今度のヤンデレは元カレと今カレの板挟み!「ヤンデレ天国BLACK~真誠学園芸能彼氏編~」インタビュー

By, 2013年3月22日



ヤンデレに特化したドラマCDとしておなじみの「ヤンデレ天国(ヘブン)」から、BLシリーズ最新作となる「ヤンデレ天国BLACK~真誠学園芸能彼氏編~」のリリースが2013年4月5日(金)に決定!
3作目となる今回は“復活愛”をテーマに、今カレと元カレとの過激な三角関係を描いている。出演は主人公の深谷光祥(ふかや みつゆき)役・逢坂良太さん、今カレの秋月叶汰(あきづき かなた)役・野島裕史さん、元カレの北折誉(きたおり ほまれ)役・樋口智透さん。
今回も収録を終えたばかりのキャストの皆さんにインタビューを決行。ディープなヤンデレの世界を語っていただきました!

●僕がお世話をしなきゃっていう状況にしたら、より自分のものに出来るのにって。(野島)

――作品のオファーがきたときの感想をお願いします。


逢坂さん(以下、逢坂):ここまでダークな作品に参加することになるとは、夢にも思っておらず。びっくりしながらも楽しんでやらせていただきました。

樋口さん(以下、樋口):びっくりしました。僕はヤンデレをいさめる人間だろうと思っていたら、MAXなヤンデレだったので。これは気合いを入れなきゃいけないなと思い、いつもの5倍台本チェックをしました。ヤンデレも勉強しました! 個人的に結構自信があります!

野島さん(以下、野島):正直言うとヤンデレの詳しい意味もよく知らなかったのですが、やります! という気持ちでした。とりあえず「ヤンデレ天国」と検索したらスゴくダークな雰囲気だったので、いい意味で深い、悪い意味では狂気的な、こんなディープな世界観があるんだとカルチャーショックでした。

――実際のアフレコの雰囲気はいかがでしたか?

野島:収録はとっても明るかったです。ここ(樋口さん)とは特に気心が知れているので。あとは2人ともとってもいい子なのでね。3人のバランスも良くてめちゃくちゃやりやすかったね。

樋口:明るいんだかうるさいんだか、いい現場でしたね。和気あいあいとして。

逢坂:でも、やるときはやっちゃった、みたいな感じで。

樋口:きちんと切り替わってたよね(笑)。

――ありがとうございます。次にそれぞれのキャラクター紹介をお願いします。


逢坂:あまり感情を表に出せない子ですが、それを気にして前向きに明るくしようと努力するところが好感が持てるキャラクターです。

樋口:キャラクター設定に“ワンコ系”って書いてあったんですけど、主人公に心酔しちゃう子だったので、普段は年上で兄貴分なのが病んでくると依存しちゃうんだなと。そこがうまく伝わっていればいいなと思います。

野島:(資料を読みながら)“過保護係今カレ”と書いてありますが、結局僕のヒントにはなりませんでした。

― 一同(笑)。

野島:読んでいく中でどんなキャラクターなのかなと深めていったのですが、とにかく神経質なタイプで、一つたがが外れてしまうといくところまでいっちゃうんだろうなと。設定を読めば読むほど僕と真逆な性格だったので、僕にない部分を持つ人物を演じられたのは面白かったです。

――印象に残ったシーンはありますか?

樋口:それぞれの最終シーンがすごく印象に残りました! それをそうしちゃうのかって、感じで(笑)!

逢坂:本当に最後です。いろいろアドバイスをもらい頑張って表現したので、そこは聴いてほしいですね。

樋口:今日で一皮も二皮もむけちゃったね。

逢坂:一瞬これ出せるのかなって思っちゃいました。

――このシリーズに出た皆さんはいつも「勉強になった」とおっしゃっています。

逢坂:たしかに引き出しは増えましたね(笑)!

樋口:5個くらい増えました(笑)!

野島:お2人も言ってましたが、やはり衝撃的なのは最後ですよね。でもそこまで読み進めていくとヤンデレの世界観がわかったので、お、何か優しいじゃんって思っちゃいましたね。もっと僕がお世話をしなきゃっていう状況にしたら、より自分のものに出来るのになぁって。

樋口:さすがだなぁ。

逢坂:野島さんヤンデレですね(笑)。

――では、皆さんが友達になるならどのキャラクターがいいですか?


野島:究極の選択ですね。

逢坂:ヤンデレ要素がなければ叶汰ですね。真面目というか、一緒にいて単純に楽しそうだなって。

樋口:稼ぐのは多分俺だぞ。

― 一同(笑)。

逢坂:誉は「わー」ってやるタイプなので疲れそうかなって。細かいところに気付いてくれそうなのは叶汰だと思います。

樋口:ヤンデレ症状が進行しなければどっちも嫌いではないですね。しいて言うなら、叶汰かな。計算高くいろいろやってるやつの方がいい距離を保てるかなと。万が一ヤンデレが発動しても逃げ切れるかなと思います。

野島さん:僕は誉ですね。

樋口:やったー!

野島さん:(2人の意見が)意外でしたよ。僕はわいわいがやがや好きなので、細かいことを言われると「そんなこと言わないでもっと楽しくやろうよー!」って思っちゃう。

樋口:ああ、確かに光祥は何だかちまちま言ってきそう(笑)。

逢坂:えええ、逆にスルーしそうじゃないですか? 黙ってポケーっとしてそうだと思いますけど。

野島:なるほど(笑)。でも僕は誉ですね!

――最後に作品を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

逢坂:このドラマCDを楽しんで聴いて貰いつつも、ヤンデレにはならないように注意してください。用法用量を正しく守ってお聴きいただければと思います。

樋口:手に取って聴いて、楽しんで貰いたい。今回はマジで身を削って作ったので、ダシのきいた作品になっています。味わえよ! ということで、これからもこの作品とヤンデレ天国BLACK
シリーズをよろしくお願いします。

野島:このシリーズを楽しみにしている皆さまに、ということは、この世界を好きだということですね。ヤンデレは僕の知らない世界でしたが、一歩皆さまに近づくことができました。新しいジャンルを知る機会を与えていただきありがとうございます。だけど、ヤンデレはファンタジーとして楽しむ世界観だから真似しちゃダメよ(笑)?

――ありがとうございました!

<Text/あみこ・Photo/ダンディ佐伯>

【CD概要】
BLドラマCD「ヤンデレ天国 BLACK~真誠学園芸能彼氏 編~」
2013年4月5日(金)予定

税込2,415円

イラスト:駒城ミチヲ
◇シナリオ:穂波

 
【登場人物】
【左】ヤンデレな今カレ
秋月叶汰(あきづき・かなた) CV:野島裕史

真誠学園高等部2年、光祥の1つ下の今カレ。
基本は光祥に甘いが、自分の考えを押し付ける傾向がある。
アイドルグループの一人としてデビューする予定。

【セリフ】
「ねぇ、誰が今の光祥をつくってあげたの? 
うん、俺だよね。そうだよね、よく分かってるね。……俺が居ないと駄目だろ?」

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【中央】主人公
深谷光祥(ふかや・みつゆき)CV:逢坂良太

本作の主人公。真誠学園南寮寮長。
現在は叶汰と恋人同士だが、過去に誉と付き合っていた。
大人しいが、好き嫌いはハッキリしている。

【セリフ】
「人を好きになるって、こんなに歯痒いとは思わなかった。
自分の気持ちなのに、どれが真実か分からない」

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【右】ヤンデレな元カレ
北折誉(きたおり・ほまれ) CV:樋口智透

真誠学園大学部1年 光祥の2つ上の元カレ。
人懐っこく自分に素直な性格で、光祥と別れていないと主張。
モデルデビューする予定。

【セリフ】
「――俺が悪、い? だから光はあいつの傍にいっちまった?
違うよな、光は俺の愛の深さを試しているだけなんだよな」

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【あらすじ】
南寮寮長の深谷光祥は、卒業と同時に、父親が経営している芸能事務所に就職する予定になっている。
そして、4月5日にアイドルとしてデビューする秋月叶汰とは、恋人同士。
叶汰との仲はそれなりに良好で、光祥は平和に最後の学生生活を送っていた。
しかし、事務所が企画したイースターイベントが差し迫る頃、光祥は新しいモデルを紹介される。
それは光祥の元カレ、北折誉だった。
しかも、誉はまだ光祥と別れてないと言い出して――

抑圧された欲望が溢れ出し、二人の男がヤンデレと化す……

●作品紹介ページ
http://www.hobirecords.com/yanderebl3/

【シリーズ概要】
「ヤンデレ天国BLACK~真誠学園男子寮編~」
<出演>主人公:姫野弓由(赤羽根健治)/ルームメイト:穂積渓(間島淳司)/管理人:名張雅人(平川大輔)

●作品紹介ページ
http://www.hobirecords.com/yanderebl/

「ヤンデレ天国BLACK~真誠学園家庭教師編~」
<出演>主人公:樋口りつ(神原大地)/生徒:中臣瀬名(下野紘)/保護者:中臣由浩(成田剣)

●作品紹介ページ
http://www.hobirecords.com/yanderebl2/

●ドラマCD「ヤンデレ天国」ポータルサイト  
http://www.hobirecords.com/yandere_all/