「セクシーすぎる声優」として知られるたかはし智秋が、写真集『SEXY SYMBOL』を2013年2月20日(水)に発売!
それに先駆けて、先行発売/サイン&握手会が2013年2月9日(土)福家書店・新宿サブナート店にて行われた。
いきなりマリリン・モンロー姿での登場に驚いたが、それがまた似合いまくっていることに驚き。しかもこの日はバレンタイン前ということで、手作りチョコ持参(抽選でプレゼント)で、詰めかけたファンとの会話を楽しんでいた。
写真集『SEXY SYMBOL』は、歴史に残るセクシーシングルであるマリリン・モンロー、リタ・ヘイワーズ、ボンドガールらにインスパイアされた新しいタッチのオマージュ写真集。
洋画の吹き替えなどの仕事が増え、“映画をもっと吹き替えで見てもらいたい”という思いから、声優界のセクシー番長として挑戦したというこの作品。
普通のグラビアっぽく見えるショットも、古い映画のワンシーンを表現していたりするので、写真を見て、古き良き映画を探して、見てみるのもいいかもしれない。
さて、そんな彼女が追求するセクシーを存分に盛り込んだ写真集には、限定ショップ特典として『Wristunder』が配布されるということで、その話を含め、写真集について語ってもらった。
―付録の『Wristunder』とはどういうものですか?
たかはし智秋さん(以下、たかはし):わたくしが開発した、世界初のセクシーグッズ。これは最高です! リストとアンダーを混ぜたネーミングで、リストはリストバンド、アンダーはTバックです。今履きたいところなんですけど、ちょっと映してもらえなくなっちゃうのでやめます(笑)。
下着のグッズを付ける提案をいただいたとき、セクシーすぎる声優なので、それはやぶさかではない。でも男の子は置いてけぼり? 男女兼用で画期的なおもしろグッズはないかと考えて、“たとえばTバックがリストバンドになるのはないか?”って言ったら、それをやりましょうって、これができてきました。
わたくしが開発したということで、特許もガッツリ取ってます。ですので、わたくしが行くところにWristunderが付いてくると思ってください!
―今回の撮影で、印象に残っているエピソードを教えてください。
たかはし:やはりマリリン・モンローの撮影が一番印象に残りました。夏に半月板を損傷し、その手術をしたので、夏にする予定だった撮影が遅れてしまったんです。それでマリリンは12月の極寒の中、朝の4時から5時の間に表参道で、しかも下から風を起こして撮りました。もう最高でした(笑)!
すごくスタッフのみなさんに支えられて、奇跡のような素敵なショットが撮れたので満足しています。
あとは、アン・マーグレットさんの『スインガー』という映画から取った(絵の具を塗りまくった)写真ですね。この映画は、みんなに“私はスターだ”と嘘をついて、仮面を塗って塗って、最後は破滅して終わってしまう、少しコメディ要素も入った映画なんですけど、私もよく“何でセクシーすぎるの?”とか、先輩方には“マイク前では真面目なのに、何で不真面目に見えるようなことをやるんだ”って言っていただいて。
それは嬉しいんですけど、こういう私も好きなんです。セクシー過ぎるって言われるのも好きだし、セクシーな洋服も好き、セクシーシンボルたちも大好き。憧れの気持ちを持って私服もそういう感じにしている。なので、『スインガー』という映画の画を通し、素の私がたくさんたくさん色を塗って、いっぱい飾っていく。そして最後は「エクスタシー!」みたいな。それを表現させていただいたのも印象的でしたね。
―飾ってあった“人拓”はその時のものですか? やってみていかがでしたか?
たかはし:撮影している時は、お芝居が入ってるんです。無名で目立たない人が、サブタイトルでもある“わたしを忘れないで……”という気持ちでいろいろ塗っていく。
そんな自分を誇らしく思っているみたいな気持ちが、撮影の中で湧いてきたので、その気持ちを表して最後いっぱい塗って“ダー!”みたいなのがあれなんです。そしてあの人拓は、そのときの気持ちがノッた人拓なので記念になりました。本当に二度とやらないというか、同じものは二度とできないと思うので(笑)。
―今後セクシーシンボルとして挑戦したいことは?
たかはし:セクシーさには、芸術になるセクシーさと男性向けのセクシーさがあると思うんですけど、私はどちらかと言うと、テーマに沿った、女性向けのものが好きなので、そういうものに挑戦していきたいです。
この作品で、テーマを決めたものが好きなんだと思ったので、テーマものはやってみたいです。テーマを決めた中でセクシーさを出すのが、声優でお芝居が大好きな私を活かせるんじゃないかとひらめいたので、次回もテーマを決めて、それを追求したセクシーさを表現していきたいなと思います。どんな形かはわからないですけど。
―最後に、「映画に出たい」という願望はありますか?
たかはし:マリリンには正直かないません。でもマリリン・モンローの映画は最近リメイクされていて、昔とは表現が違うので吹き替えも撮り直したりしてるんですね。
なので、マリリン・モンローの映画で、まだ新しく吹き替えてない場合は、ぜひわたくしに! この格好でアフレコやります! ディレクターさんお願いします!!
<Text・Photo/塚越淳一>
【書籍概要】
たかはし写真集 『SEXY SYMBOL』
2013年2月20日(水)発売
発売元:グライドメディア
3200円(税別)
書籍紹介ページ
http://glide-media.com/news/121227.html
●たかはし智秋 ホームページ
http://chiaking58.com/