ファン1000人が集まったライブでは、8月に発売した新曲『LIVE ON!』を始め、ロックバンド、元レベッカの土橋安騎夫が作曲し、南里が作詞し、今回のライブで初披露した新曲『snow wind』や尾澤拓実が作曲した『STELLAR』(『流れ星レンズ』スペシャルコラボソング)など、アンコールを含め2時間45分で20曲を歌った。
音楽プロデューサー梶浦由記のソロ・プロジェクト『FictionJunction』のボーカル・YUUKAとしても活動していただけあり、梶浦が認めた歌唱力でロック調から、JAZZ、スローな曲などバリエーション豊かな曲でファンを魅了した。
水色のスパンコールがキラキラと輝くノースリーブのトップスに、薄い水色のスカートで登場した南里。Overtureからライブのタイトルにもなっているアッパーな『LIVE ON!』 でスタート。
入場しながら、マイクを会場のファンに向け、「イエーイ」と、盛り上げる南里。それに呼応するように、サイリウムが振られ、タテノリで応じるファン。それに負けじと、間奏になると、体をクルッと一回転させ、拳を突き上げて縦振りするなど、ファンと南里で盛り上げていく。
後半には、TVアニメ『セイクリットセブン』のEDテーマであった『輝跡-kiseki-』では、会場をオレンジ一色のサイリウムに染めた。
直後のMCで南里は、「みんなーすっごいオレンジが綺麗だったよー。どうもありがとう。夢みたいだなって思っちゃうぐらい綺麗だった。みんなで何かをやってみたいなと思って、5分間だけ、強烈に輝くウルトラオレンジで、会場をオレンジにしたかった。共同作業ができた」と、喜んだ。
そしてこのライブで、今回のライブが来年2月にBlu-rayとして発売されることと、南里自身のファンクラブ「P.S.」が発足したことも発表された。
ライブを終えての感想を南里は、「あっという間だけど、気がついたら3時間ぐらいやっていたといわれて、びっくりしました。楽しかったんですけど、立って見てくださっていた皆さんが心配ですね。
ファーストの時は、初めてという勢いで、なんとかやるしかないという感じでした。少しずつどういうふうに音楽を伝えたいか考えながら、気持ちを伝えていきたいなと思ってセカンドライブに臨みました。
セットリストを改めて見てみると、じっくり音楽を楽しめるようなセットリストになりました」と、曲のチョイスには、納得していた。
しかし、「ソロでやるのは2回目ということで、いろいろ足りない部分もいっぱいあると思うんですけど、次はもっともっといいものを作りたいなぁという思いでいっぱいです。時間がかかるかもしれないですが、一歩ずつ階段を上がって行きたい」と、現状に満足せずに、さらなる高みを目指していくことを誓った。
●南里侑香公式HP
http://www.nanriyuuka.com/
●南里侑香公式ブログ“ゆうかcome home”
http://ameblo.jp/nanri-yuuka/