※写真の左側に謎の靴が。卓(お兄ちゃん)役のものだろうか……?
『月刊コミックアライブ』で好評連載中、田舎を舞台に個性的な女の子たちがお送りする、まったりゆるゆるなストーリーが魅力の『のんのんびより』が10月TVアニメ放送開始メインキャストの4人にお話をお伺いしてきました!
―アニメ出演が決定した時の、率直な感想をお聞かせください。
宮内れんげ役・小岩井ことりさん(以下、小岩井):とても温かい作品と聞いていました。出演できることになってうれしいです。
一条 蛍役・村川梨衣さん(以下、村川):まったりとした空気感、世界観を感じました。ギャグパートもとても面白いです。
とてもやりたかった作品なので、出演が決まった時は「やったー!」と手放しで喜びました。
越谷夏海役・佐倉綾音さん(以下、佐倉):以前、私のラジオ番組で「おススメの本」として、リスナーさんに本作を紹介していただいたことがありまして、とても運命的なものを感じました。
越谷小鞠役・阿澄佳奈さん(以下、阿澄):田舎を舞台にした作品ということで、私自身も育ちは割りとのんびりとしたところだったので、そういう場所に帰れるような作品に出会えてうれしく思いました。
―演じる上で心がけていること、気をつけていることを教えて下さい。
小岩井:れんげはとても独創的なので、彼女の面白い部分を出せれば、と思っています。
村川:蛍は育ちがよく、発育もよく大人びていますが、小学5年生らしさも消えないように意識しています。
佐倉:夏海のフットワークの軽さがトラブルを起こしている要因? になっていると思いまが、彼女の引くところと押すところをうまく演じられればと思います。
しゃべり方も、田舎独特のテンポ感を意識しながら演じたいです。
阿澄:小鞠は4人の中では一番年上ですが、見た目が一番小さく見えます。内面的にはみんなのお姉さんであることを忘れずに演じていきたいです。
―舞台となっているような田舎に行けるとしたら、どんなことをしたいですか?
小岩井:釣りが趣味ですので、川で魚を釣って、塩焼きにして食べたいと思います!
村川:夜になると見渡す限りの星空が広がっていると思いますので、それをずっと見ていたいです。
佐倉:木造の平屋の校舎で、土地の広さを活かした鬼ごっこなどをして遊びたいです。
阿澄:田舎を満喫するためには、敢えて何もしたくないです(笑)。会話も忘れるくらいのんびりしたいです。
―本作の見どころをお願いします。
小岩井:リコーダーを吹くシーンがあり、それを使って「にゃんぱす!」という挨拶をするシーンがありますので、そこを注目していただきたいです!
村川:蛍は小鞠のことが大好きで、こまちゃんへの愛ゆえに普段では見られないような蛍の姿が見られると思いますので、注目してください。
佐倉:特報PVを見たときから、背景が忘れられなくて。「田舎を美化しない」ことが作品のテーマになっていて「描かなくてもいいんじゃない?」というところまで描き込んであるので、その雰囲気とキャラクターたちの融合部分に注目いただきたいです。
阿澄:小鞠がどのような子かは、第2話を見ていただければ分かると思います。その中で蛍の作る「こまちゃん人形」というものが出てきまして。私がアドリブで声をあてていますので、そのあたりも注目していただければと思います。
―アフレコ現場の雰囲気をお聞かせください。
小岩井:アフレコスタジオ内で、音響監督さんが学校のチャイムの音を実際に道具を使って録っていたんです。そういった「音へのこだわり」も感じていただきたいですね。
村川:とてもほんわかした空気の中で演じています。変に緊張し過ぎず、リラックスして臨める現場だと思います。
佐倉:キャストが少ないのでスタジオがゆったり広々しているのは、作品の世界観に通じているのかなと思います。
アフレコが終わった後は、癒された気持ちになりますね。
阿澄:メインキャラクターを演じる上では初めてご一緒する方々が多かったので、仲良くしてくれてうれしかったです(笑)。登場人物が少なく、ガヤも少ないのが本作の特徴ですね。
―最後に、ファンの皆さんに一言お願いします。
小岩井:温かく、癒される作品になっていますので、楽しみに待っていてください!
村川:時間がゆっくり進んでいく、まったりできるアニメになっています。ハイテクな現代が忘れてしまったような、懐かしい雰囲気を感じていただきたいです!
佐倉:独特の空気感が皆さんにハマれば、と思っています。田舎にお住まいの方は「ウチはここまで田舎じゃないな」など、色々と考えながら観ていただければ幸いです。
阿澄:原作の空気感そのままに、まったりと楽しめる作品になると思います。
部屋の中で横になって、リラックスして観ていただけると嬉しいです。
<Text/ダンディ佐伯>
●アニメ公式サイト
http://www.nonnontv.com/