7月27日(金)~29日(日)開催された「AnimagiC 2012」Kalafinaのインタビューレポートが到着!!

By, 2012年8月24日




7月27日(金)~29日(日)にドイツのボンで最大規模の日本ポップカルチャーイベント「AnimagiC 2012」が行われた。当イベントにはKalafinaがゲスト・オブ・オナー(主賓)として招待され、ベートーベン・ホールでライブが行われた。

【「AnimagiC 2012」インタビュー】

―ライブを2 日間行なって、終えた感想をお願いします。

Wakana:初のドイツ、初のヨーロッパでしたが、迎えてくれたお客様はみんな熱く歓迎してくれて、とても嬉しかったです! 皆さんとても優しくて、サイン会でも日本語で『明日のライブも楽しみ!』と伝えてくれたり、街中でも『Kalafina 最高!』と声をかけてくれたりと、とてもフレンドリーに接してくださいました。
また、必ずドイツでのライブを実現したいです!

Keiko:初めて行ったヨーロッパ。初めての場所は毎回、興奮と緊張が交互にやってくるんですが、今回のドイツ・ボンも温かいお客様に助けられ2 日間のライブを無事に終える事ができました。
言葉が通じないながらも、どうにかして現地の皆さんとコミュニケーションをとりたくて、ライブ前にドイツ語のお勉強会もしました!!本当にいい想い出です。ドイツ語は発音は難しかったけれど、練習のかいもあって、お客様とMC でコミュニケーションをとれたのは嬉しかったです!
こうやって1つ1つが新しい事の発見だったり、勉強だったり、ドイツにライブしにこられて、本当に良かったです。人生の財産になりました。

Hikaru:Live を2 日間させて頂けたおかげで、本当にたくさんの方々と一緒に素敵な時間を過ごす事が出来ました!
「AnimagiC 2012」という素晴らしいイベントに呼んで頂けた事、そしてあの会場にたくさんの方々が足を運んで下さった事を幸せに思います。

―ライブ初日と2 日目の違いは?

Wakana:二日間とも、皆さんとても熱くなってくれて最高でした。個人的に感じたのは、初日の方は様子を見ながら徐々に盛り上がって下さり、2 日目の方は両日来てくれている方が多かったのか、頭から盛り上がって下さった印象です。とても貴重な経験をさせてもらいました。

Keiko:お客様のあたたかさは、両日とも同じようにあったかかったです。私自身は、初日は確実に緊張していましたが(笑)。そして、2 日目はMC のドイツ語が堂々と言えたのが少し嬉しかったです。

Hikaru:両日共に楽しい時間を過ごさせて頂きました。敢えて違いを言えば、アンコールの楽曲が違っていたので、最後の皆さんの笑顔は少しだけ違いがあったかもしれません。でも、どちらも素敵な表情で嬉しかったです。

―昨年のL.A.のお客さんとの違いは?

Wakana:L.A.の皆さんも、皆それぞれ思い思いの聴き方をしてくれていました。コスプレで来てくれている方や、手でハートを作って私たちにジェスチャーで投げ掛けてくれる子もいました。
でも各国ともに共通しているのは、皆私たちの歌を一緒に歌ってくれること。言葉も国も違うのに、同じものを通して分かり合えるんだと、いつも改めて感動します。でも聴き方は人それぞれ自由なので、どんな楽しみ方も、私たちは大歓迎です。

Keiko:L.A.は会場がスタンディングのライブハウス、今回はホールスタイル、これだけでもライブの雰囲気は違ったかなと思います。
でも、L.A.もヨーロッパも、人気な作品の曲は明確に分かるぐらいの、歓声を頂きました♪

Hikaru:音楽を楽しんでくれていたという事に違いはありませんが、L.A.の皆さんはほとんどの曲で体を使って大きくアクションをしながら聴いてくれる方が多く、ドイツの皆さんはバラードはしっとり、アッパーチューンではリズムを感じながら聴いて下さっている方が多く見られた気がします。

―MC の話題で気を付けた事は?

Wakana:通訳の方にお願いして、少しだけドイツ語を勉強しました。発音がとにかく難しくて…。だけど何度も繰り返して練習して、ゆっくり伝えました。
そんな私たちのつたない言葉にも、皆さんは笑顔で答えてくれたことがとても嬉しかったです。ボンの街並みのこと、気候のこと、ソーセージやビールのことを話しました。

Keiko:私たちが喋るドイツ語が通じるかどうかです。
勉強したとはいえ、ドイツ語特有の空気の使い方や、喉をならすというのは難しかったので、出来るだけ簡単な単語で文章を作りました!! でもドイツ語の勉強は楽しかったですよ!

Hikaru:海外でLive をさせて頂く時は、いつもその土地の言葉を少しだけ話す事にしていて、今回もドイツ語で少し話しました。
ドイツ語は発音が難しくて苦戦しましたが、会場に来て下さった方々が反応を返してくれるのを見て嬉しくなりました。

―日本でのライブとの違いは?

Wakana:ライブは、私たちはいつも同じだと思っています。もちろん海外でのMC や、環境の違いという点では相違はあると思います。
でも、音楽を楽しんでもらうということでは、私たちのパフォーマンスも、気持ちも、何も変わりません。いつも、Kalafina は最高のKalafina を見せるライブを目指しています。

Keiko:日本でのライブとの違いをいつも三人で話すんですが、「あえて日本と海外を意識しないでライブをしようねっ!!」て。
何処で歌ってもいつも通りのKalafina の音楽を届けたいって思っているんです。
ただMC は、その土地土地で色々考えています。来てくださった皆さんとコミュニケーションとりたいし、行った場所の話もしたいから。今回のMC では、ボンの素敵な所を伝えたり出来たので、私達も共有しているんだと再確認できて嬉しかったです。

Hikaru:日本でのLive も海外でのLive もKalafina の世界観を会場で魅せるという事は同じ……同じようにしたいと思っています。
なので、極端な違いはありませんが、その日その時に会場に足を運んで下さった皆さんとの空気感には少し違いがあります。それがLive ならではの楽しみのひとつでもあり、会場で会えた皆さんとの思い出になります。

<セットリスト>
01.満天
02.Magia
03.輝く空の静寂には
04.Lacrimosa
05.君が光に変えて行く
06.oblivious
07.Kyrie
08.音楽
09.to the beginning

<アンコール>
01.sprinter / 光の旋律

●イベント公式HP
http://www.animania.de/animagic2012.html
●Kalafinaオフィシャルサイト
http://www.kalafina.jp/