現在文化放送「超!A&G+」で好評放送中の『和田昌之と金子有希のWADAX Radio』のイベントが1月19日(金)、東京・明神カフェで開催された。スペシャルゲストとして読売テレビの諏訪道彦プロデューサーが登壇し、おすすめの漫画作品を紹介した。
諏訪さんも文化放送「超!A&G+」にて『諏訪道彦のスワラジ』のパーソナリティを務めており、和田さんとはお互いの番組にゲスト出演し合うような仲。この日も「明神カフェ」の美味しい料理と出演者の名前を冠したコラボドリンクに舌鼓を打ちながら、和気あいあいとした雰囲気のなかでトークが弾んだ。
和田さんのおすすめ漫画は高田裕三先生の『3×3EYES』。明神カフェでもコラボ企画が開催された不朽の名作で、小さいころに隣に住んでいたお兄さんが読んでいたのを見たのが作品にはまった理由だそう。「世界中が舞台になっている、一大スペクタクル作品」と評した。
諏訪さんは現在発売中の漫画雑誌を持参。「単行本で読むのもいいですが、雑誌一冊一冊の構成に、編集者や編集長のメッセージが込められていて、そこを読み解くのも醍醐味です」と持論を展開。ほかにも、漫画雑誌を買うと、電車移動中に1駅ごとに1作品読む、というルーティンも持っているそう。
なお単行本に関しては、今は誰も住んでいない実家に3000冊もの蔵書があり、金子さんもその収集欲に共感していた。
そんな諏訪さんいちおしの作品は望月三起也先生の『ワイルド7』。「7人のうち、途中でメンバーが死んでしまうなどして入れ替わるなど、味のある作品です」と紹介した。
「目次ブラックジャック」は、諏訪さんが持参した雑誌を使ってトランプの「ブラックジャック」をアレンジしたゲームで遊ぶコーナー。
和田さんが進行役となり、箱の中から選ばれた「タイトルに入っている数字の数」や「巻頭漫画の作者による巻末コメントの文字数」などのお題に従い、数字が「21」に近かったほうが勝ちとなる。
「親」の諏訪さんに比べ、金子さんのほうが選べる冊数が多かったこともあり、結果は金子さんの全勝! 集まったファンのアシストも効いていた(笑)。
「帯コメント」コーナーは、事前に来場者から「自分のオススメ漫画に帯コメントをつけるならこう!」というものを募集、3人が気に入った作品を紹介する、というもの。
「僕が子どものころは こんな大人じゃなかった」(『赤ちゃんと僕』につけたいコメント)、「漢 漢 漢が 燃える」(『花の慶次』につけたいコメント)など、個性あふれる作品が紹介された。
イベントも後半戦。金子さんがオススメした作品は羅川真里茂先生の短編集『東京少年物語』。「そのなかに収録されている「がんばってや」という物語をぜひ読んでください!」と熱弁をふるっていた。
また、藤田和日郎先生の『画業20周年記念全集 藤田和日郎魂』は、このイベントのために購入したとのこと。大好きな作品である『からくりの君』のDVDが付属するということで、どうしても欲しかったそうだ。
イベント終盤では、当日が誕生日の金子さんにバースデーサプライズ! 特製のフルーツタルトケーキ、そしてアメリカ製の『マイティ・ソー』のロキの人形もふたりからプレゼントされ、大感激! 「心は新人なので、これからも頑張ります!」と抱負を語った。
最後は3人のサイン入りコースターが当たる抽せん会が行われ、大盛り上がりのイベントは幕を閉じた。
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
【番組概要】
『和田昌之と金子有希のWADAX Radio』
・文化放送超!A&G+にて毎週日曜日16:00~16:30放送中
・AG-ON Premium:翌週火曜日 正午更新
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