パワフルな少女を好演!『GAME Shakers(ゲームシェイカーズ)』 ベイブ役・花澤香菜 インタビュー

By, 2017年5月23日



これまで『iCarly(アイ・カーリー)』や『サム&キャット』など数々の人気海外ドラマを手掛けてきたダン・シュナイダーが制作総指揮を務める最新シリーズが2017年6月7日(水)よりEテレでスタート!
中学生のベイブとケンジーは、学校の宿題で『スカイホエール』というゲームアプリを作り、発売してみると人気No.1に。ふたりはクラスメートのハドソンを誘い、『ゲームシェイカーズ』というゲーム会社を立ち上げる。主人公・ベイブ役の声を担当する花澤香菜さんにお話をうかがいました!

―演じてみての感想をお願いします。

花澤香菜さん(以下、花澤):吹き替え自体は洋画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』以来で、海外ドラマの吹き替えは今回が初めてです日常会話のテンションが日本人と外国人では違いますので「今回も体力を使うんだろうな……」と思っていましたが、予想以上にエネルギッシュで、汗だくになっています(笑)。ベイブは悩みを抱え込まないタイプで、見ているだけで元気になります。

―ベイブたちは中学生ながら会社を立ち上げて、精力的に活動しています。

花澤:私は学生時代はどちらかというとぼーっとしていて(笑)、自分から活動するようなタイプではなかったので、彼女たちはすごく輝いて見えますね。

―花澤さん自身はゲームは好きですか?

花澤:プレイするのが苦手なので、人がやっているのを見ているほうが好きです(笑)。

―第1回放送直前に放送される『Rの法則』にゲスト出演されます。

花澤:『Rの法則』は主に10代の男女向けに作られている番組で、私が出演させていただいた回は『ゲームシェイカーズ』のお話だけでなく、「声優」という職業についてもフィーチャーした内容になっています。R’sという番組メンバーに向けて仕事についてお話したのですが、あれこれ説明しているうちに私が養成所に通っていたころを思い出しました。TOKIOの山口達也さんが作り出した番組の雰囲気が素晴らしかったですし、おかずクラブのふたりがアフレコに挑戦した企画では大笑いしてしまいました(笑)。

―釘宮理恵さん演じるケンジーと下野紘さん演じるハドソンについての印象は?

花澤:ケンジーはとても頭がきれる子なのですが、天然な部分もあって、その天然さが露出するときに、釘宮さんの演技が特に際立つと思いました。また、ハドソンは笑い方がかなり特徴的なのですが、下野さんの演技がはピッタリだと思いました(笑)。

―花澤さんとベイブの共通点はありますか?

花澤:ベイブは欲しい物を手に入れると調子に乗るのですが、私も家でおいしいパンを眺めているとき「どうやって食べてやろうか?」とニヤニヤしていることがあるので、その部分は似ているかもしれません(笑)。

―ベイブの印象に残ったセリフは?

花澤:彼女は人を丸め込むのが得意なので、「でしょ?でしょ?」とグイグイ押して、相手に逃げ場をなくしていくようなシーンが印象に残ってますね。

―ベイブのような元気な役を演じるための秘訣はありますか?

花澤:とにかく体力を消耗する現場なので、甘いものを食べて臨むようにしています。それと、アフレコ中もつい手振りが出てしまうので、衣擦れなどの音が出ないように気を付けています(笑)。

―花澤さんがゲームアプリ(ツール)を作るとしたら?

花澤:そうですね……某アプリをもじって『花澤カレンダー』みたいなアプリを作って、うちの事務所のかわいい女の子をたくさん紹介したいです(笑)。

―今後、海外ドラマに声で出演される際、どんな作品に出てみたいですか?

花澤:『アリー♥myラブ』みたいなラブコメディ作品に出演してみたいですね。私の声が大人のドラマの役にはまるかどうか分かりませんが……(笑)。

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

【番組概要】
『ゲームシェイカーズ』
2017年6月7日(水)午後7時25分より放送開始

●NHK『ゲームシェイカーズ』公式サイト
http://www4.nhk.or.jp/gameshakers/