『仮面ライダーフォーゼ』本編にも登場! 仮面ライダーGIRLS 3rdシングル「咲いて」インタビュー

By, 2012年3月11日



仮面ライダーシリーズ40周年を記念して結成された、同シリーズ初(!?)のアイドルユニット・仮面ライダーGIRLSの3rdシングル「咲いて」が2012年3月14日(水)に発売される。現在放送中の『仮面ライダーフォーゼ』の挿入歌でもあり、学園生活における新しい出会いや旅立ちを歌ったこの曲。3月11日(日)放送の第26話で『仮面ライダーフォーゼ』本編への出演も果たした彼女たちに、今の思いを聞いてみた。

――3rdシングル「咲いて」への思いをお聞かせください。

吉住絵里加さん(以下、吉住):仮面ライダーGIRLSの曲で初めてのミディアムバラードということで、最初は「上手く伝えられるのかな?」という不安がありました。メンバーといろいろ相談もしながら、自分なりに試行錯誤をして表現させていただきましたので、是非聴いていただけたらなと思います!

遠藤三貴さん(以下、遠藤):私は新メンバーとしてフォーゼ担当で入ってきたのですが、このシングルは私にとって初めて形に残る作品だし、原点であり第一歩だと思うので、メッセージを意識して歌いました。

井坂仁美さん(以下、井坂):「咲いて」も、カップリングの「O.K Alright feat.everset」でも、私と名倉がラップをやらせていただいています。GIRLSでは初めてなので、ぜひそこに注目してもらいたいなと思います。

安田奈央さん(以下、安田):歌はもちろんなんですけれど、『仮面ライダーフォーゼ』の主人公の弦太朗君とマッチした新衣装と新しい髪形にも注目してほしいです。

名倉かおりさん(以下、名倉):3月発売ということもあって、旅立ちや出会いというテーマが表現された素敵な楽曲だと、曲をもらったときに思いました。
でも逆に、それをどれだけこの5人で歌って、聴いている方にまで伝えられるか、とても難しいなと思っていました。制作していくうちに私たち自身もステップアップできた曲でもあるので、この曲を聴いて皆さんにも勇気を持っていただけるような、そんなきっかけになる楽曲になったらうれしいなと思います。

――『仮面ライダーフォーゼ』の出演シーンで、撮影時のエピソードを教えてください。

吉住:私たちが「咲いて」を歌って踊るというシーンだったのですけれども、キャストの皆さんやスタッフの皆さんがノリノリで一緒に口ずさんでくれたのがうれしかったです。

遠藤:出演できてすごくうれしいのと、自分が担当している『仮面ライダーフォーゼ』だからというのですごく緊張していて、頑張らなきゃいけないなと思って撮影の日までずっと毎日ダンスの練習をやっていました。キャストの皆さんが口ずさんでくれたときに、風城美羽役の坂田梨香子さんが私に「いい曲だね」と言ってくれて、すごくうれしかったです。

井坂:私たちの役が軽音部ということで、ついに天ノ川学園の仲間に入れたかと思いました(笑)。弦太朗の友達の一員になれたかなと思うので、ぜひ「GIRLS=フォーゼの友達」と覚えてくれればと思います!

安田:今回、5人で3つのセリフをいただいたのですが、楽屋でオーディションをしてセリフを言う人が決まったんですね。私は一応、合格をいただいていたのですが、撮影当日までに変えるかもしれないということでもうヒヤヒヤでした。それがオンエアされるかどうかもわからなかったので(笑)、楽しみに待っていました。

名倉:ドラマの現場は初めてだったのでド緊張だったんですけど、最後にはニコニコしながら、楽しく撮影できました。テレビ本編に出させていただくというのはデビュー当初からの夢でもあって、まさか叶うというのは思ってもいなかったので、「認めてもらえた」と言ったら大袈裟かもしれないですけど、私たちにとって自信になりましたね。これからまた出られるように(笑)、もっと頑張っていかないといけないなと思います。

――また仮面ライダーシリーズに出られる機会があるとしたら、どんな役を演じてみたいですか?

吉住:あわよくばヒロインチックな役をやってみたいなと思います。それが叶わなかったら、主人公をサポートする仲間のひとりになりたいです。

遠藤:『MOVIE大戦MEGA MAX』に出ていた「仮面ライダーなでしこ」みたいに、私も変身したいです!

井坂:私も変身したいんですけれども、もしそれが叶わないのであれば、よく仮面ライダーに出てくるカフェとか喫茶店のマスターがやりたいですね。

安田:『仮面ライダーフォーゼ』のバガミールや『仮面ライダーキバ』のキバットみたいに、いつも主人公の近くにいる妖精をやりたいです。妖精の服を着て、変身ベルトを巻いて、妖精として変身したいです! また5人で出られたら、カラーも揃ってかわいいんじゃないかと(笑)。

名倉:私は『仮面ライダーキバ』に出てくる「真夜」というキャラクターになりたいなと思っています。もともとは敵として出てきて、女性が見ても惹かれるような強さや魔性な感じがあるところもかっこいいですし、最終的に「人間と共存する世界を作りたい」という正義に移行するのが、またとてもおいしい感じのキャラクターなので(笑)。

――この4月でメジャーデビューから1年になりますが、仮面ライダーGIRLSの活動で一番印象に残っていることは?

吉住:東映チャンネルで毎月やらせていただいていた仮面ライダーGIRLSの番組が一番印象に残っています。この番組があってみんなのキャラクターが立ったというか、みんなのことをもっと知ることができたので、この番組を見ていただければ一発でGIRLSのメンバーのことがわかると思います。DVDは3月21日発売なので、よろしくお願いします(笑)。

遠藤:新メンバーとして入ったときに、初めてGIRLSのメンバーと一緒に「Let’s Go RiderKick 2011」を練習で踊れて、「私もちゃんとメンバーになれたんだな」と実感したのが一番うれしかったことです。

井坂:「Let’s Go RiderKick 2011」の時は、ミュージックビデオでも「ライダー~」で手を合わせるところがバラバラだったんですね。「どれだけやっても揃わない! どうしよう?」となっていたんですけど、今はみっちゃん(遠藤)という新しいメンバーも入ったのに、何も言わなくてもきれいに揃っているので、GIRLSが1年間積み上げてきた経験の中で成長していっているのかなと思います。

安田:私が一番印象に残っているのはデビューシングルのミュージックビデオ撮影ですね。もともとアイドルになりたかったのでミュージックビデオを撮れるだけでも光栄だったんですけど、その中でショッカー戦闘員と戦ったんですよ。周りで「イー! イー!」と言っていたのが、とても印象に残っています(笑)。本当にびっくりしちゃった場面も入っているので、また見返してみてほしいです。

名倉:自分の中ですごく大きな経験が出来たなと思ったのは、1月10日・11日に東京国際フォーラムで開催された「40×35 感謝祭 Anniversary LIVE & SHOW」に出演させていただけたことです。
仮面ライダーの40周年とスーパー戦隊の35作品を記念した大きなイベントということで、本当に有名な先輩方が出演者に並んでいる中に仮面ライダーGIRLSの名前があるということがすごくありがたいことだなと思いましたし、先輩方やスタッフさん、ファンの方々の温かさを感じられたライブでもありました。
自分たちのステージが終わった後、エンディングでもう1回出なきゃいけないのに泣きながら楽屋に戻ったくらい、すごい経験をさせていただいたなと思います。

――皆さん自身、仮面ライダーシリーズにどんな思い出がありますか?

吉住:私は平成ライダーが大好きで『仮面ライダークウガ』からずっと見ていました。『仮面ライダー龍騎』に出てくる仮面ライダーナイトが私の初恋です(笑)。
その日から仮面ライダーは切っても切り離せない存在になりましたね。その上、こうして仮面ライダーGIRLSもやらせていただけて、本当に今幸せです!

遠藤:仮面ライダーは小学校3年生でバスケットを始めるまではずっと見ていて、今また見始めたんですけど、ちっちゃい頃に見ていた仮面ライダーも大好きだし、今見ている仮面ライダーも好きなので、年齢が変わってもずっと好きでいられる仮面ライダーってすごいなと思います。

井坂:私はお兄ちゃんと弟がいるんですけど、ちっちゃい頃は1号・2号とかV3のビデオを結構見ていた記憶があるんですよ。なので、私的には仮面ライダーといえばV3だったんですね。仮面ライダーGIRLSが結成されて『オーズ/OOO』を見始めたんですけど、「仮面ライダーはここまで進化したか!」と思って(笑)。変身フォームがいっぱいあることにびっくりして、それでまたハマっちゃいましたね。

安田:私は仮面ライダーって「かっこいい」というイメージがあったんですよ。でも、仮面ライダーGIRLSになってグッズとかをいろいろ見ていくうちに「かわいいな」と思ってきて、愛着が沸いてきました。今、携帯のストラップも仮面ライダーV3にしています。お店に行ってもお菓子が置いてあったりして、仮面ライダーって本当に愛されているんだなって、40周年の歴史はすごいなって実感しています。

名倉:私はほかのメンバーと違って、仮面ライダーGIRLSをやるまで仮面ライダーを正直見たことがなかったんです。それで最初は『仮面ライダーキバ』から見始めたんですけど、小さい子とか男の子向けという印象があるものだったので、こんなに複雑なストーリーがあることに驚きました。
19歳、20歳の女の子でもハマるくらいの素敵なドラマだと思いましたし、私たち仮面ライダーGIRLSとしても、みんなに今の仮面ライダーを見ていただきたいなと伝えていけるような活動ができたらいいなと思います。

<Text/日向 薫>

【CD概要】
咲いて
2012年3月14日(水)発売

【CD+DVD】
品番:AVCA-49536 
税込¥1,890
【CD】
品番:AVCA-49537 
税込¥1,260

【イベント情報】
・東京会場
<日時>
3月11日(日)12:00~
東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ
http://www.laqua.jp/

・大阪会場
<日時>
3月18日(日)14:00~
<場所>
千里セルシー 1Fセルシー広場
http://www.selcy.co.jp/

<内容>
ミニライブ&握手会(握手会は仮面ライダーGIRLS、仮面ライダーフォーゼ 参加予定)

※参加方法など、詳しくは公式サイトをチェック!

●仮面ライダーGIRLSオフィシャルサイト
http://kamenridergirls.jp/
●仮面ライダーGIRLSオフィシャルブログ「KRG GIRL’S talk」
http://ameblo.jp/kamenridergirls/