10/8より、シネマート六本木、ワーナー・マイカル・シネマズ大宮 他で公開決定した新作アクション映画『アサシン』(監督:小原 剛)。
公開に先駆け制作された『アサシン』メイキングDVDを、5名様にプレゼント!
「非情な暗殺者」と「一人の女子高生」との間に生まれる人間ドラマ。
命を懸けた友との熱い友情。その心の絆を、凄まじいガン・アクションと共に描く、ジャパニーズ・ノワール・アクションが誕生!
◆小原剛監督からのメッセージ
映画「アサシン」から日本映画界への思い。
本作品「アサシン」を製作するにあたり、ジャパニーズ・ノワールというジャンルで映画を企画する事が現在の日本映画界では大変厳しい事を実感した。近年邦画で商業的な成功例も無ければファン層も少ないからである。低予算での撮影を企画すればVシネマのやくざ映画を連想されてしまい、撮影実行までの可能性はかなり遠のいていく。またアクション映画とも違うので私の演出作品を慕ってくれているアクションファンとも一線を画するジャンルなのだ。
では、何故今、ノワール作品を残そうとしたのか?
近年では韓国映画界がノワールを上手に表現していると感じる。韓国の作品は人間同士の深い関わりあいを描き、その熱さと重さを映画全体で表現し、観客に訴えてくる。これは国民性の違いだろうか?いや、かつて日本にもこの様な時代は有った。昭和初期、モノクロの絵の中に宿る熱さ。
現在の日本の若者はクールで個性主義が格好良いとされている節がある。人同士のお互いの価値観ですら無関心でいる時代だ。私はそんな人間関係に警鐘を鳴らす。今こそ私は「絆」と言う言葉を元に友情や愛情をテーマにした熱い人間を表現すべきだと思ったのだ。今作品の登場人物である涼と岬は幼い頃から絆で結ばれ、語らなくてもお互いの価値観を見いだし互いに尊重しあえる仲であると言う二人の距離感。人間同士の「接点」をシンプルに表現した。熱き思いはあえて描かずとも漂ってくるものだ。
私にとってのノワール映画とは決して大げさで壮大なテーマを描くのでは無く、暗い闇社会の中で見つけた一つの小さな光に喜びをもたらせる事だと思っている。今後、日本の映画はハリウッド映画に近づけるのでは無く、互いの人間感情を意識したノワール作品に目を向けて欲しいと切実に願う。
出演:
馬場良馬、久保田悠来、岩田さゆり、渡辺奈緒子、波岡一喜、高野八誠、やべきょうすけ
柳 憂怜、渡 洋史、金井シゲル、紅井ユキヒデ、レイパー佐藤、吉岡毅志、永田 彬
高橋ジョージ、大友康平
原作:『アサシン』新堂冬樹 著(角川書店)
監督:小原 剛
脚本:久保田浩康、小原 剛
音楽:朝倉紀行
プロデューサー:大田安臣、三澤友貴、岩淵 規
主題歌:Sindy『ヒロイン』(テイチクエンタテインメント)
配給:ゴー・シネマ
公式サイト http://an-assassin.com/
(C)2011『アサシン』製作委員会
<プレゼント情報> 『アサシン』の劇場公開を記念して、メイキングDVD『ザ メイキング オブ アサシン』を5名様にプレゼント! 上記プレゼントは終了致しました。たくさんのご応募、ありがとうございました。 ※当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。 |