ファンの皆様にゆる～っとしたお時間をご提供！『小見川千明のゆるっとふわっと』イベントレポート

By, 2014年1月15日

ニコニコ生放送で好評配信中の『小見川千明のゆるっとふわっと』。東京では初となる番組イベントが2014年1月12日（日）、東京・阿佐ヶ谷ロフトAで行われた。

開演後、客席後方から着物姿で登場した小見川さん。小説を片手に夏目漱石の『夢十夜』を朗読し、客席の目を釘付けにした。
イベントが始まると、さっそく特別メニューの『おみんチューハイ』をオーダー。乾杯の音頭をとり、ステージ近くのファンにグラスを当てて一緒に盛り上がった。なお、先ほど朗読した本をお客さんにプレゼントするサービスも！

一息入れたところで、まずは番組でもおなじみ、東京オリンピック開催記念、小見川さんが毎回色々なことに挑戦する『おみんピック』コーナー。この日は2つの競技に挑戦！
最初の競技は「クイズ小見川千明のいいところを聞きました」。事前に客席に募集した「小見川さんのいいところは？」というアンケートで、回答数の多かったトップ3を小見川さんが当てていく。
「お金にうるさいところ」「見ていてあぶない」など、果たしていいところなのか分からない（笑）答えをあげていく小見川さんに、会場からは笑い声が上がった。
中々正解を答えることができず、最後は「私は、今世紀最大の逸材である！」とシャウトしたが、残念ながら不正解（笑）。ちなみに3位は「フレンドリー」、2位は「ギャップ」、1位は「天然」でした。

2位の「ギャップ」しか当てることのできなかった小見川さんへの罰ゲームは「自分が考えた回答を改めて読み上げる」というもの。「大人数の前で失笑されるのはダメージが大きいです」と言いながら、開き直って読み上げていく。「今年は、自分が挙げていったような人になりたいです！」とうまく締めた小見川さんでした。

続いての競技は「みんなで一緒に書いてみよう」。
この場で出されるお題に対し、集まったファンの中から選ばれた2名にも実際に描いてもらい、彼女よりもうまく描けた人には彼女が作った「特製カクテル」が進呈される。

注目のお題は「世界地図を描き、マチュピチュの場所とどこにあるか国名を答えなさい」。
某番組で挨拶に使ったこともある、ということで「マチュピチュに関してはマスターしています！」と自信満々の小見川さん。
地図を描き、さらに「インカ帝国」と堂々と書き上げたが、スタッフから「現在の国名で答えてください！」と突っ込まれてしまう羽目に（笑）。結果は当然（？）リスナーの勝利！　小見川さんが直接まぜまぜする「特製カクテル」が贈られた。

続いて「ふつおた」コーナー。
「一日だけ男になれるとしたら何をしたいですか？」という質問に「『男の娘』になりたいです！　道端で声をかけられて『実は男なんです』と言ってみたいです（笑）」と回答。
「すべらない話をお聞かせください」というお願いには「今朝、ストッキングを履いていこうと思ったら、犬が柵から出てしまい、何回かやりとりをした上にストッキングが伝線してしまいました……」というエピソードを披露。場内は微妙な空気に包まれた（笑）。

小見川さんは衣装チェンジのため、ここで一時席を離れることに。その間、彼女自身が撮影した映像がスクリーンに映し出される。その名も、どこかで聴いたことのある「ちぃ散歩」。デトックスのため、横浜中華街に中国茶を飲みにやってきた小見川さんが、グルメ番組顔負けの（？）レポートを披露。しかし、小籠包や肉まんをたべたりして、結局お茶はほとんど飲まずじまい……。

最後はライブコーナー。金色のドレスに着替えた小見川さんと、ギター・ピアノを担当した早尻洋介さんが登場。
「塔の上のラプンツェル」主題歌「輝く未来」を挨拶代わりに披露。
12年に大阪で行ったイベントで朗読した宮沢賢治『シグナルとシグナレス』。その作品をイメージして早尻さんが作った曲で、番組EDテーマにも使われている「青い日（仮）」、そして「眠れぬ夜（仮）」を披露。最後に小沢健二のカバー曲「僕らが旅に出る理由」を手拍子の中で披露し、イベント本編は終了。
最後はファン一人ひとりに対して「ハイタッチお見送り会」が行われ、盛況のうちにイベントは終了した。

イベント後にコメントをいただいたので紹介しよう。

―本日のイベントの感想をお聞かせください。

小見川千明さん（以下、小見川）：いつもは一人でのんびりとしゃべっているので、こうして大勢の人の前で、皆さんの反応を見ながらのイベントは大変でしたが、とても温かい方々ばかりで、何とか無事に終えることができました！

―小見川さんが普段どう思われているかも、白日の下にさらされましたね（笑）。

小見川：自分ではしっかりしていると思っているのですが、天然と言われることが多くて。それが改めて浮き彫りになってしまいました……（苦笑）。

―最初に着物姿で客席後方から登場するのは、予想外でした。

小見川：最初はステージの上で朗読する、という案もあったのですが、やっぱり会場を広く使って皆さんの前に行きたいな、というのがあって、私のほうからプランを提案させていただきました。
逆に歌を歌う時は、海外のライブのようなイメージでやりたかったんです。力の入っていない感じがカッコいいな、って。
アコースティックコーナーもそうですし、『ゆるっとふわっと』っぽい感じが出たかな、と思います。

―ライブでは、前回のイベント以来、久々にオリジナル曲を披露されましたね。

小見川：今回のイベントの模様は、来てくださったファンの方に後日CDに収録した形で郵送されることになっています。生ならではのちょっとしたハプニングもありましたが（苦笑）、まだレコーディングをする予定があるか確定していないので、現時点ではここでしか聴けない貴重なCDになると思います。
いつかはちゃんとした形で音源化できるように頑張ります！

―最後に、皆さんへメッセージをお願いします。

小見川：普段学校やお仕事を頑張っている皆さんも、週に1回、この時間は肩の力を抜いて、寝そべりながら観ていただきたいですね。またイベントもやりたいと思っていますので、応援よろしくお願いします！