明坂聡美とうえむらちかが出演、『ニコニコ生放送』(『ニコ生』で好評放送中の『あけちかの女子コン!』のイベントが2011年11月6日(日)、東京・国立にある一橋大学学園祭『一橋祭』で行われた。
公開生放送、という形で行われた今回のイベント。開始直後から「終わってみたらいつも『公開』ではなく『後悔』になっている」と苦笑する二人。果たして今回もそのような内容になってしまうのか?
まずは毎回違うテーマに沿ったお便りを募集するコーナー。現在のテーマは学園祭での公開放送ということで「学園祭・文化祭の思い出」。明坂は「中学は演劇部と生徒会をかけ持ちでやっていました。『自分たちで何かを仕掛ける、というのは楽しいな』と思いました」と思い出を語った。一方のうえむらは「文芸部と吹奏楽部に入っていたが、そういう達成感を感じる思い出はあまりなかったですね」とのこと(笑)。
と、ここでイベントスタート時から羽織っていた赤いマントのオープンタイム!「大学のミスコンに参加していそうな大学生」というテーマで選んだ衣装がお披露目された。そしてそのままキャンパスライフの妄想トークへ。噴水広場で男友達とテストの結果を話し合うシチュエーションを語ったり、「合コンで後から来る女が、大抵いいところを全部持って行く」などの「あるある」ネタで大盛り上がり(笑)。
どちらの衣装が良かったか? 会場とニコニコ動画視聴者の投票結果は……うえむらの勝利! 実はうえむらの服装は地元・広島で行われたミスコンで使用したガチの衣装だったことが判明。これには明坂も苦笑い(笑)。
続いては『アンケートーーク~あけちか素敵女子への道』コーナー。一橋生を対象に行われた「素敵だと思う女子の条件」を男子学生、女子学生それぞれでランキングベスト3にまとめたものを紹介。結果はご覧の通り。
<女子>
3.身だしなみ
2.料理ができる
1.気配りができる
<男子>
3.おしゃれ
2.髪
1.気配りができる/料理ができる
この結果を受けて「こんな条件が揃っている女子なんているわけない!」と憤慨する二人(笑)。そしてニコ生視聴者向けにアンケート「二人に当てはまっている部分は?」。
「1.おしゃれ」、「2.気配りができる」、「3.料理ができる」、「4.一発芸ができる」の4択。結果は……『4』が約90%を獲得(笑)。素敵女子への道は、まだまだ険しい……!?
続いては『あけちかアドリブ劇場』。「どこで」「誰が」「どんなことを言う」という3つのBOXから1つづつ選んでいき、そのシチュエーションをアドリブで演じる、というもの。
最初はうえむらから挑戦。「休み時間のトイレで」「性別を越えて好きになりかけている女の子に」「誰もが耳を覆いたくなるくらい甘い告白」。明坂への熱い告白を行ったうえむらだが、実際に絵にすると奇抜すぎるシチュエーションだということを明坂に指摘され、場内は大爆笑。
続いて明坂が挑戦。「放課後の教室で」「幼稚園から大学までずっと一緒の幼なじみに」……「すべらない話をする」という、前半の盛り上がりがいい意味で台無しの結果に(笑)。そして「すべらない話」を披露した後は、終始無言の明坂であった(笑)。
『あけちか常識クイズに挑戦』コーナーは、一橋大学にまつわる問題が3問出題され、正解数が2問以上正解でクリア、1問以下だと罰ゲーム、という企画。しかも2人揃って正解しないと正解と認められない。二人のチームワークが試されるクイズ。
最初の問題は「一橋大学では『ラクーンドッグ』という動物に出会うことがありますが、その動物とは?」。イベント前にたまたま学生の話を聞いていた、ということもあり、見事正解!
続いてのクイズは「国立(くにたち)の地名の由来は?」。こちらはニコ動のコメントを読むという裏ワザ(?)を使用し、見事正解……と思いきや、最後までしっかり書いていなかった、ということで不正解に。
運命の決まる最終問題は「一橋大学の校章を描け」。ヒントは出されたものの、さすがに難問ということであえなく撃沈。
罰ゲームは「会場の手拍子に乗せて創作ダンスを踊る」というもの。客席の軽快な手拍子に乗せて、二人は息がピッタリな(?)ダンスを披露してくれた。
最後は「文化祭・学園祭の思い出」にちなんだメールの紹介し、公開生放送は終了。
ここから先は学園祭のオリジナル企画、二人の考える『男子力』を講義してもらうコーナー。
まずは明坂から。「まずは『誠実』さが大事。誠実な人は自然とお金が貯まると思うんです。真面目な人は会社でもどんどん昇進していくと思うので。それと『筋力』です。買い物で重いカートを押したりして助かりますし、その姿はカッコイイですし。最後に『視力』。何でも見通せる力は大事です! 私を見失っても見つけてくれますし!」と力説。すかさずうえむらから「『筋力』じゃなくて『金力』が大事だった、ということを言いたかったの?」と突っ込みが入った(笑)。
対するうえむらは家で作ってきたフリップを持参するという張り切りよう。「私が考える男子力の持ち主は『亭主関白系男子』です。『巨●の星』の星一徹の得意技『ちゃぶ台返し』のイメージトレーニングを毎日30回やってください。実際にイメージできた人のみが男子力を持っている、と言えます」とこちらも持論を展開した。
ちなみに会場は明坂の講義を支持。番組内でのリベンジを見事に果たした明坂だった。
続いては会場に集まったファンからの質問コーナー。
「昔から続けていることはありますか?」という質問に対し、うえむらは「トランペットで大喜利番組『●点』のテーマ曲を一人で吹いてます」と告白し、明坂から「ちかちゃんは一人遊びが得意だね」と突っ込まれたり、「学生時代に戻りたいと思った瞬間は?」という質問に、明坂は「若者向けドラマを観た時」と回答。この時挙げたドラマのロケ地がたまたま一橋大学だった、ということを知り、二人は大興奮!「後でロケ場所を案内して下さい!」と息巻いていた(笑)。
最後は二人のサイン色紙が当たる抽選会が行われ、イベントは今度こそ幕を迎えた。
この後、無事に(?)イベントを終えたお二人にコメントをいただいた。
―本日のイベントの感想をお聞かせ下さい。
明坂聡美(以下、明坂):公開生放送は2回目だったのですが、皆さんのおかげで色々と助けられました。ただ、今回も火傷をしてしまったのが気がかりです(苦笑)。
うえむらちか(以下、うえむら):もう振り返れないよね(笑)。
明坂:帰ってタイムシフトで視聴しようと思っていたのですが、観るのを止めようかと思うくらい傷つきました(笑)。
うえむら:教室は、最初は急斜面になっている講堂みたいな場所をイメージしていたのですが、思っていたよりも皆さんとの距離が近く、身近で楽しめたので良かったです。
―『ニコ生』をご覧の皆さんのコメントも面白かったですね。
明坂:クイズで一橋大学の校章を答える問題で、「AA(アスキーアート)職人頼む!」というコメントに対して全く関係のないAAが流れてきたり(笑)。
うえむら:あれって『ニコ生』の面白いところだよね(笑)。
―お二人が大学生になっていたらどんな学部でどんな勉強をしてみたいですか?
明坂:音楽を学べる学部に入りたかったですね。ピアノをやっていたし、楽譜の譜面を読めることは読めるのですが、曲を思いついた時にうまく作ることができないんですよね。親のPHSに付いていた着メロ作曲機能のようなものを使ったり、ゲームで作ったりしているので、もう一度基礎から学んでちゃんと作れればいいな、と思います。
うえむら:自分は心理学を勉強したかったです。大学で勉強して、ちゃんと深いところまで追求したかったですね。
―番組は次回(2011年12月4日放送)で終了、ということですが、最終回に向けての意気込みをお願いします。
明坂:『あけちかの女子コン!』は女子力を上げる番組、というコンセプトがありますからね。
うえむら:「コレ女子力と関係あるの?」ということもやってきたし……。
明坂:中学生向けのファッション雑誌も読んできたし……。
うえむら:半年間やってきた成果を見せられるように頑張ります(笑)!
<Photo・Text/ダンディ佐伯>
●『あけちかの女子コン!』次回番組ページ
http://live.nicovideo.jp/gate/lv68896304
※視聴には『ニコニコ動画』アカウントが必要です。詳しくは『ニコニコ動画』サイトをご覧ください。
http://www.nicovideo.jp/
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