【１１／２０開催】Haruka Shimotsuki solo live Lv.4 ～シモツキンの逆襲～レポート

By, 2011年12月9日

Haruka Shimotsuki solo live Lv.4
～シモツキンの逆襲～
2011年11月20日（日）【神奈川】横浜BLITZ

「自身初めて」という全４公演の大規模で行われた霜月はるかのライブツアー、その追加・千秋楽公演が横浜BLITZで行われた。

水色を基調とした鮮やかなドレスに身を包んだ霜月さん。まずは今年2月に発売されたアルバム『星空アンサンブル』から「グラフティー」、そして「schwarzweiβ～霧の向こうに繋がる世界～」と、アップテンポのナンバーを続けて歌い上げ、会場のボルテージも一気に上昇！

「ファンの方、スタッフの皆さんを含め、様々な方のおかげでこの場所が作られています。その感謝を返すライブにしよう、という意味で『シモツキンの逆襲』という副題をつけさせていただきました」と霜月さん。

その後も伸びやかな歌声で「光の絆」、客席からの手拍子とともに「Hartes ciel, melenas walasye.」を披露していく。

ツアーを通して行われてきた『シモツキンがいっぱい』コーナーでは、PS2用ゲーム『イリスのアトリエ』主題歌「白夜幻想譚」をゲームの映像とともに披露。霜月さんにとってはおなじみとなった多重録音曲の元祖とも言える思い入れの深いナンバーをじっくりと歌い上げた。

ここで1人目のゲスト、kukuiとして霜月さんと一緒に活動しているmyuさんが、まるで絵本の世界のようなファンシーな映像とともに登場。「髪飾りと霜月さんの衣装を狙ってお揃いにしました」というmyuさんと霜月さんに大きな拍手が沸き起こった後、彼女たちのユニット結成のきっかけになったTVアニメ『ローゼンメイデン』EDテーマ「透明シェルター」のバンドアレンジバージョンを披露した。

「瑠璃の鳥」を歌い終えると霜月さんは一旦ステージを退場。スクリーンに『霜月はるかのFrost Moon Cafe+ 横浜BLITZ支店』の映像が流れ、横浜名物をおいしそうに食べる霜月さんの姿が映し出される。

そして番組テーマ曲「smile link」のイントロとともに『霜月はるかのFrost Moon Cafe+』が開始！　「Meister’s kitchen （マイスターズキッチン）」コーナーでは『花想少女～Lip-Aura～』で共に歌を担当した織田かおりさんが登場。「月灯りと糸車」に続き、主題歌「眠りの果ての蒼い花」をツインボーカルバージョンで披露した。

「今この場所でしか奏でられないハーモニーを奏でましょう！」という言葉とともに、アコーディオンを手に「導きのハーモニー」の弾き語りを披露。

アンコールでは織田さんとツインボーカルで「Impronta」を披露。その後myuさんがペンライトとシモツキン人形を持って再び登場。霜月さんが、活動初期からの創作仲間である日山尚さんに向けての感謝の手紙を読み上げると、「逆襲」とばかりにスタッフの中村氏から、霜月さんを支えるスタッフを代表して感謝のメッセージが送られた。さらに寄せ書き色紙を渡され、感無量の霜月さん。

温かい気持ちに満ちた「星空アンサンブル」からの、ラストのナンバーは「あしあとリズム」。出演者とギャラリーのファン全員による手拍子が響き渡る「あしあとリズム」で会場が一体となった。

また今回の公演では2012年6月に、約3年ぶりとなるオリジナルファンタジーコンサートの開催が発表された。現在もメディアミックスが展開されている『グリオットの眠り姫』をフィーチャーしたライブとなる予定だ。今後もシモツキンの活躍に目が離せない。

＜Text／ダンディ佐伯＞

＜セットリスト＞
01 グラフティー
02 schwarzweiβ　～霧の向こうに繋がる世界～
03 ツナギ蝶
04 光の絆
05 月の虚
06 HISTORIA
07 Hartes ciel, melenas walasye.
08 白夜幻想譚
09 護森人
10 瞬間シンパシー（ゲスト：myu(kukui)）
11 透明シェルター（ゲスト：myu(kukui)）
12 Silent Flame
13 瑠璃の鳥
14 smile link
15 月灯りと糸車（ゲスト：織田かおり）
16 眠りの果ての蒼い花（ゲスト：織田かおり）
17 消えない欠片
18 カザハネ
19 夜明けの旅へ
20 導きのハーモニー