直田姫奈の約1年4か月ぶりとなる2ndライブが2025年9月14日(日)、東京・神田明神ホールで開催された。
バックバンドにリアジュボーン(Guitar:浅井 真 / Bass:西川 響 / Drums:柴田 尚)を迎え、自身もギターを手に楽曲を披露。さらにレーベルメイトの大西亜玖璃がゲスト参戦し、デュエットや軽快なトークを繰り広げた。ここでは夜公演の模様をお届けする。
開演時間を迎えると、リアジュボーンに続き、ピンクを基調としたドレス姿でステージに登場した直田さん。客席に背を向けて一呼吸置くと、エレキギターを手に取ってオーディエンスのほうへと向き直り、「My Truth」を披露。白いエレキギターに白いペンライトが映えた。
歌い終えると、「昼公演で自己紹介するのを忘れてしまいました」と苦笑いの直田さん。パフォーマンスとMCのギャップも彼女の魅力だ。
昨年5月に開催された「直田姫奈 Hina Suguta 1st LIVE – Sings -」でもバックバンドを務めたリアジュボーンの演奏を背に、続いてはデビュー曲「ラベンダー・ブルー」を披露。身体を気持ちよさそうに揺らしながら、ゆったりとした空間が広がった。
デビュー直後、アコースティックギターを相棒に、弾き語りを見せていたころを思い出しながら「ちょっぴりセンチな気分になった」という「ばっかだな」を歌い上げると、ゲストの大西さんの出番。
「一緒に“亜玖璃”と呼び込みましょう」と客席にお願いしたところ、「(呼び捨ては恐れ多いので)あぐぽん(大西さんの愛称)がいいです!」と言われてしまった直田さん(笑)
「あぐぽ~ん!」の呼びかけに応じ、無事に(?)大西さんが登場!
2人は「SPR5(シュプリーム・ファイブ)」というユニットで活動しており、昼公演にはほかのメンバー(社本 悠さん、岩井映美里さん、園山ひかりさん)も遊びに来ていたそう。
公演後の面会で「2人とも落ち着いて話し過ぎ!」とツッコミを入れられたことを明かし、場内を笑わせていた。そのこともあり、夜公演では攻めたやり取りをしようと決めていたそう。
直田さんとオーディエンスからの「亜玖璃~!」という改めての呼びかけに、「アングリー(angry)!」と応える大西さんのサービスっぷりに、大きな歓声が上がっていた。
ここからはコラボステージが展開!
まずは大西さんが持ち歌「イニミニマニモ」をリアジュボーン、そして直田さんのギターをバックに披露。直田さんが一緒に歌唱するパートもあり、大いに盛り上がった。
続くMCでは、直田さんのギターの弦の押さえ方に興味深々の大西さん。指を見ながら「思ったよりもツヤツヤだね」と感想を述べたあと、そのまま浅井さんの指もチェックしに行く様子に、場内は大爆笑。直田さんも「調子が出てきたね」と笑顔だった。
「たどり着いた場所であたしお熱が出ている」をデュエット後、直田さんは一時退場。大西さんが「NTMUエイリアン」をソロ歌唱した。
大西さん考案の「おひなさま~!」という呼び込みに応え、ふたたびステージに現れた直田さんと大西さんの持ち歌「夢で逢えなくても」をデュエット。直田さんは、曲最後の“語り”から「ロックンローーーーール!」と叫ぶくだりを大層気に入ったようで、「また歌いたい!」と興奮気味に話していた(笑)
大西さんがステージを後にすると、ここからはふたたび直田さんのソロパートがスタート! エレキギターを手に、スタンドマイクの前で「Monday Night」、魂のシャウトとともに「エヌ・オー」と歌唱し、会場の熱気を高めていった。
ここで、まだレコーディング前の新曲「夢なのか」を繰り出す直田さん。これまでに歌唱したことのないタイプの楽曲に果敢に挑戦する様子を多くのファンの前で見せつけた。
同曲には彼女のギターテクをたっぷり楽しめるパートもあり、曲の完成がいまから楽しみだ。
指先でハートマークを作りながら「ASTRO ESCAPE」を歌い上げると、いよいよラストナンバー。「みんなで楽しく終わりましょう!」と手拍子でリズムをとりながら「DAYDREAM BEAT」を披露し、本編は終了。
アンコールに応え、ステージに舞い戻った直田さん。「本当は早く準備が整ったんだけど、みんなのアンコールに浸りたくて少し待っちゃいました!」と笑顔を見せていた。
ここからは、今日のステージを支えてくれたリアジュボーンの各メンバーからメッセージが贈られた。
昨年11月に開催された「直田姫奈 アコースティックライブ2024 -ばっかだな-」でも彼女のパフォーマンスを支えた浅井さんは「直田さんの見事な弾きっぷりを見ていたら、リアジュボーンじゃなく、もはや『ヒナジュボーン』だな、と思いました」とコメントし、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
柴田さんは「ライブの演奏やアルバムへの楽曲提供をはじめ、1人のアーティストにこれだけ寄り添ってきたことがないので、演奏をしていて感極まってしまいました」と涙を誘うようなコメントが。
そして、西川さんは「昨日のリハーサル途中、スタジオに用意された牛丼(大盛)を早食いしたら『牛丼は飲み物じゃありません!』と怒られました。とても貴重な体験でした」と裏話を語り、場内をふたたび笑いの渦に巻き込んでいた。
アンコールも残すところあと1曲。直田さんの「人生、これからもフィーバー状態でいきたいです。そのためにはみんなの力が必要です。一緒にフィーバーしてくれますか?」という問いかけに全力の声援で応えるオーディエンス。
ラストナンバー「好きだった」を披露し、最後はファンとともに「レッツ、フィーバー!」の掛け声でステージを締めた。
<レポーター/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
【アルバム概要】
『FEVER -僕たちの計画-』
発売中!(2025年6月11日(水)発売)
<収録内容>
1. ラベンダー・ブルー
2.My Truth
3. ばっかだな
4. たどり着いた場所であたしお熱が出ている
5. Monday Night
6. レスピラールの花束
7. エヌ・オー
8. DAYDREAM BEAT
9. ASTRO ESCAPE
10. 好きだった
☆ライブ開催記念「ラッフルくじ」が2025年11月10日(月)11時59分まで開催中! 詳細はこちら
https://raffle-kuji.jp/lotteries/1027
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