sole; viola原作、赤城晴康・田中秀典原案のオリジナルアニメーション『幻影ヲ駆ケル太陽』が2013年7月より放送開始。
悪魔のタロット「ディアボロス・タロット」と自然の力を根源とする「エレメンタル・タロット」が支配する世界を舞台に、主人公の太陽あかりをはじめとする少女たちが織りなす戦いを描く。
主要キャストにお話をうかがってきた。
―ご自身の演じたキャラクターの紹介をお願いします。
太陽あかり役・門脇舞以さん(以下、門脇):あかりはその名の通り明るくて素直な女の子ですが、繊細で一生懸命さも持ち合わせています。
星川せいら役・喜多村英梨さん(以下、喜多村):せいらは表情が非常にクールでストイックな子です。
どうやら自分の中で理由を持って戦っているようです。
月詠るな役・徳井青空さん(以下、徳井):るなは大人しくておっとりしていて、すごく優しい女の子です。あかりのことを気にかけていて、いつも「あかりさん、あかりさん!」と慕っています。
その優しさの裏には何があるのか? 気になります。
白金ぎんか役・巽 悠衣子さん(以下、巽):ぎんかは関西弁が特徴の女の子です。たこ焼きとお金が大好きな、関西人を絵に描いたようなキャラクターで、まわりをフォローできる、元気いっぱいの心優しい子です。
エティア役・遠藤 綾さん(以下、遠藤):エティアは、見た目はふんわりとしていますが厳しい一面もあります。年齢は不詳です(笑)。
あかりの出生の秘密を知っていて、生徒たちにとってはタロットの使い方を教える教育係です。
アリエル役・井上喜久子さん(以下、井上):アリエルは、冷たくてクールな印象を受ける女性です。
エティアが校長先生ならば彼女は教頭先生のような存在で、彼女にまつわる謎が本作の中で解けるのか? 注目しています。
天道三姉妹役・種﨑敦美さん(以下、種﨑):彼女たちは研究者で、ダエモニア探索と健康管理を任されていて、いつきが切り込み隊長みたいな感じで勢いで動き、むつみがそれを補足するように動き、ななせがむつみの語尾を繰り返す、やまびこ的な存在です。とても賑やかで、現場では「変な三姉妹」と言われています(笑)。
―アフレコ現場の感想をお願いします。
門脇:毎回ゲストキャラクターが登場するのですが、私たちよりも大変な立場に置かれているキャラクターが多いので、それを見守っています(笑)。
悲劇も多く描かれている作品ですが、アフレコ現場はとてもふんわりしています。
徳井:アフレコはテンポよく進んでいく印象を受けますね。天道三姉妹はオアシス的な存在です(笑)。
喜多村:アフレコ前のテスト中は、まるで生コメンタリーのような雰囲気です(笑)。
門脇:それと、世界観の把握が難しいので、収録が始まる前に、毎回監督さんに質問タイムがあります。
―本作の見どころをお願いします。
門脇:皆さんの考えているよりも重い作品になっているのかも知れませんが、その中にある、各々のキャラクターの成長や愛情を感じ取ってください。
喜多村:せいらはあかりたちの優しさとの距離を測りかねているところがあって、あかりと対峙するシーンが毎回のようにあります。
これから彼女たちの持つ葛藤が描かれていくと思うので、そこにも注目してみてください。
徳井:キャラの絵は可愛いですが、色々とショッキングなシーンもあります。私自身、このようなテイストの作品は好きなので、皆さんもどんどんキャラクターたちにのめりこんでもらいたいです。
巽:完全オリジナル作品なので、毎回台本を読みながら衝撃を受けています。
丁寧に演じていきたいと思っておりますので、皆さんも楽しみにしていてください。
遠藤:オリジナル作品なので、先読みをせずに観て欲しいです。
井上:この作品に出てくる女の子たちはみんなかわいくて、目移りしてしまいます(笑)。セリフに感動することがあり、乗り越えなければならない試練もたくさん描かれているので、是非観てください。
種﨑:人間の葛藤、闇が描かれています。天道三姉妹は次回予告でも頑張っているので、こちらも是非注目してご覧ください。
彼女たちがオアシスになれるように頑張ります!
<Text/ダンディ佐伯>
●『幻影ヲ駆ケル太陽』公式サイト
http://www.geneitaiyo.com/