もし天使と悪魔が会社員だったら……? という驚きの設定と美麗イラスト、豪華キャスト陣の共演で話題を呼んだドラマCD『天使×悪魔』シリーズ待望のセカンドシーズンが、いよいよスタート!!
天使と悪魔が敵対する会社のサラリーマンとして働きながら、人間界でのさまざまな出来事を通して意外にも交流を深めていくという驚きの設定と美麗イラスト、豪華キャスト陣の共演で大人気のドラマCD『天使×悪魔』シリーズ!
好評のファーストシーズンに続き、11月からはセカンドシーズンが展開中!! 第2巻では新キャラクターに加えて、なんと“神様”まで登場しています!
今回は12月26日(水)発売予定の「天使×悪魔 2ndシーズン ドラマCD 2」に出演の子安武人さん(ウリエル役)、平川大輔さん(ラファエル役)、森川智之さん(ガブリエル役)、古川登志夫さん(神役)にインタビュー! 収録の感想やキャラクターについて、たっぷりと語っていただきました♪
――まずは、収録を終えての感想をお願いします。
子安武人さん(ウリエル役/以下、子安):天使と悪魔が人間っぽいことをしている、というのが非常におもしろかったですね。あまり天使っぽくないんですよ(笑)。でも、イラストを見るとちゃんとした天使なので、そのギャップがおもしろいです。
あと、イラストがきれいでビックリしました。昨今見たイラストのなかでは、一番きれいだなぁと。とてもセンスのある方が描いているのかなと思います。デザインをするって絵を描くのとは別の能力なので、デザインセンスもあって、絵もうまくて感心してしまいました。
収録で大変だったのは、終始ていねいな言葉でしゃべることと、ウリエルの怒りの沸点が低いのでよく怒るところです。でも、ウリエルみたいな人は、はたから見ているとすごくおもしろいだろうなと思いました。構いたくなるというか、からかいたくなるというか。真面目すぎるせいもありますけど、身近に彼みたいな人がいたら僕もソロモンみたいにちょっかい出してみたくなってしまいますね(笑)。
平川大輔さん(ラファエル役/以下、平川):ラファエルは腹黒いところも毒もまったくない、いつもニコニコしているキャラクターという設定なので、本当は悪い顔をしながらどぎついことを言っているんじゃないの? と思うところも、ニコニコしながら収録にのぞみました。
ですが、僕がやるとつい腹黒いキャラクターになりがち(?)なので(笑)、それが表に出ないようにやるのがちょっと大変でした(笑)。
森川智之さん(ガブリエル役/以下、森川):ガブリエルとウリエルとラファエルの珍道中がとてもおもしろかったです。でも、ガブリエルは役を作りこむのが大変だったので、思い出しながら演じるのは苦労しました。ガブリエルはおネエ言葉を使いますが、おネエではないキャラクターなので難しかったです。
古川登志夫さん(神役/以下、古川):非常におもしろい作品だなと思います。14人もいるキャラクターがちゃんと色分けされていますし、何より会話が楽しいです。それぞれのセリフがしゃれていますし、エスプリに富んだやりとりがじつにおもしろい。僕個人としては、ぜひアニメ化してほしいなと思いました。キャラクターが際立っているので、彼らが動いたらおもしろい作品になるのではないかなと思います。
また、魅力的なキャラクターに達者な役者陣ばかりそろっているので、僕は一番の年長者でありながら緊張してしまいます。
――ご自身が演じたキャラクターはどのようなキャラクターでしたか? また、森川さんと古川さんはファーストシーズンからの参加ですので、今回の役どころについてお聴かせください。
子安:ウリエルは職務に忠実でまじめで、神のもとで神のために働いている天使です。人間のために、というよりも神がそれを望んでいるから行動を起こすのかなと思いました。
人間に対していいことを言っていますけど、じつはそれほど人間のことを思っていないんじゃないかなと(苦笑)。ウリエルは神を盲目的に崇拝していますから、自分の意にそぐわないことがあっても自分にいいように解釈して「神が望むなら…」と忠実にそれを遂行するタイプなんですよ。
そういえば、ウリエルは甘いものがあまり得意ではないみたいです。神が甘いもの好きなので、神のために甘いものが食べられるよう克服していくことでしょう。時間の問題です(笑)。
また今回、天使役を演じたのですが普段、悪魔側のキャラクターを演じることが多いのでお話をいただいて大変驚きました。いい経験をさせていただきました。
平川:おっとりしていて穏やかで、子どもがそのまま大きくなったような天使です。思ったことをストレートに言いますし。また、ものすごく純粋な天使なので本当に罪のない気持ちのまま、相手によかれと思って「召されます?」というのが口癖です。
森川:今回、ガブリエルはつっこみ兼まとめ役でした。今回の収録で何よりびっくりしたのは、彼がアイドル好きだったことです。まさか、僕がアイドル好きのキャラクターを演じているとは(笑)。
前回はその片鱗すらなかったんですけどね。僕はアイドルに夢中になったことがないので、これを機にアイドル好きになった方がいいのかなと思いました(笑)。
古川:今回、神とソロモンの2キャラクターをやりましたが、1つの作品のなかで対照的な2人のキャラクターを演じわけるというのは難しかったです。でも、演じる側としては難易度が高い方がおもしろいので、そういう意味では楽しく役作りできました。
神は非常に権威的で厳しい社長なので、こわもてのキャラクターなのではないかなと思いながら演じました。ソロモンはどこか力が抜けていてふわふわしていて、ちょっとお遊び気分なところがあるキャラクター。周囲の人との会話も遊んでいる気がしたので、そういう雰囲気の違いを出しながらやりました。
――今回、共演している他のキャラクターについての印象をお聞かせください。
子安:どのキャラクターもカッコいいですし、性格もクールだったり優しかったり、ひねくれていたりとさまざまなタイプがそろっているのではないかなと思います。僕は、森川がおネエキャラをやっていることに大変興味があります。彼はそういうのが好きだと思うので、どんどんやらせてあげてほしいですね(笑)。
あと、ウリエルはソロモンとは仲良くないのでソロモンのことが気になります。ソロモンのことが嫌いという設定なので心底嫌いという感じに演じましたが、本当に嫌いな人とは普通、話したくないじゃないですか。
でも、なんだかんだ話していますし嫌いなことをわざわざ口に出して言うというのはどの辺の嫌いに分類されるのかなと。根底はそんなに嫌いじゃないのかなって思いました。
平川:ウリエルは天使としての職務をまっとうするにふさわしい天使かなと思います。天使のエリートって、ウリエルみたいな天使のことなんだろうなと思います。ちょっと固すぎな気がしますけど、かわいいところもありますしね。ギャップ好きな方にはたまらないでしょう。
ガブリエルはイラストだけ見ると女の人ですけど、そこに森川さんをキャスティングするというチョイスがすばらしいですね。「このキャラクターは森川さんが演じています」と言われると「あぁ、わかるわかる!」って思ってしまうんですよね(笑)。
ガブリエルは女性らしいところもありますけど、男らしい部分もちらりと見せていますので、その絶妙なバランスが魅力的なキャラクターだと思います。
ソロモンは、その時々が楽しければいいんじゃない? という刹那主義的な悪魔なのかなと思いました。神はHLSの社長ですが、社長というよりも部長とか課長とか、『もう少し近い』そういうイメージでしたね。目線を部下たちのところまでさげてくれていて、実際は社長なのにそれをあまり感じさせない配慮ができる方なのかなと思います。
この作品には14人もの天使や悪魔がいますが共演していないキャラクターも多いので、いつか全員集合! みたいなCDができるといいなと思います。
森川:意外にもソロモンが使えないポジションだったなぁと思いました(笑)。あと、ウリエルは堅物なのにかわいいものが好きで、そのギャップがかわいいなと思います。
古川:どのキャラクターもすてきですし、何よりもキャスティングがおもしろいですね。コメディタッチの作品はキャスティングが非常に重要だと思うのですが、この作品にはなかなか達者な方々が出演されているので、今回もおもしろく仕上がっていると思います。
――作中で印象に残ったシーンやセリフ、聴きどころを教えてください。
子安:「神推し」のところです。これはすごい発想ですよ(笑)。シナリオを読んだときに笑ってしまいました。芸人のアンジャッシュさんのコントみたいで、すごくおもしろかったです。秀逸でした。
平川:「召されます?」ですね。ラファエルにとって「召されること」は幸福このうえないことなので、幸せになるために「召されます?」というセリフを相手に語りかけていますが、言われた側は驚きますよね(笑)。でも、ラファエルだからこそ許されるセリフというか、じつに彼らしいセリフだと思います。
森川:全部が印象に残っています。ガブリエルたちの行く先々におもしろい人間がいて笑えましたし、この脚本は中央線・総武線沿線をイメージして書かれたのかな? と思うくらいリアルに想像させられるところがおもしろかったです(笑)。
古川:天界と悪魔界の対比や勧善懲悪の戦いといった激しさはなく、会社の業績を上げるか上げないかという戦いがあるのがおもしろかったですね。
左遷させることを「堕天させる」なんて言葉に置き換えているところがしゃれていますし。全体的に「口撃」しているところが非常におもしろいです。
――最後に、CDの発売を待っているファンヘのメッセージをお願いします。
子安:セカンドシーズンから聴いていただいたあとは、ぜひファーストシーズンに戻って全巻を最初から最後まで聴いていただけるとうれしいです。ぜひウリエル推しでお願いします(笑)。各キャラクターのファン層ができているなか、途中から参加させていただいていますが、ウリエルもかわいい子です。2番目に好きなキャラクターでいいので、ぜひ応援をお願いします(笑)。
平川:セカンドシーズンの第2巻目ということで、大変人気のあるシリーズに出演することができて非常にうれしく思っています。ドタバタだけど、聴いていると思わずくすっと笑ってしまうようなストーリーです。それはそれは濃いキャラクターたちがさまざまな物語を展開していますので、ぜひ聴いていただいて、頭をからっぽにしていただけるとうれしいです。
森川:僕は2回目の出演になりますが、これでガブリエルというキャラクターの輪郭がはっきりと出てきたかなと思います。彼のおもしろい部分が前回以上に強く出ていますので、全国のガブリエルファンの方に楽しんでもらえるはずです。3人の珍道中はとにかくおもしろいですし、みなさんが期待している通りの展開になっていますので楽しんでください。
古川:14人もキャラクターがいますから、この先もどんどん話が広がっていくような気がしています。今回の巻はもちろんファーストシーズンから全巻通して、聴いてほしいなと思います。巻ごとに出演者も変わりますし、お話の雰囲気も違うでしょうから。ぜひお楽しみください。
【CD概要】
「天使×悪魔 2ndシーズン ドラマCD2」
2012年12月26日(水)発売予定
2,625円(税込)
<キャスト>
ウリエル:子安武人
ラファエル:平川大輔
ガブリエル:森川智之
神/ソロモン:古川登志夫
発売元・販売元:フロンティアワークス
【ドラマCD「天使×悪魔」2ndシーズン第1巻~第3巻連動購入応募特典】
ドラマCD「天使×悪魔」2ndシーズン第1巻~第3巻に登場する天使と悪魔による『スペシャルドラマCD』!
出演予定キャスト:遊佐浩二、下野紘、皆川純子、鳥海浩輔、子安武人、平川大輔、森川智之、櫻井孝宏、置鮎龍太郎、中井和哉
<収録内容>
スペシャルドラマCD:「天使×悪魔」もしも地上で出会ったら…(ミニドラマ集)
<応募方法>
ドラマCD「天使×悪魔」2ndシーズン第1巻・第2巻・第3巻の帯に付属される応募券を、指定の宛先(応募受付宛)にお送り頂く応募形式となります。
※特典の送料、手数料はお客様のご負担となります。予めご了承下さい。
<連動購入キャンペーン期間>
応募締切:2013年3月29日予定(消印有効)
特典発送:2013年4月末より発送予定
■ドラマCD「天使×悪魔」2ndシーズン
<2ndシーズン ドラマCD1>
好評発売中
【キャスト(敬称略)】
アズラエル:遊佐浩二
サンダルフォン:下野 紘
ベルフェゴール:皆川純子
ミカエル:鳥海浩輔
他
<2ndシーズン ドラマCD3>
発売日:2013年1月23日(水)発売予定
【キャスト(敬称略)】
ベリアル : 櫻井孝宏
ベルゼブブ:置鮎龍太郎
ルシフェル:中井和哉
他
定価:各2,625円
発売元・販売元:フロンティアワークス
●『天使×悪魔』シリーズ公式サイト
http://www.fwinc.co.jp/ten-aku/
●『天使×悪魔』シリーズ公式サイト
http://twitter.com/ten_aku_FW