
By, 2026年7月10日
『マガジンポケット(講談社刊)』にて好評連載中の金田陽介原作『黒猫と魔女の教室』。本作のテレビアニメが2026年4月より好評放送中!
主人公のスピカ・ヴァルゴはかつて命を救われたクロード・シリウスにあこがれ、一等魔術師を目指すことに。
「輪廻の呪い」によって黒猫の姿になってしまったクロードを、ひょんなことから救うことになったスピカ。厳しい試験を経て入学した魔法学校「王立ディアナ魔術校」でクロードに師事することになり、一流の魔術師になるべく邁進中!
物語はいよいよ後半戦に突入。個性豊かなクラスメイトたちとのエピソードにも注目だ。
今回はスピカを演じる本渡 楓さんと、獣人化魔法を操るレオ・レグルスを演じる ファイルーズあいさんにクライマックスに向けた展望を語っていただいた。
―まずは、本作の魅力について改めて教えてください。
本渡 楓さん(以下、本渡):魔法学校を舞台にした作品なのですが、私が演じているスピカと(島﨑信長さん演じる)クロードとの関係が「先生と生徒」、「師匠と弟子」という独特なバディ関係にあってすごく興味深いです。
またスピカは過去にクロードに助けてもらったことがあり、彼の言動に時折顔を赤らめたりするシーンもあって「スピカはクロードのことをどう思っているのかな?」というのが気になりますね。
それと、スピカはピンク色の髪の毛でリボンをつけていて、見た目はかわいらしい印象を受けるのですが、原作を読んでみるとすごくド根性で、負けん気が強いんです。
基本的に丁寧な立ち居振る舞いをするのですが、幼馴染の(和泉風花さん演じる)アリア・アクエリアスやクロードに対しては、意外に口が悪いな、と(笑)
「スピカの振り幅の広さ」も大きな魅力だと思います!
ファイルーズあいさん(以下、ファイルーズ):一般的に、最近の作品の傾向で言うと、主人公が最初から強い能力を持っていたりするので、努力の過程があまり描かれないことが多かったりするんですよね。
それはそれで爽快感があっていいな、とは思うのですが、私は努力をしていく主人公に共感が得られ「明日からも頑張ろう!」という気持ちにさせてくれるような作品が好きなんです。
そういう意味ではスピカのことが大好きになりましたし、アニメを観た子どもたちも「スピカのように努力をすれば、不器用な自分も上手になれるんだ」と前向きな気持ちになれそうで。そこにすごく魅力を感じます!
―では、演じた人物の紹介をお願いします。
本渡:スピカはド根性さがありつつも相手に対してツッコミを入れたり、いろんな表情をする子で。
演じる上でも、視聴者や制作のみなさんが一辺倒に感じないように気を付けています。ファンの方から「スピカの100面相やツッコミが面白いですね」と言っていただけることも多く、見ていて飽きないところが魅力の1つだと思います。
ファイルーズ:レオは筋肉質で「私が最強よ!!」みたいなキャラクターだと思っていたのですが、意外に言葉遣いが丁寧で、驚きました(笑)
一方で、パワフルさは想像の何倍もあり、すごく魅力的だな、と。
己に足りないものが何なのかを理解していて、それを補うためにどうすればいいのか、自分自身にストイックに向き合える子だと思います。
―演じるうえで工夫しているところはありますか?
本渡:「この発声だけで声を作るぞ」と決めすぎないところでしょうか?
登場人物たちは、そのときの機嫌によって私たちと同じように低い声が出たり高い声が出たりすると思うので、自然体で演じられるよう意識しています。
「このシーン、スピカがどんな顔をしているのか知りたいな」と思った際は、改めて原作を読み返し、感情をくみ取りながら演技に落とし込むようにしています。
また、レオたちと掛け合いをするうえでは、演じていて自然と沸いてくる感覚を大事にしています。
ファイルーズ:レオは言葉遣いがお嬢様なのですが、粗野な部分もまた彼女の魅力の1つなので、そこは失わないように演じました。
―演じたキャラクターとご自身で似ているところはありますか?
本渡:そうですね……強いて言うなら、ちょっと頑固で諦めが悪いところでしょうか?
ファイルーズ:「努力家なところ」、じゃない?
本渡:フォローありがとう! ファイルーズちゃんの言ってくれたように「努力家なところ」です(笑)!
超えられない壁にぶつかったときに立ち向かおうとする意志が共通していると思います!
ファイルーズ:レオと私が近いところは「自分がやりたいことに対して、どんな障壁があろうとも、自分の素直な心に従って突き進むところ」です。
ただ無謀に突っ込んでいるわけではなく、達成するためにしっかりと考えと固めていくところが似ていると思いますね。
―第14話ではスピカとレオの掛け合いが多く見られましたが、実際にアフレコしてみていかがでした?
本渡:スピカとレオが掛け合いをするシーンはこれまであまりなくて。
それまではレオが一生懸命敵を追っている姿や、ガヤとして登場した彼女のアドリブに圧倒されたりしていました(笑)
第14話では、レオがこれまで受けてきた教育が反映された、彼女の内面が出てくるのですが、スピカとしてすぐそばで掛け合えたことが楽しくてうれしくて。台本チェックの段階で想像していたレオとはもちろん違いましたし、すごく刺激を受けるアフレコでした。
レオとレオお父様の迫力の親子喧嘩が「そうだよね、この親子はこういう風に語り合うんだよね」と納得できましたし、すごく印象に残っています。
ファイルーズ:スピカは主人公ということもあり、圧倒的にセリフの量が多いので、傍から見ると「話し上手なキャラクター」として映りがちなのですが、実際にマイク前で演技をしてみると、「聞き上手」に聞こえるんですよね。
楓ちゃんの傾聴の姿勢が彼女とリンクしていて「スピカは百面相だけど、うるささを感じないんだな」という理由がわかりました。
―これまでの物語で印象的だったシーンを教えてください。
本渡:それぞれの生徒たちの戦い方だったり、星座別の特徴だったり。みなさんもそれらを通して各々の性格が見えてきたと思うのですが、そのなかでもスピカとハナ・サソリジョウちゃんとのエピソードが深く描かれてきました。
彼女はツンデレ……というわけではないのですが、自分の魔法で他人にけがをさせてしまったことがきっかけで人との距離をとるようになってしまいまして。
スピカと共同戦線を張ったことによって心を開き、友人たちと一緒に遊びに行ったりもするようになるんですよね。ハナちゃんの変わり具合が愛おしくて。
バトルもすごいのですが、生徒同士の距離の近づき方が素敵だなと思いました。
ファイルーズ:個人的に、レオとしていろんな動物の声を演じたのが印象に残っています。
事前に動画サイトで鳴き声を調べて臨んだのですが、「レオの声を残した状態で演じたほうがいいのかな?」と思いながらアフレコ現場に向かったのですが「思いっきりやっちゃっていいよ」と言っていただいたので、杞憂に終わりました(笑)
私の強みはいろんな声が出せることだと思っているので、それが生かせてよかったです!
―物語序盤、スピカが大ピンチを乗り切るため、クロード(猫)の×××にキスをするシーンがありましたが、お2人はこれまで生きてきたなかで大ピンチに遭遇した際、思い切った行動をとったことはありますか?
本渡:ある作品のライブに出演した際に、歌いながらステージ上にポップアップに乗って登場する、という演出がありました。
いざ歌おうと思ったら、イヤモニから通常の倍以上のスピードで曲が流れてきて……。イヤモニを外しても、同じ速さで曲が流れていたんです。「これは明らかにおかしいぞ」と(笑)
その時に私が演じていたキャラクターがツンデレで命令口調だったので、とっさに「ちょっと、何やってんの!?」とスタッフさんにツッコミを入れて、何とか事なきを得た、という経験があります。
ファイルーズ:機転をきかせられてすごいですね!
私は学生時代、友人と2人で地方に泊りがけで旅行に行ったことがありまして。帰りのバス停の場所を間違えてしまい、だいぶ離れたところまで急いで向かわなければならなくなってしまったんです。
道中、たまたま近くにいた方に話したら「ここから30分はかかるよ。車で乗せて行ってあげようか?」と提案していただいたんです。その人のおかげで無事バスに間に合うことができました!
私たちは女性2人で、いま思うと知らない人の運転する車に乗り込むのは危険な行為だなとは思いつつ、助けていただいて本当に感謝しています!
―本作ではスピカたちの学園生活が描かれていますが、おふたりが好きだった学校の行事はありますか? 理由も教えてください。
本渡:高校生の頃に演劇部に所属していた際、秋の文化祭で劇を披露するのが恒例だったんです。
学生たちで衣装作りやメイク、役を決めるために部内オーディションをしたりして。それがきっかけで声優を目指すことになったので、青春の一部であると同時に、とても大事な時間でした。
ファイルーズ:私はエジプトに住んでいたときの「ピラミッド持久走」がすごく印象に残っています。
冬場で走りやすい環境のなかで走ったのですが、走りたい距離も自分で決められるシステムだったんです。自主性に任せた行事で「自分で掲げた目標を達成すれば花丸なんだ」と自己肯定感も上がって、すごくよかったですね。
―登場人物たちには、生まれ月によって「魔法特性」がありますが、ご自身が使ってみたい「星座魔法」はありますか?
本渡:誕生日月なら「魚座」なので、メロウ・パイシーズちゃんの使う魔法になるのですが、海洋生物とお話ができたり、力を貸してもらったりできるので、一緒に楽しくお話したりしてみたいですね。
ファイルーズ:カストルとポルックスのジェミニ兄妹が使う「双子座魔法」です。性別を行き来できる魔法はすごく魅力的に感じます。例えば、重いものを持つときに腕っぷしが強くなったり、とても便利ですよね。
実際に男性として生活してみて、楽しいことや不便なことを知ることができるのも興味深いです!
―最後に、読者へメッセージをお願いします。
本渡:ここまで物語をご覧いただいたみなさんは、生徒たちのことをだんだんわかってきたのではないかと思います。
クロードカヴン(クロードが担任を務めるクラス)に所属している面々は、それぞれが何かしらの悩みを抱えているのですが、ここからさらにカオスな展開が待ち受けていて、アツいバトルも舞っています。
アフレコ現場でも、まるで学校の教室のように自由気ままにワイワイしたり、お菓子を食べたり相談し合ったりしながら素敵でアツい現場になっているので、オンエアを楽しみにしていただきつつ、ぜひ原作も読んでいただきたいです。よろしくお願いします!
ファイルーズ:スピカが七転八倒しながらも泥臭く這い上がっていって、何度でもあきらめずに立ち向かっていく姿に私もエネルギーをもらっています。
私が生きる上でつまづいたときも、「スピカならこんなところで止まったりしない」と思うとモチベーションにつながりますし、個人的に魔法が大好きなので、アフレコのたびに毎回ワクワクしていました。
楓ちゃんが言ったように、今後も魅力的なキャラクターたちがどんどん深掘りされていきますので、ぜひ注目していただきたいです!
<インタビュアー・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
【アニメ概要】
『黒猫と魔女の教室』
【放送情報】
CBC/TBS系28局ネット「アガルアニメ」枠 4月12日(日)より毎週日曜23時30分~
AT-X 4月14日(火)より毎週火曜20時00分~
(リピート放送:毎週木曜8時00分〜/毎週月曜14時00分〜)
BS12 4月16日(木)より毎週木曜26時00分~
※放送日時は編成の都合により変更する場合がございます。
【配信情報】
2026年4月13日(月)よる0:00~U-NEXT, アニメ放題, dアニメストアにて先行配信中
その他プロットフォームで2026年4月17日(金)よる0:00~より順次配信中
■あらすじ
「魔女見習い」スピカ・ヴァルゴは魔法が使えない。憧れの魔法学校合格のためには師匠が必要だが、金もコネもない。そんな時、人語を駆使し魔法を使う謎の黒猫がスピカの前に現れた!!魔術を学びたいスピカと呪いを解きたい黒猫の思惑は完全一致。秘密の師弟関係が結ばれた!!呪いを解く鍵は「×××」にキス!?
■スタッフ
原作:金田陽介(講談社「マガジンポケット」連載)
監督:龍輪直征
シリーズ構成:後藤みどり
キャラクターデザイン:小野田貴之
クリーチャーデザイン:新妻大輔
美術監督:Scott MacDonald
色彩設計:相原彩子
3DCG:ライデンフィルム
撮影監督:室塚勇伎
編集:エディッツ
音響監督:田中亮
音響効果:風間結花
音響制作:ソニルード
音楽 :R・O・N
アニメーション制作:ライデンフィルム
■キャスト
スピカ・ヴァルゴ役:本渡 楓
クロード・シリウス役:島﨑信長
アリア・アクエリアス役:和泉風花
メロウ・パイシーズ役:鈴木みのり
ユゥ・アリーズ役:橘 杏咲
イオ・トーラス役:白石晴香
カストル・ジェミニ役: 上村祐翔
ポルックス・ジェミニ役:長谷川玲奈
タルフ・キャンサー役:石毛翔弥
レオ・レグルス役:ファイルーズあい
アストレア・ライブラ役:大野智敬
ハナ・サソリジョウ役:渡谷美帆
キロン・サジタリアス・アラディア役:浦 和希
カペラ・カプリコーン役:櫻井みゆき
■原作情報
『黒猫と魔女の教室』(講談社「マガジンポケット」連載)
著者:金田陽介
単行本:1~14巻まで好評発売中。
■公式サイト
https://witch-classroom.com/
■公式「X」 黒猫と魔女の教室【公式】
https://x.com/witch_classroom
©金田陽介・講談社/「黒猫と魔女の教室」製作委員会
【プレゼント】
2人の寄せ書きサイン色紙を1名にプレゼント!
ご希望の方は『れポたま!』公式「X」@repotama(https://twitter.com/repotama/)をフォローし、当該記事のポストをリポストしてください。当選者にはDMにてこちらからご連絡させていただきます。
応募締め切り:2026年7月17日(金)23:59まで
◆注意事項◆
◎ご応募いただいた方の中から、厳正な抽選の上、当選者を決定いたします。
◎当選者様にはXのDMにてこちらからご連絡させていただきます。落選の場合のご連絡は致しません。
◎当選の権利を第三者へ譲渡することはできません。
◎当選者様の住所不明、転居先不明、長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
◎応募受付の確認、当選・落選についてのご質問は受け付けていません。
◎賞品のお届け先は日本国内に限らせていただきます。
◎配送日時の指定、配送業者の指定は承っておりません。
◎書留で送付のため、本人確認できる住所に限らせていただきます。
(転送サービス会社へのプレゼント送付はできません。)