TVアニメ『ラブライブ!』の第13話&「μ’s New Year LoveLive! 2013」Part1上映イベントが2013年3月31日、新宿ピカデリーで開催された。
最速では3月31日、TOKYO MXで感動の最終回を迎えたTVアニメ『ラブライブ!』。今回のイベントはMXでの本放送よりほんのちょっと早く、銀河最速で上映。
出演者の高坂穂乃果役の新田恵海さん、小泉花陽役の久保ユリカさん、東條希役の楠田亜衣奈さんと一緒にその時を迎えようという内容だ。後半には4月24日に発売される『ラブライブ!』BD第2巻(初回限定版)に収録予定の「μ’s New Year LoveLive! 2013」Part1の映像も劇場の大スクリーンで見られるとあって、上映チケットはプラチナチケットとなった。
大歓声の中、キャスト3人と、音楽プロデューサーのランティス・木皿さんが司会として登場。
いつもとイメージの違うロングヘアのウィッグ姿の久保さんが「本日はラブライブ!THE MOVIE上映会にようこそいらっしゃいました!」とぶち上げてイベントはスタートした。『ラブライブ!』のWEBラジオから生まれた「誰か助けてー!(久保)」「ちょっと待っててー!(客席)」の恒例の掛け合いも今まで以上にきれいに決まり、ご機嫌の久保さんだ。上映中は控室で待機のメンバーが「(大スクリーンで見られるファンは)ずるいよね!」とうらやむ中、「μ’s、VTRスタート!」の声と共に最終話の上映が行われた。
上映が終わると、ランティス木皿さんは「12話の終わり方がああだったので、最後みんながまとまったのはほっとしますね」と安堵の表情。
メンバーからは、「START:DASH」を9人で歌えたうれしさや、最終回を迎えた実感の無さが語られ、楠田さんは「ここからがスタートだよね」と話していた。
後半戦は、「μ’s New Year LoveLive! 2013」Part1のライブ映像上映会。このライブの映像はアニメBDの第2巻・4巻・6巻(それぞれ初回限定版)に3分割で収録される。今回のイベントでは第2巻(初回限定版)収録のPart1を披露、1曲目の「Wonderful Rush」から10曲目の「Listen to my heart!!」までが上映された。
ライブ映像上映の時間はサイリウムOK、立ち上がってコールしてOKだったため、客席はライブ会場さながらの大盛り上がり! その様子をこっそり見ていたという楠田さんは「私たちはライブに出る側なので、自分たちが歌ってる姿を見て、盛り上がってる人たちを見るのは新鮮でした」と感激していた。
そしてイベントの最後には、「ラブライブ!Next Project 第1弾」として、スペシャルアニメPV付6thシングルの制作決定と、そのセンターポジションを決める第5回総選挙の開催決定が告知された。
6thシングル発売を受け久保さんは「5thよりさらに進化したμ’sをお見せできれば!」と意気込みを語っていた。
最後にマイクを持った新田さんが、「TVアニメは『ラブライブ!』の今までとこれからが詰まった全13話だったと思います。一区切りではありますが、『ラブライブ!』はまだまだ皆さんと一緒に夢を叶えていけるんじゃないかと思います! μ’sも、ラブライブ!というプロジェクトも夢の途中です。これからも皆さんと一緒にそれを形にしていけたらと思います!」と語り、イベントは幕となった。
<Text/中里キリ>
●作品公式サイト
http://www.lovelive-anime.jp/