ゲームをプレイしているかのような臨場感をお楽しみください!
D3パブリッシャーの女性向け恋愛ゲーム「VitaminZ」の舞台版となる「舞台VitaminZ」が8月18日(土)~26日(日)まで、東京・吉祥寺の前進座劇場にて上演されます。ここでは17日に行われた本作のゲネプロの様子をレポート!
Vitaminシリーズは株式会社ディースリー・パブリッシャーの人気恋愛アドベンチャーゲーム。「私立聖帝学園」を舞台に、新米教師となったプレーヤーが、イケメンだけど落ちこぼれな生徒たちに大切なことを教えていきます。
ゲームには成宮天十郎、不破千聖、多智花八雲、嶺アラタのアホ4人組“A4”。A4と衝突する双子の生徒会長・方丈慧と副会長・方丈那智の“P2”。天童瑠璃弥、加賀美蘭丸、桐丘凛太朗の教師3人組“GTR”の個性的なイケメンキャラクターが次々と登場。
また、同ゲームシリーズの「VitaminX」も2010年9月に「劇団VitaminX」として舞台化され、好演を果たしました。
「舞台VitaminZ」の舞台となるのは、成宮財閥が所有する遊園地『ナルミーシー』。新規オープンの前夜祭、A4が中心となって遊園地を盛り上げようと企画する中、なんと彼らの愛しの先生が遊園地内で迷子になってしまいます。
このことで『ナルミーシー』のオープンが中止になってしまうと父親から聞かされたA4とP2、そしてGTRたちも、遊園地を無事にオープンさせるために一夜中に先生を見つけ出すことを決意。仲間たちと共に先生の捜索に奔走するものの、様々な邪魔が入ることで衝突をしてしまうA4。1人で先生を探す天十郎の元に現れるBear6(ベアロク)のマカロンと一戦を交えることで見つけた大切な友情。
行き着く先は光か闇か、そしてその裏で動く首謀者の陰謀を阻止することが出来るのか。ひと夏の盛大な夏祭りがステージ上で繰り広げられます。
今回の舞台での見どころは、ゲームで主人公・成宮天十郎の声優を務めるKENNさんが自らのキャラクターを熱演。声のみならず演技でも見事に天十郎を演じきります。
その他にも、千聖は不破流古武術を駆使し、八雲のアイドルステップやアラタのプレイボーイ発言など、キャスト陣がキャラクターたちも忠実に再現。「Vitaminシリーズ」ならではの“スルーorツッコミ”のパラメーターシステムも舞台ならではの斬新な趣向で表現されています。
さらに乙女ゲームならではのマルチエンディングも採用し、毎公演異なったエンディングを迎えられる様子。誰とどんな結末を迎えるかは、劇場へ足を運んで確かめてみてください。
各キャラクターの衣装はもちろんのこと、歌ありダンスあり、原作ファンにも嬉しい工夫が凝らされている「舞台VitaminZ」は8月18日(土)から絶賛公演中! 是非とも会場に足を運び、目で見て耳で聞いて心で感じてください。
驚きと感動のラストシーンも必見です!
<Text・Photo/あみこ>
●「舞台VitaminZ」公式サイト
http://www.vitamin-butai.jp/