間違いない。

<Text/ダンディ佐伯>

<セットリスト>
01.POP MASTER
02.時空サファイア
03.Love Brick
04.76th Star
05.SUPER GENERATION
06.METRO BAROQUE
07.Bring it on!
08.ROMANCERS’NEO
09.天空のカナリア
10.chronicle of sky
11.PARTY! PARTY!
12.DISCOTIQUE
13.絶刀・天羽々斬
14.Brand New Tops
15.Syncrogazer
16.NEXT ARCADIA
17.BRIGHT STREAM
18.Sacred Force
19.ETERNAL BLAZE
20.Justice to Believe
21.宝物

<アンコール>
01.FEARLESS HERO
02.ONE
03.星空と月と花火の下
04.POWER GATE

●水樹奈々 公式サイト
http://www.mizukinana.jp/