
By, 2026年2月26日
高橋理恵子と高橋美佳子、“ダブル高橋”による2人芝居『なかなかの』が2026年3月6日(金)〜12日(木)まで東京・中野にあるカフェ『なかなかの』で上演される。
テレビアニメ『シムーン』でそれぞれネヴィリル、ロードレアモンを演じた2人。共演がきっかけで仲よくなり、このたび高橋美佳子プロデュースで念願の公演が実現した。
『なかなかの』で働くあっこさん(高橋理恵子)としーちゃん(高橋美佳子)が開店前、自由にトークを繰り広げる様子が描かれる。
発起人の高橋美佳子と“誘われた側”の高橋理恵子に、本公演への意気込みをうかがった。
―まずは、本企画が立ち上がったきっかけを教えてください。
高橋美佳子さん(以下、美佳子):「いつか理恵子さんとお芝居をやりたい!」と思っていまして。2年前の夏、一緒に食べに行ったタイ料理屋さんで出演依頼をさせていただきました。
『Simoun~電波 DE リ・マージョン~』(通称『電リマ』)という番組で一緒にパーソナリティをしていまして、いまでも付き合いがあるんですよね。
高橋理恵子さん(以下、理恵子):美佳ちゃんは、私のお芝居をよく観にきてくれているんです。
―プライベートでも仲がいいと?
美佳子:はい! ……と言いたいところなのですが、たま~に食事に行くくらいで、「毎月会ってます!」みたいな関係ではないんですよね……(苦笑)
理恵子:確かに、言われてみればそうだね。
美佳子:そんなに頻繁に会うようなことはないのですが、私の死ぬまでに叶えたい夢の一つだったので……ほら、年齢的なものもありますし(笑)
理恵子:タイ料理屋で誘われたときも「理恵子さんが還暦を迎える前に実現させたいんです!」って……本当にひどいんですよ(笑)
実は私、本当はこうした劇はあまりやりたくなくて。いままで何度かお誘いを受けたのですが、お断りしてきたんです。
美佳子:えっ、そうなんですか!?
理恵子:うん。でも今回は美佳ちゃんの熱い想いをひしひしと感じたので「これは断れないな……」と思い、お受けしました。
美佳子:そうだったんですね、聞いておいてよかったです(笑)
―理恵子さんにとって、美佳子さんには特別な想いもあったと。
理恵子:そうですね。ただの共演者というわけではないのは確かです。歳がこれだけ離れているのに、ここまで付き合いが続いているのが不思議なところですが……。
美佳子:そうですね。極まれに、私のピンチの時に理恵子さんを呼び出して一緒にお食事をしながら悩みを聞いてもらう……みたいな関係でしたので。『電リマ』の構成作家・ディレクターの長田 宏さんと収録後に3人で食事に行くことはありましたが、プライベートでどこかに遊びに行ったりすることはほとんどなかったです。
理恵子さんがおっしゃったように、なぜかご縁がずっと続いているんです。
―今回は脚本家・演出家としてご活躍中の山下平祐さんが脚本・演出を担当されていますが、どのような経緯でご依頼されたのでしょう?
美佳子:前置きが少し長くなりますが、19年に皆口裕子さんが主宰するひとり演劇ユニット・ラーニング・ラパンの『父、躍る』に客演として出演したことがありまして。実は私にとって初めての演劇出演だったのですが、このとき山下さんと初めてお会いしたんです。
ちなみに、私がステージに立ったのは「再演」でした。初演を観劇した際、作品の魅力にすっかりとりつかれてしまいまして……。「再演することがあればぜひ出たい!」と思っていたんです。皆口さんが自宅に遊びに来てくれた際、たまたま「実は今度、再演があるの」と教えてもらい、飛び上がってよろこんだのを覚えています。
―山下さんの脚本のすばらしさに感化されて、オファーを出されたんですね。
美佳子:はい。ただ、彼もちょうど公演を控えていて、難しいと聞いていたんです。
そんななか「脚本はしっかり書くので、稽古の立ち合いは半分でもいいですか?」と提案してくださいまして。もしかしたら理恵子さんと同様、私の熱意に押されて承諾してくださったのかもしれません。
理恵子:(笑)
美佳子:しかもその後、山下さんが理恵子さんのファンだったことも判明したんです!
理恵子:私が出演した『ショウ・マスト・ゴー・オン~幕をおろすな』(作・演出 三谷幸喜)のDVDを何度も観てくださったそうで。
美佳子:すごいご縁ですよね。
―西田亜沙子さんが2人のイラストを担当されました。
美佳子:私自身イラストを描くので、最初は「自分で描いてしまおうかな」と思ったんです。
そんなとき、ふと「『シムーン』キャラクターデザイン担当の西田さんにお願いしたら、作品ファンもよろこんでくれるのでは?」と思い立ちまして……。
ダメもとで、アニメの西村純二監督経由でオファーを出させていただき、口説き落とすことに成功しました!
理恵子:本当にすごい行動力だよね。
美佳子:最初に上がってきたイラストを見たとき、感動して思わず号泣してしまったのですが、先日配信された復刻ラジオ(YouTube配信)『Simoun~電波 DE リ・マージョン~ Flight.2026』で理恵子さんも涙されていて想いは同じだと思えて嬉しかったです。
理恵子:そうだったそうだった!
美佳子:しかもキービジュアルのみならず「ちびキャラ」も描いていただいたんです!
私がウサギ、理恵子さんは猫をイメージしているのですが、キービジュアルとちびキャラでコンセプトが違ったイラストになっていて。どちらも素晴らしい出来で、西田さんには本当に感謝しています!
―どちらのイラストもグッズに使用されているとか?
美佳子:そうなんです! 先日、ちょうど打ち合わせをしてきたのですが「トートバッグ」や「Tシャツ」、「アクリルキーホルダー」などのグッズを制作します。西田さんファンの方にもぜひ買っていただきたいですね。
―劇のタイトル『なかなかの』ですが、実際に中野にあるカフェが元となってつけられたそうですね。
美佳子:はい。理恵子さんと一度お邪魔させていただいたのですが、とても素敵なお店でした!
実は最近、特殊な場所で開催される劇や芝居が増えていまして。バーや美容室など、近所の人でも気軽に来られそうな場所で行われているんです。
理恵子:すごくきれいな店内で、本番が楽しみになりました!
美佳子:プリンが名物で、終演後には「バータイム」としてオープンするとのことですので、ぜひ味わっていただきたいですね。
―演出には美佳子さんの名前もクレジットされていますね。
美佳子:基本的には山下さんが私たち演者に対してディレクションをくださっているのですが、私が「ここはこうしたほうがいいんじゃないかな?」と思ったところは遠慮なく言うようにしています。
理恵子:役者はどうしても自分の演技を第一に考え、視野が狭くなってしまいがちなのですが、美佳ちゃんは全体を俯瞰できるような能力を持っているのがわかりました。
―理恵子さんは本公演をきっかけにSNS(「X」)を始められたそうですね。
美佳子:実は理恵子さん、私に文章を送ってくれるだけで、実際に投稿しているのはうちのスタッフさんなんです。……理恵子さん、自分の投稿、みたことある?
理恵子:ない(笑)
美佳子:ファンの方はご存じだと思いますが、昔から変わらず超アナログ人間なんですよね。
理恵子:でも最近は美佳子ちゃんとそんなに変わらないところまで来たと思うよ(笑)?
美佳子:確かにYouTubeを見たりLINEを送れるようになったり、スマホを手に入れたことで進化は感じられていますが……(笑)
本公演を宣伝するためにはどうしても理恵子さんの力が必要なので「アカウントを作ってくれませんか?」とお願いしたのですが、難色を示されまして……(苦笑)
私のファンクラブのスタッフが代わりに開設し、運営しています。
―そんな裏話があったんですね(笑)
「X」には日記形式でポストされています。
理恵子:「稽古場日誌にすれば書きやすいだろう」と思ったので、こういう形を取らせていただいています。最初は文字数制限があることを知らず、美佳ちゃんに長文で送ってしまって……。
美佳子:先に伝えておけばよかったな、と……
理恵子さんのことを昔から知っている方は「通常運転だな」と感じてもらえると思いますが(笑)
―日誌形式でSNSを使っている人は珍しいですし、目立っていいかもしれませんね。
美佳子:ですよね。毎朝「おはよう!」と投稿してフォロワーから「あいさつ返し」をしてもらうタレントさんは結構いますけど。
理恵子:え、そうなの!? じゃあ私も毎日それでいくよ。
美佳子:絶対ダメです(笑)!!
―稽古以外の日常に関することも知られて、読んでいて楽しいです。
美佳子:そうなんです! 理恵子さんには前々からずっと文才があると思っていて。『電リマ』に「ゴロゴロ日記」というコーナーがあったのですが、すごく面白くて味があったんですよね。
理恵子:それはありがとう(笑)
―劇中には、いわゆる“歌唱シーン”もあるそうですが。
美佳子:あまり詳しくは言えませんが、私たちが歌う場面が出てきます。
理恵子:私、昔からあまり歌が得意でなく、山下さんにも「本当にいいんですか?」と確認したんです。でも「絶対大丈夫ですよ」と言ってくださったので……。
美佳子:山下さんがおっしゃったとおり、全然問題ないですよ!
ストーリーとの関連性が希薄だとあまり意味がないと思っていたのですが、脚本力のおかげで、ちゃんと物語に即したシーンで歌うことになるので、ぜひ楽しみにしていただきたいですね。
―ちなみに現状、どのくらいの進捗状況になりますでしょうか?
理恵子:そうですね……60%くらいでしょうか?
美佳子:いやいや、もう少しいってるんじゃないかな……(苦笑)
70%ということで(笑)
曲も衣装も決まってきましたし、『なかなかの』のレイアウトをそのまま使った劇なので、ステージ上に空間を作るわけでもないですし。
あとは私たちがいかに『なかなかの』の店員になれるか? といったところです。
―最後に、メッセージをお願いします。
理恵子:高橋美佳子さんがプロデュースする、渾身の作品になります。
同じ空間でたくさんのことを感じていただけると思いますので、ぜひ楽しんでいただきたいですね。
美佳子:カフェの休憩時間を覗き見しているような感覚で楽しんでいただけると思います。
理恵子さんがいたからこそ2人芝居企画を立ち上げようと思ったので、協力してくださったみなさんに感謝の気持ちを持ちつつ、当日を迎えたいと思っております。
「2人芝居は今回が最後」という気持ちで臨む所存です。
理恵子:こんなこと言ってますけど、みなさん「高橋美佳子プロデュース公演」は、まだまだ続きますからね(笑)!
美佳子:そんな勝手な……(笑)
ともあれ、観に来てくださるみなさんが楽しんでもらえることが何よりですので、そこはブレずにエンターテイメントを届けることをお約束します。よろしくお願いします!
<インタビュアー/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
出演:高橋理恵子と高橋美佳子
作:山下平祐
演出:高橋美佳子と山下平祐
【東京】カフェ「なかなかの」(東京都中野区東中野2-6-14)
●公演日程
2026年3月6日(金)19:00
3月7日(土)13:00/17:00
3月8日(日)13:00/17:00
3月9日(月)19:00
3月10日(火)14:00/19:00
3月11日(水)☆休演日
3月12日(木)14:00/19:00
受付開始・開場は40分前です。
●チケット一般発売(全席自由・税込)
前売 5,800円(Peatix)/当日 6,200円(当日精算、現金のみ)
★上演時間:1時間予定
★当日、別途1ドリンクのご注文お願い致します。(現金、PayPayのみ)
★チケットに表示されている#がついた数字は、「チケット番号」です。
★入場はチケット番号順のご案内です。
●お問合せ
Peatixのイベントページから主催者宛にメールでお問い合わせください。
当日は、カフェ『なかなかの』
03−6908−7038(開演1時間前から電話対応可能です)
※公演中は電話に出られません。
照明/音響/制作:本田スッチー彩恵 デザイン:中村うずらん健一
キービジュアルイラスト:西田亜沙子 スペシャルサンクス:西村純二監督
主催:MIKACO produce
協力:株式会社円企画/株式会社アイムエンタープライズ
●あらすじ
カフェ『なかなかの』。
開店前のカウンターにはあっこさんとしーちゃん。
性格も趣味も正反対なのに、ふたりの会話は今日も止まらない。
特別なことは何も起きないけれど、たまには喧嘩もしたりするけれど、
というかほとんど言い合いばっかりだけど、今日も『なかなかの』には、
小さな幸せが満ちている――かもしれない。
☆チケット購入はこちら
https://peatix.com/group/16526747/events
【グッズ情報】

・名称:なかなかのふたりTシャツ
金額:各4,000円
展開サイズ:Lサイズ・XLサイズ

・名称:トートバッグ
金額:各3,000円
展開色:おとな白、ちび黒

・名称:アクリルキーホルダー
金額:各1,000円
展開種類:おとな、ちび
●高橋美佳子 公式「X」
@takahashimikako
●高橋理恵子 公式「X」(※期間限定での運用予定)
@rieko_t_2hander
●高橋理恵子 事務所公式プロフィール
http://www.enkikaku.jp/women’sprofile/takahashi_rieko-prof.html
●推奨ハッシュタグ
#なかなかのふたり
☆Instagram 告知動画
https://www.instagram.com/nakanakano_?igsh=MWx2emM2NWFzbHBkdA%3D%3D
【プレゼント】
お2人の寄せ書きサイン色紙を1名にプレゼント!
ご希望の方は『れポたま!』公式「X」@repotama(https://twitter.com/repotama/)をフォローし、当該記事のポストをリポストしてください。当選者にはDMにてこちらからご連絡させていただきます。
応募締め切り:2026年3月20日(金)23:59まで
◆注意事項◆
◎ご応募いただいた方の中から、厳正な抽選の上、当選者を決定いたします。
◎当選者様にはXのDMにてこちらからご連絡させていただきます。落選の場合のご連絡は致しません。
◎当選の権利を第三者へ譲渡することはできません。
◎当選者様の住所不明、転居先不明、長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
◎応募受付の確認、当選・落選についてのご質問は受け付けていません。
◎賞品のお届け先は日本国内に限らせていただきます。
◎配送日時の指定、配送業者の指定は承っておりません。
◎書留で送付のため、本人確認できる住所に限らせていただきます。
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