『月刊コミック アース・スター』で好評連載中、女子プロレスの世界を描いた『世界でいちばん強くなりたい!』が待望のアニメ化! 国民的アイドルグループのNo.1センターボーカル・萩原さくらがひょんなことから女子プロレスラーと試合をすることに!? メインキャストに話をおうかがいしてきました!
―演じたキャラクターの紹介をお願いします。
萩原さくら役・竹達彩奈さん(以下、竹達):さくらは、そこにいるだけで華があるような女の子ですが、一方で努力も怠らない頑張り屋さんです。
プロレスに関わることになってからは、ちょっと頑固な部分もあるのかなと思いつつ、何事にも一生懸命に取り組む子だなと思いました。
宮澤エレナ役・阿澄佳奈さん(以下、阿澄):エレナは、さくらと同じアイドルグループに所属していて、さくらの親友でありライバルでもあります。とても強気な部分がありますが、その未熟さゆえにトラブルを引き起こしてしまうこともあります。
豊田美咲役・鳴海杏子さん(以下、鳴海):美咲は、今でこそ女子プロレス団体「ベルセルク」のトップレスラーですが、アイドル出身で、試合でのワースト記録を持っている側面もあります。
さくらたちを優しく見守る影には試合を重ねてきてのものだと思いますので、そこを
うまく演じていきたいと思います。
風間璃緒役・戸松 遥さん(以下、戸松):璃緒はヒールレスラーで、プロレスに対する愛情は人一倍強いです。ただの「悪い人」にならないように気をつけて演じたいです。
―演じてみての感想をお聞かせください。
竹達:たくさん叫びました(笑)。プロレスに関する作品に出演するのは初めてでしたので、映像資料を見たらとても痛そうでした。さくらがこれからどんなプロレスラーになっていくのかすごく楽しみですし、その成長を一番近くで追っていきながら演じていけたら良いなと思います。
阿澄:さくらがプロレスの世界に足を踏み入れたところから始まるので、基本はやられっぱなしで、竹達さんの悲鳴を聞いて「やめてあげて!」と思わず思ってしまいました(笑)。他のキャラクターとともにどんな物語を紡いでいくのか、楽しみです。
鳴海:30分のアニメ作品に出演させていただくのも、バトルものも初めてですので、皆さんの演技を参考にさせていただきたいと思いながら演じています。試合中の臨場感をすごく感じる作品だと思います。
戸松:さくらに対してキツイ技をかけてしまい、個人的にはとても申し訳なく思っています(苦笑)。璃緒のプロレスに対する本気度合いを分かっていただけますと幸いです。
―第一話の見どころを教えて下さい。
竹達:今後プロレスラーとして活動していくことになりますので、アイドルグループ・「Sweet Diva(スウィート ディーバ)」で活躍する姿を是非観て欲しいですね。
阿澄:プロレスを題材にした作品ですので、試合の様子がかなり気合を入れて描かれています。ガヤ収録にも熱が入りました。是非楽しんでご覧ください。
鳴海:やはり、さくらがアイドルとして歌って踊っているシーンは、2話以降はなかなか観られないと思うので、そこは見どころですね。また、初めての試合なのに最後まで頑張り通すその気迫にもご注目ください。
戸松:試合のシーンです。客席からの「絞れ!」というガヤは「絞れ!絞れ!」と2回言わないと成立しないんだ、ということが分かりました(笑)。
―プロレスが題材ということで、他のアニメ作品と比べて何か特別な演技指導を受けましたか?
阿澄:叫ぶシーンが多く、テストでは控えめに当たりをつけるだけにして、本番で全力を出してくださいという指示がありました。
―OP・ED主題歌についてお聞かせください。
鳴海:私が歌わせていただいているOP主題歌「ビューティフル・ドリーマー」は、さくらちゃんの「自分の殻を破って強く進んでいくぞ」という気持ちのこもった、力強い、カッコいい曲になっています。
竹達:ED主題歌「Fan Fanfare!!!」は「Sweet Diva(スウィート ディーバ)」としてみんなで歌わせていただいたのですが、アイドルっぽいキラキラした曲になっています。本編をご覧になっていただいた後に癒されてください!
―皆さんがアフレコに臨む際にご覧になった映像資料から感じた、プロレスの魅力についてお聞かせください。
阿澄:カメラアングルも凝ってて、臨場感がすごかったです。「女子の戦いなのにこんなに熱いのか」と驚きました。
鳴海:実は私、昨年女子プロレス団体の取材をさせていただいたいて、実際に技もかけられました。身体が固いとうまく技がかからないんだ、ということを学びました(苦笑)。
戸松:レフェリーの、レスラーさんに対しての「ギブアップする!?」という叫び声が印象的でした(笑)。その言葉に対して必死で抗っているレスラーさんがいて、肉体的にはもちろん、精神的にも強くないとやれないんだということが分かりました。
―最後に、ファンの皆さんへ一言お願いします。
竹達:プロレスを扱ったアニメは今まであまりなかったと思いますので、プロレスのことをこれまであまり知らなかった方にも興味を持っていただきたいです。私も知らないことばかりですが、さくらと一緒に成長していきたいと思います。
阿澄:スタッフさんのプロレスに対する愛情をひしひしと1話のアフレコで感じました。キャラクターたちは、かわいくてセクシーで、そこからは想像もつかない、スポ根ものとしての面白さもある作品だと思います。
鳴海:かわいい女の子たちが頑張っている姿を、観客の気持ちになって、楽しんで観ていただけると思いますので、どうぞお楽しみに!
戸松:スタッフだけでなく、原作の先生の作品への情熱をとても強く感じています。プロレスを題材にした作品に関わることがあまりなく、私たちも挑戦することがたくさんありますし、本作をご覧になっていただいて、プロレスに興味を持っていただければ、と思います。
<Text/ダンディ佐伯>
●作品公式サイト
http://www.sekatsuyo.com/