モンキー・パンチ氏の描く「ルパン三世」を原作に、1971年より放送開始したTVアニメ「ルパン三世」シリーズ。怪盗ルパン三世が鮮やかな手口で宝物を盗み出す痛快さで国民的アニメとなり、1989年からは毎年のようにTVスペシャルとして新作を製作。
これまで22作(※注)を放映し、世代を超えて、圧倒的な人気を誇ってきました。
さらに今年はアニメ化40周年を記念して27年ぶりとなるTVシリーズ「Lupin the Third~峰不二子という女~」も放送(日本テレビでは深夜)し、話題となりました。
(※注:09年放送の「ルパン三世VS名探偵コナン」を除く)
そしてこの秋、恒例の「金曜ロード」枠で、23作目となる新作TVスペシャル「ルパン三世 東方見聞録~アナザーページ~」の放送が決定しました。2011年12月に放映された「ルパン三世 血の刻印~永遠のmermaid~」以来11ヶ月ぶり、新キャストを迎えて2作目となる本作は、歴史的遺産「東方見聞録」に幻の一ページが見つかったことから、その謎を追ってルパンと仲間たちが世界を股にかけて大暴れします!
11月2日(金)よる9時からの『金曜ロードSHOW!』にて放送!(放送日時は変更になる場合がございます)
【アニメ概要】
「ルパン三世 東方見聞録~アナザーページ~」
2012年11月2日(金)よる9時~『金曜ロードSHOW!』にて放送
(※放送日時は変更になる場合がございます)
◆ストーリー
マルコ・ポーロが残した旅行記「東方見聞録」に知られざる幻の1ページがあった…その「アナザーページ」を発見したテオ・アルジェント教授が何者かによって殺害。アナザーページは奪われてしまった。そして、容疑者としてルパン三世の名が浮かび上がる…。
ルパンは警察に追われながら、アナザーページの行方と、それに纏わる謎に迫っていく。
そんな中、殺害されたテオ・アルジェント教授の孫であるリサが、謎の組織に襲われているところを助けるルパン。ルパンは、リサの祖父を殺害した容疑者である事を隠しながら、リサと共に行動するのだった…。
リサを襲った組織とは?また、彼らの狙いは…?そして、マルコ・ポーロはアナザーページに一体何を書き記したのだろうか………?
ヴェネチアを起点に世界中を駆け巡り、黒幕と対峙するルパンと仲間達。歴史ミステリーを軸に、ルパンならではの大活劇を繰り広げるエンターテインメント!
◆キャスト
ルパン三世:栗田貫一、次元大介:小林清志、石川五ェ門:浪川大輔、峰不二子:沢城みゆき、銭形警部:山寺宏一
リサ・アルジェント:井上麻里奈、博美:朴璐美、留美:寺崎裕香、亜美:徳井青空
◆キャストコメント
◯栗田貫一
しばらくダークなルパン三世シリーズを深夜にやっていましたが、軽妙なルパンが復活しました。
銭形も次元も五ェ門も不二子も、その人らしい活躍やチームワークが今回の作品にはあります。
(新キャストチームになって2年目ですが)もう新キャストという感覚がすでにないですね。変な緊張感もいらず、空気感はすでに一家という感じです。
久々に、深海から海面にジャンプするぐらいイキのいい、はじけて楽しいルパン三世をお届け出来ると思います。
◯小林清志
深夜のシリーズはハードボイルドな話でしたが、今回のスペシャルは日常的な会話や、ところどころに笑いがこぼれるような、人間臭い話になりました。
今回は家族でリラックスしてみてもらえるようなルパンになったと思います。期待してもらっていい。傑作じゃないかな。間違いなし!
◯浪川大輔
去年は何が何だか分からないまま必死にやるしかありませんでした。OAが終わったらあんまり知らない友だちからいっぱい連絡が来て(笑)ルパンの偉大さを再確認しました。反省点ややらなきゃいけないこともいっぱい見えてきたつもりです。それを少なく出来るように精進あるのみです。でも楽しくやらせてもらっています。
今回の作品は、シナリオの軸がひとつではない、昔のルパンと今風のドラマの作り方がうまく融合した、スピード感のある作品になっています。見応えのある作品だと思います。
◯沢城みゆき
昨年のスペシャルの放送時は、あんなに2時間微動だにせずテレビの前に座っていたのは初めてだったんじゃないでしょうか。その反省は「峰不二子という女」でつぶしていったというか、一つ一つ自分のものにしていく時間をもらいました。
今回久しぶりに逐一台詞のところにハートマークがついている不二子をやらせてもらって、2回目でありながらすでに懐かしい感じです。ゲストキャラの女の子たちも、現代的な物の言い方をするので、若い世代の人たちにも馴染んでもらえると思います。いつもどおり敵なのかな?という人と登場しますが、不二子らしいフットワークの良さを楽しんでいただきたいです。
◯山寺宏一
前回のスペシャルは自分がどうだったのか、良かったのか悪かったのか全然分からなかったです。次回はちゃんと出来るようにやろうと思って今回来たのですが、結局またおんなじ感じで(笑)自分のことは相変わらずわからないままやっています。でもとても楽しい。
今回の作品は、ルパンを追いかける銭形が、ルパンが捕まってしまったことでちょっとショックだったり、逆にルパンが逃げたことでちょっと嬉しそうだったり、とルパン愛がとても強く描かれていますね。
エンターテインメント性の強いルパンに戻ってきて、納谷さんのおやりになっていた幅のある銭形というのはどうやって演ったらいいのか、悩み格闘しながらやっています。
◆スタッフ
<原作>
モンキー・パンチ(MPワークス ルパン三世officialマガジン刊)
<監督>
亀垣 一
<脚本>
日高勝郎
<キャラデザイン>
須藤昌朋
<音楽>
大野雄二
●『金曜ロードSHOW!』公式サイト
http://www.ntv.co.jp/kinro/
原作:モンキー・パンチ(C)TMS