結那によるアーティストプロジェクト・LustQueenの1stライブツアー、その千秋楽公演が2025年7月21日(月・祝)、神奈川・横浜1000CLUBにて行われた。
ライブ前の影ナレーションでは「とても緊張しているので、一緒に声出ししましょう!」とオーディエンスと一緒に「早口言葉」で声出しをした結那さん。
彼女らしい、茶目っ気たっぷりの影ナレのあとは、バンドメンバー(ギター・柴﨑 萌、ドラム・くぼたまりん、ベース・Fami。)に続いてステージに登場! こぶしを振り上げながら「Ready,Steady,Go!」「Moonlight」を熱唱した。
最初のMCでは、先日体調不良を報告したことに触れつつ「赤ちゃんくらい寝たおかげで(笑)、すっかり元気になりました!」と完全復活を宣言。
「みなさんも、充電したパワーを全部出し切るつもりで帰ってください!」と言い放った彼女の手にはギターが! スタンドマイクを前に「FLAG」を披露した。
「もっともっと声を出せますか!?」と客席をあおりつつ「Changing future」、オレンジ色の光をバックにまっすぐに手を伸ばしながら「My Answer」を歌唱すると、続くMCではバンドメンバーの紹介が行われた。
くぼたさんは「ギターを弾くのは6~7年ぶりと聞いていたのに、最初のリハーサルからバッチリ演奏できていて『すごいな』と思いました。結那ちゃんと一緒に音楽ができてよかったです!」と結那さんをべた褒め。
またFami。さんは「結那さんから不意に飛び出すダジャレにどう対処すればいいんでしょう(笑)?」、神奈川県生まれである意味「凱旋ライブ」となる柴﨑さんは「育ちが千葉県なので、ご当地と言っていいのかわからないです……」とコメントするなど(笑)、3人の個性が爆発したメンバー紹介となった。
ライブは中盤戦に突入!
まずは「1人1人のことを思い浮かべながら歌います」と「カゲロウメモリー」を披露し、客席もハンドワイパーでその想いに応えていた。続く「未来花」はピンク色の光に照らされながらしっとりと歌い上げ、オーディエンスの心に歌声を響かせていた。
本編も残すところあと3曲。ライブツアー中、新幹線でのエピソードがネットニュースで取り上げられたことを話題にし、笑いをとる彼女。“らしさ”を見せつつ「ツアーファイナル、まだまだいけますか~!?」と客席をあおり「Twin Ray」を投下。
続いてステージを歩き回りながら「My Life is My Story」を披露。同ナンバーは撮影可能曲となっており、オーディエンスは各々手にしたスマホをかかげつつ、ノリノリで楽しんでいた。
最後のナンバーは、特徴的な振り付けでおなじみの「そうです!!!」。ライブには欠かせないアンセムを熱唱し、会場が一体となった。
迎えたアンコールではバンドメンバーとおそろいの、赤いライブTシャツ姿で登場。実はアンコールは初めての経験だそうで「アンコールしてもらえるかどうか心配でした」とホッとした表情を浮かべていた。
ライブグッズの話題では「真っ赤なTシャツとタオルですが、私自ら色落ちしないことを確認したので、安心してください!」とコメントし、場内を笑いに包んだ結那さん。
ツアーを通してガールズバンドの楽しさを再認識したことを語ると、続いて披露したのは新曲の「Days」。「いままでとこれからを表現しました」と笑顔で歌唱すると、オーディエンスからは自然とクラップがわきおこった。
後ろ髪を引かれながら迎えたラストナンバーは、ライブ序盤で弾き語りを披露した「FLAG」。今度は手に旗を持ち、ファンと一緒に振り付けを楽しんでいた。
これにて無事にツアーを完走! バンドメンバーと一緒に客席をバックに写真撮影し、手を振りながらステージを去った結那さん。
幕が下りたあとはスクリーンに「Days」のリリックビデオが流れ(7月22日(火)午前0時より配信中)ステージは終了……、と思いきや、最後に“2人”が後ろを向いている写真が映し出され、ざわめく場内。
本ツアーは「現体制でのラストワンマンツアー」と銘打たれており、何かしらの発表があると思いながら会場に足を運んだファンも多かったことだろう。新体制に向けてのメッセージなのか、今後の展開に注目したい。
<レポーター/ダンディ佐伯・カメラマン/”SUGI” Yuya Sugiura・文責(編集)『れポたま!』編集部>
▼「Days」配信URL
https://sndo.ffm.to/k9jyo5e
▼「Days」リリックビデオ
https://youtu.be/3S3JyJMNTRQ
●LustQueen 公式サイト
https://lustqueen.info/
●LustQueen 公式「X」
@LustQueen_staff