制服も常に濡れちゃう!?『魚介類(シーフードガール) 山岡マイコ』初日舞台挨拶レポート

By, 2011年10月23日



摩訶不思議な世界観で観客を魅了する“ゆるかわ”ファンタスティック・ムービー『魚介類(シーフードガール) 山岡マイコ』の初日舞台挨拶が2011年10月22日(土)、東京・シネ・リーブル池袋で行われた。
登壇者は山岡マイコ役の佐武宇綺、葱野鴨子役の高見こころ、山岡ユカカ役の松下美保、山岡コハル役の加藤沙耶香、そして梶野竜太郎監督。


撮影が始まったのは2年前。ということで、「2年前と今の自分はどこか変わったか?」という質問に、佐武は「どこも変わっていないと思います。(客席からの声に)……え、かわいくなった?ありがとうございます!」、高見は「アダルトさが増したんじゃないかと思います」、松下は「雰囲気がちょっと変わっていると思われるかも知れませんが、現場の楽しい雰囲気を感じていただければ嬉しいです」、加藤は「随分とむくんでいるな、と思いました。たまたまそんな日だったんじゃないかと思います(笑)」とそれぞれコメントした。

演じてみての感想を聞かれると「私は、実際の家族の中では長女なのですが、この現場では末っ子のような存在でした。高見さんには特に良くしていただいて。主役に決まった時は、まだまだ実際に演技の経験も乏しかったので、選んでいただいて嬉しかったです。どう演じればいいか分からず、プレッシャーを感じましたが、監督に『佐武のそのままを撮りたいとおっしゃっていただいたので、演じやすかったですし楽しい現場でした」。これを受けて監督は「佐武は普段から小魚っぽい雰囲気をだしていましたので」とコメントし、客席の笑いを誘った。


松下は「髪が長い役でしたので、水しぶきがたくさん飛んでしまいました(苦笑)」、加藤は「これまであまり披露する場がなかったのですが、今回の映画では元気な、エッチな雰囲気を出すことができました(笑)」と語った。

また作風柄、常に濡れている現場、ということで、「衣装の制服が濡れる心配があったのでは?」という質問に「青色の私の制服が一番透けにくかったみたいです。反面、灰色は目立ってしまっていました」(佐武)と現場の様子を語った。


この中で唯一の人間役である高見。「次回作があったとして、もし魚介類として登場するなら何がいい?」という質問に対して「悩みましたが、海の妖精と言われている『クリオネ』になりたいです。妖精役として濡れさせて下さい!」と監督にお願い(?)していた。

最後に、佐武が登壇者を代表し、集まったファンの方々に向けてメッセージが送られた。

「キャスト、スタッフ、監督が一つ一つのシーンに心を込めて作りました。登場人物それぞれに目標があり、強い思いを感じられると思います。奥が深い作品ですので、何回も観に来てください!」

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

<インフォメーション>
『魚介類(シーフードガール) 山岡マイコ』

2011年10月22日(土)より【東京】シネ・リーブル池袋にてモーニング&レイトショー

【ストーリー】
ある日、静かな海から制服に身を包んだ女のコが、砂浜に上がってきた。
彼女の名は、山岡マイコ(佐武宇綺)。
キュートなルックスで、ネコのぬいぐるみが手放せない、ちょっぴり天然キャラの彼女は、なんと女子高生の魚だった……!?

常に体を水で濡らしているマイペースのマイコと、彼女の第一発見者で心配性すぎる鴨子(高見こころ)。
奇妙な共同生活を始めた2人の前に現れるのは、淡い恋心が芽生えるナルシストのカリスマ美容師(岡本信彦)に、なんでも知ってるアヤしいカウンセラー(下村尊則)。
そして、マイコを調理したいと切に願う、世界の料理人たち。

彼女の身に絶体絶命のピンチが迫ったとき――
それは彼女が“出世魚”として覚醒する瞬間だった!?

●映画公式サイト
http://yamaokamaiko.com/

(C)2011山岡マイコ製作委員会

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