【第2回開催も決定!】安斎かりん、吉田尚記、 逢瀬アキラ、栁瀬一樹がおススメ本をしゃべり倒す! 「おしゃべりな本屋」(第1回)レポート

By, 2026年4月17日



東京・神保町にある“全天候対応 屋内型アミューズメント本屋”「書泉グランデ」。専門誌を多数取りそろえた、都内有数の書店となっている。
このたび、閉店後の書店空間を活用した新企画 「おしゃべりな本屋」が2026年3月26日(木)より開催!
第一弾として、漫画家の安斎かりん先生をゲストに迎え、吉田尚記さん(ニッポン放送アナウンサー)、逢瀬アキラさん(2.5次元ロックアーティスト)、栁瀬一樹さん(アニメプロデューサー)によるトークショーが開催された。
1月22日(木)にはプレイベントとして吉田さん、逢瀬さん、栁瀬さんが登壇し【第0回】が開催され、好評を博した本イベント。企画のスタートに合わせ、豪華ゲストとともに盛り上がった。

 

 
▲会場入り口には、イベントのために用意された各種ドリンクが!

まずは、スタッフが手配したオリジナルビールと『ビリケンサイダー』でイベントの開催を乾杯! 同商品は会場でも販売され、こちらも盛況だった。
さらに、先生の作品『顔だけじゃ好きになりません』の登場人物・宇郷奏人と知見才南が結婚したということで、ダブルでお祝いが行われた。
なお、会場に設置されている本棚には、登壇者おススメの本が陳列されており、趣味や心の奥を覗くことができた(この場で書籍の購入も可能)。

ここからは先生の作品にフィーチャー。
最新作のBL作品『俺の唇が狙われています -ポロロ学園のブルーライン-』は、いわゆる“異能力もの”。 異能力が男子にしか使えない世界で、その能力とは「キスした相手の能力を増強させる」。私物の単行本を持参した逢瀬さんは「幅広い層に刺さる尊さ。そしてアニメ向きです!」と熱弁していた。

続いて「登壇者のおすすめ書籍紹介」コーナー。
まずは『マンガ大賞2026』の授賞式(築地『浜離宮朝日ホール』)帰りの吉田さんから。ちなみに『マンガ大賞』は今年で19年目で。「マンガの直木賞」を目指し、 吉田さんは発起人の1人で、この日はちょうど都内で授賞式が行われ、会場から「書泉グランデ」に直行したそうだ。

吉田さんはさっそく今回の大賞作品『本なら売るほど』を紹介。
児島青先生にとって、本作が初めての連載作品で「完成度が高く、毒性が効いているのに強いんですよね」(吉田さん)。
ちなみに児島先生は素性を明かしておらず、年齢、性別や職業、すべてが謎に包まれているそうだ。「先生の正体は墓場まで持っていく気持ちで接しました」と語り、笑いを誘うと「中表紙もオシャレなので、ぜひ実本で買ってください!」とアピールしていた。

逢瀬さんは鬼山瑞樹先生のラブコメ作品『嫌がってるキミが好き』。
「私は現実では体験できないことにハマるタイプなんです。鬼山先生は、人間の浅ましい部分を引き出すのが上手。直視したくないことをガンガン描いています。人生に刺激が足りなくなっている人におススメです!」とまくしたてる逢瀬さん。
彼女に勧められて本作を読んだという栁瀬さんは「こんなに気持ち悪いマンガがあるんだ……、と思うくらいの作品でした。ほめ言葉ですよ(笑)!」と評していた。

続いては栁瀬さん、吉田さん共通のおススメ書籍『暇と退屈の倫理学』(國分 功一郎・著)。
栁瀬さんいわく「カテゴリ分けすると「哲学書」にあたるかもしれませんが、“退屈に耐えられないことが人類の最大の敵”を提唱し、哲学者を論破したりしてます」とのこと。
吉田さんは「単純に『面白い本』です。言わば(会場の)『書泉グランデ』の書籍化です!」と言い得手妙な例えでオーディエンスを納得させていた。

そして安斎先生は旗谷澄生先生の『頼くんとヨリを戻すわけには!』を紹介。
大まかなストーリーは「中学時代に別れた相手(元彼)と、大学時代にヨリを戻すかどうかに悩む主人公の話」。
安斎先生は「人との関係を維持するためにはどうすればいいのかを学べる作品です」と評し、3人も「頼くんからのアプローチの仕方が“令和”なんですよね」と、今風ラブコメであることを紹介していた。

最後に吉田さんの吉田おススメ作品を紹介。
まずは安田弘之先生の『ちひろさん』。主に男性向け漫画誌で連載されていた本作だが、吉田さんいわく「女性でも楽しめる少年マンガ」だそう。
さらに描き方が独特で「水性ボールペンを使ってゆっくり描いている」とのこと。
安斎先生は「私はデジタル(ペンタブレット)で描いているのでアナログの描き方には明るくないのですが、感情を乗せるために敢えて水性ボールペンで描いてらっしゃるのではないかと」と推察。
吉田さんは「安田先生は『料理が美味しそう』とほめられるのが一番うれしいらしいです(笑)」と裏話を添えていた。

吉田さんが紹介するもう一冊の書籍は、エーリヒ・ショイアマンの『パパラギ』。
南の島に住む先住民がヨーロッパを訪れた際、そこで目にした「お金、物質、時間、仕事、メディア」といったものを祖国に持ち帰る……というストーリー。
吉田氏は本作に感化され、「プナン」と呼ばれる先住民に会ってきたそう。そして、そのときの体験をまとめた『何も持ってないのに、なんで幸せなんですか?──人類学が教えてくれる自由でラクな生き方』という作品(奥野克巳氏との共著)を発表するきっかけとなった。
「先住民の現代人に対する疑問がつらつら書いてあります。ちなみに先住民たちはニヤニヤしながらずっと下ネタを話していました(笑)」と語り、しばし思い出話とともに彼らと現代人との違いを面白おかしく語っていた。

トークイベントの後は参加者と登壇者2階、3階へ移動。ほかのフロアはすでに消灯されており、非日常間満載の店内で、参加者同士で好きな本について自由に楽しく語っていた。

 

<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

●安斎かりん 公式「X」
@anzaikarin_info
●吉田尚記 公式「X」
@yoshidahisanori
●逢瀬アキラ 公式「X」
@ouse_akira
●『邪神ちゃんドロップキック』 公式「X」
@jashinchan_PJ

【次回イベント概要】
【第2回】「おしゃべりな本屋」ゲスト:慎本真さん×吉田尚記さん×逢瀬アキラさん×栁瀬一樹さん(神保町)
2026年4月30日(木)

【東京】書泉グランデ7階
開演 19:30~

<出演者>

・慎本真さん(漫画家&YouTuber)
( @shinmotoshindy )

・逢瀬アキラさん(アーティスト)
・栁瀬一樹さん(邪神ちゃんドロップキック宣伝プロデューサー)

■イベント内容
前半(19:30~20:20):トークショー
クリエイターならではの視点で、好きな作品や影響を受けた作品について語り尽くします。

後半(20:30~20:50):閉店後の売り場でおしゃべり
「閉店後の本屋を探訪する」という非日常な空間で、出演者と一緒に歩き回りながら語り合いましょう。

チケット販売開始:2026年4月16日(木) 18:00~
料金: 2,200円(税込)

※決済方法は、クレジットカード、コンビニ決済、LivePocketあと払いがご利用いただけます。
※当日は、ご本人確認書類を1点お持ちください。

●チケット詳細
https://t.livepocket.jp/e/68kh7