今年は東阪で開催! 『ANIMAX MUSIX 2014 YOKOHAMA』『ANIMAX MUSIX 2015 OSAKA』記者会見

By, 2014年7月4日



毎年多くのアニメミュージックアーティストが共演する『ANIMAX MUSIX』の記者会見が2014年7月1日(火)、都内で行われた。
当日は出演者の中からMay’n、KOTOKO、内田真礼、fripSide(南條愛乃、sat)、黒崎真音、上坂すみれ、DJ和が登壇。

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まずは薗田氏から『ANIMAX MUSIX』の概要が説明された。今回、例年の神奈川・横浜アリーナ公演(11月22日(土))に加えて、初めて大阪でも開催が決定! オリックス劇場で2015年2月28日(土)に開催される。
「『ANIMAX MUSIX』は今年で6年目を迎え、公演回数としては10公演目を迎えました。これもひとえに皆さんのおかげです。現在アニマックスは日本全国で約900万世帯の加入者がおりまして、『うちの近くでもライブを開催してほしい』と多くの声をいただいております。放送のみならず、全国の皆さんに体験してもらいたい、ということで今回は大阪公演も開催することになりました」と経緯を説明した。

続いて、出演者からライブへ向けての意気込みが語られた。
まずは東京(横浜アリーナ)公演に出演するアーティストから。

内田さんは「私は、横浜アリーナのような大きい会場で歌ったことがないので緊張すると思いますが、多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、素敵な時間を過ごしていただけるように頑張ります」。

KOTOKOさんは「私は今回で5回目の出演なのですが、客席を回ったり、毎回色々な挑戦をさせていただいておりますので、今回もみんなに『楽しいな』、と思ってもらえるようなパフォーマンスをしたいです」。

May’nさんは「私の中では、秋というと『ANIMAX MUSIX』という感じです。毎年参加させていただいているからこそ、新たなチャレンジができると思いますので、今回も頑張っていきたいです」とそれぞれコメントした。

ここからは大阪公演に出演するアーティストのコメント。
上坂さんは「大阪公演は来年ということもあり、まだ何をするかが分かっていないですが、とてもワクワクしています。また『アニマックス』は世界各地で放送されているということで、世界中の人に観ていただく機会だと思うととても嬉しいです」。

鈴木さんは「大阪出身なので、参加させていただけて嬉しいです。ここからまた『ANIMAX MUSIX』の新しい歴史が始まると思いますので、自分も少しでも力になれたらいいな、と思います」。

黒崎さんは「大阪は初めて旅行に行った場所で、現地の方にとてもよくしてもらった思い出があります。
来てくださる皆さんにとっても最初の公演は大事なものになると思いますので、『ANIMAX MUSIX』のカラーを大事にして、丁寧にパフォーマンスをして、皆さんに楽しんでいただけるように全力で頑張りたいです」。

fripSideの南條さんは「fripSideは昨年初めて出場させていただきました。トップバッターで、しかもシークレット出演ということもあったので仕方なかったのですが、やっぱり出演することを早く言いたかったです(苦笑)。皆さんと一緒に楽しみたいですし、精一杯盛り上がれるように頑張ります!」。

fripSideのsatさんは「昨年は台湾公演の出演だったので、スタッフさんたちと一緒に美味しい紹興酒を飲むことができました。今年も大阪で美味しいお酒が飲めるように頑張ります」とコメント。

DJ和さんは「いつもは開演前にDJをさせていただいているのですが、おかげさまで好評をいただきまして、今回DJナイトという形で参加させていただくことになりました。ちなみに私、常に法被を着ていますが、法被を着たDJは中々いないと思いますので、この衣装を定着させようと思っております(笑)」と場内を笑わせた。

ここからは薗田氏から出演者に向けての質問タイム。各アーティストにまつわるキーワードをもとに音楽のことのみならず、プライベートなことにも切り込んだ質問が送られた。
DJ和さんに対しては「DJナイト!」。「DJならば時間がない中でもできることもあると思います。ですので、そこを強めていきたいと思います」と語った。

上坂さんに対しては「大阪」。「大阪のイメージは?」という質問に「大阪と言えば……タクシーが速く飛んでいくところで、川に飛び込む人が多く、したたかな商人の街というイメージです(笑)。大阪に行った時はいつも美味しいものを食べるのですが、特にお好み焼きやたこ焼きなどの『粉もの』が美味しく、お酒に合いますので、ありがたくいただいています!」

鈴木さんに対しては「時をかけるこのみん」。以前コラボ企画で、奥華子さんの歌う映画『時をかける少女』の主題歌「ガーネット」を歌ったこともあった彼女。
「優勝が決まった瞬間から現在まで、どのように表現しますか?」という質問に、鈴木さんは「デビューして3年間で嬉しかったこともつらかったこともあります。とても濃密な時間を過ごさせていただきました。10月にグランプリを受賞し、翌11月には横浜アリーナで歌うことが決まっていましたので、1か月間は本当にドキドキしていました」とコメント。

黒崎さんに対しては「初」。歌手デビューしてから大型アニソンフェスに出たのが2010年の『ANIMAX MUSIX』が初、というところからこのキーワードとなった。
「大阪で何か『初』となることをしてもらえますか?」というお願いに、黒崎さんは「ライブでしか楽しめない部分はたくさんあると思うので、そこを引き出したいのですが、『ANIMAX MUSIX』といえばコラボとカバー曲だと思います。普段は黒い服で歌うことが多いのですが、ブリブリのアイドルソングなど、かわいい曲も歌ってみたいな、と思います」とコメントした。

fripSideさんは「1位」。「シングル『sister’s noise』がオリコンウイークリーチャート1位に輝いた、ということで、発表を聞いたときの感想を問われた南條さんは「とにかく『嘘じゃないんだ』と思いました。驚きが一番大きかったですが、ファンの方から『買いました、聴きました』という声をたくさん聞きまして。普段は無頓着なほうなのですが、デイリーが発表された後に「ここまで来たら最後まで突っ走ってくれ」という気持ちでいました」。

satさんは「fripSideとして10年以上活動してきましたが、1位を取れたことで関係者の方や周りの皆さんに一つ恩返しができたと思います。『これからも頑張ろう!』と決意しました」とそれぞれ語った。

内田さんへは「アニメミュージック」。アーティストとのコラボやカバー曲の企画がウリの『ANIMAX MUSIX』。しかし、ここでその点に触れてしまうとネタバレになってしまう、ということで、今回は「好きなアニメミュージックは?」という質問。
「家にゲーム機を使ってカラオケを導入したんです! 最近は『アナと雪の女王』主題歌の『レット・イット・ゴー』をよく歌っています。弟とデュエットしたりしています!」と私生活を語った。

KOTOKOさんへは「横浜アリーナ」。ズバリ「横浜アリーナのイメージは?」という質問に対し「お客さんとの距離が近く感じるホールなんです。自然とお客さんと一体感が持てるようなステージです。ファンの皆さんの顔もライブハウスと変わらないくらいの表情をされているのが分かります」とコメントした。

May’nさんへは「5年前!?」。収容人数1,500人の会場から出演している彼女。「最初(2009年)の公演を振り返ってください」という質問に対し、「第1回の公演には、サブタイトルに『LINK TO THE WORLD』とついていましたが、その頃は海外を意識したことがなかったんです。世界の皆さんにどのようにアニメミュージックが愛してもらえるのかわかりませんでした。全世界で放送されるイベントですので、世界に向けてのパフォーマンスをしていきたいと思っています」と力強く答えた。

ここからは、記者による質疑応答。

―今回もシークレットゲストなどのサプライズ企画はありますか?

薗田氏:『アニマックス』は、ファミリーや単身の方など、たくさんの層の方に観ていただいてますので、そういった方々にも刺さるような企画を今年も何か仕掛けていこうと思っています。

―アーティストの皆さんはどういうコラボをしてみたいですか? また、どんな曲を歌ってみたいですか?

KOTOKOさん:曲のジャンルは毎回バラバラなのでなんでもござれ、という感じです。普段あまりご一緒しないアーティストとやってみたいですね。

May’nさん:ファンの皆さんに、たくさんのリクエストをしていただきたいと思います。

黒崎さん:これまで女性アーティストさんとはコラボしたことがありますが、男性アーティストとはまだないので、ぜひコラボをしてみたいです。

南條さん:台湾でアコースティックカバーをさせてもらったのですが、私もsatさんも、別のユニットでも活動していますので、その曲をやってみたいです。また、アコースティックにもまた挑戦してみたいですね。

satさん:薗田さんの希望通りのことをやらせていただきます(笑)。

上坂さん:私はコラボをしたことがないので、どういうものなのか? 分かりませんが、懐かしいアニメミュージックが好きなので、ぜひ歌ってみたいです。

鈴木さん:私の曲は、大体もがいているか、走っているかなので(笑)、ものすごく●●な曲を歌ってみたいです!

内田さん:これまで他のアーティストさんとのコラボレーションはあまりしたことがないのでドキドキしますが、『ANIMAX MUSIX』はお祭りだと思いますので、カーニバルのような曲が歌えたら楽しいと思います!

DJ和さん:DJなのでコラボというのは難しいですが、『DJDJ Night』で何かができればぜひやってみたいですね。

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<Text・Photo/ダンディ佐伯>

【イベント概要】
『ANIMAX MUSIX DJ Night』
2014年9月20日(土)

【東京】都内某所

『ANIMAX MUSIX 2015』
2014年11月22日(土)

【神奈川】横浜アリーナ
 
『ANIMAX MUSIX 2015 OSAKA』
2015年2月28日(土)

【大阪】オリックス劇場

●ANIMAX MUSIX 公式サイト
http://musix.animax.co.jp/