夢は「●●と●●を足して２で割ったような声優アーティスト」！？メジャーデビューアルバムを発売する渡部優衣に迫る！

By, 2016年4月18日

声優の渡部優衣のメジャー・デビューが2016年3月27日（日）に、ファンを集めて放送した特別番組にて発表された。
自身の大好きなプロ野球球団・阪神タイガースの話を交えつつ、デビューに向けての意気込みもアツく語った彼女。番組ではさらに７月２３日（土）には東京・原宿アストロホールにて生バンドによる単独ライブを開催することも発表され、場内からは大きな拍手が沸き起こった。
放送後に行われたインタビューの模様をお届けしよう。

―改めて、デビューが決まった感想をお願いします。

渡部優衣さん（以下、渡部）：最初は何かのドッキリかと思いましたが（笑）、スタッフの方々も良くしてくださいましたし、ファンの方の前での発表でしたので、気が引き締まる思いです。

―メジャー・デビュー・アルバムの『FUN FAN VOX』のタイトルの由来は？

渡部：「FUN」（楽しい）と「FAN」（ファン）ということで、ファンのみなさんに楽しんでいただけるように。そして「VOX」は音楽の用語で「声やヴォーカル」という意味があるということで、たくさんの人たちに私の色々な声を届けたい、という思いが込められています。

―アルバムの聴きどころをお願いします。

渡部：リード曲の「Brightest Story」は疾走感があってとてもカッコイイ曲なのですが、作詞家の方に私の生い立ちを聞いて頂いて、「過去の私から未来の私へ」という形で詞を書いていただいたので、昔から応援してくださっているファンの方には特に染み入るような曲になっているのではないでしょうか？　ライブ映えするような曲だと思いますし、みんなで盛り上がりたいです！

―ほかにはどんな曲が入っていますか？

渡部：かわいい曲もあれば普段の私からは想像ができないような（笑）曲もあったりして。聴いていただいた方の背中を押してあげられるような曲もあり、元気をあげられると思います！

―今回は作詞にも挑戦されたそうですね。

渡部：はい、２曲作らせていただきました。１曲は発売日が夏に近いということで、夏らしい歌詞になっていて、ファンの方も一緒に歌えそうなノリノリのサマーソングになっています。
もう一方は、こちらとは正反対の内容になっていて、ソロ活動に対する恐怖心や孤独な気持ちを打ち破っていけるような詞にしました。最初に曲を聴いた時に「シリアスだな」と思いまして。そんなにシリアスにしないようにと思いつつも、書いているとどうしてもそっちの方向に進んでしまうんですよね（苦笑）。でも最後は一筋の光が見えるようなストーリーになっています。

―ジャケットについてお聞かせください。

渡部：「初回生産限定盤」は、夏らしさを感じさせる、私らしいカジュアルなイメージの衣装で、「横浜デート」をしているような雰囲気があるかな、と個人的に思います（笑）。「通常盤」は、海の家で接客をしているような……看板娘でしょうか？　横浜に対して、こっちは湘南で（笑）。ジャケットの中の写真を含めて、４種類の衣装を着ていますので、ご注目ください。

―１stソロライブは生バンドで行われるそうですが、意気込みをお願いします。

渡部：まず、ワンマンライブ自体が初めてですので、どんなステージになるのか今から期待と不安が入り混じっています。ライブハウスのステージにあがるのも久しぶりですので、みなさんにはぜひバンドによる生の音を楽しんでいただきたいですね。アルバムの曲をさらに魅力的に聴いていただけるように、しっかりと準備をして臨みたいです！

―ソロデビューを果たした渡部さんですが、どんなアーティストになりたいか、大好きな阪神タイガースの選手の名前で表現してください。

渡部：う～ん、難しいですね……（苦笑）。（しばし考え込み）トーマス・オマリー元選手と桧山進次郎元選手を足して２で割ったような歌手になりたいです。分かる人は分かってください（笑）。