2017年放送のTVアニメ第1期『小林さんちのメイドラゴン』、21年放送の第2期「小林さんちのメイドラゴンS」に続く、完全新作映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』が25年6月27日(金)より全国公開! 6月26日(木)には東京・丸の内ピカデリーにて「公開前夜祭」が行われ、本編上映前には天津飯大郎が司会のもと、カンナ役・長縄まりあ、トール役・桑原由気、石原立也監督、そしてフェリキタス役・小林幸子が登壇し、作品に関するトークショーが開催された。
演じたキャラクターを模した衣装で登場した長縄さんと桑原さん。4年ぶりの新作ということで、同衣装を着るのも4年ぶりとのこと。
この日を迎えたことについて、桑原さんは「映画が決まってからアフレコ、そしてこの日を迎えるまでがとても早かったです」と心境を語り、「『早くみなさんに観てもらいたい』、『1人でも多くの人に観てもらいたい』という一心でムビチケを10枚購入し、特典のクリアファイルもそろいました(笑)」と本作に対するアツい想いも明かした。
長縄さんは「完成した映像を観ると、自分が演じたはずなのに、涙が流れてしまいました。アフレコの後に別のお仕事があったのですが、道中も『もし小さいころにカンナだったらどうだったんだろう?』とずっと考えてしまうくらい没頭したのを覚えています」、
石原監督は「映画のプロジェクトはアニメの放送後すぐに動き始め、早めにシナリオ構成に取り掛かりました。多くの人が関わってできたものを無事にお届けできて、感無量です」とそれぞれコメント。
また上映前ということで、ネタバレがないように見どころを聞かれると、
石原監督は「『小林さんちのメイドラゴン』は日常を描いたエピソードが多いのですが、今回はシリアスなシーンが多く、アクションシーンも多いです。
大画面に映えるような絵作りを目指したので、ご注目ください」、
桑原さんは「キャラクターたちのカッコいい表情や顔つきは映画ならではで、スピード感や迫力も満点です。一方で、どこか懐かしさも感じる作品です」、
長縄さんからは「小林家やその仲間たちのほか、商店街や小林さんのマンションの住人たちも出てくるかも? しれないので、ぜひ隅々まで楽しんでください。一瞬だと思うので、目を凝らしてみてください!」と具体的なヒントも飛び出した。
さらに石原監督からは「原作でも絵柄が変わったり、シリアスなトールが登場したりしますし、映画でキャラクターデザインを変えたわけではないんです。原作に出てくるいい表情は、丁寧に拾ったつもりです」と裏話も明かされた。
ここで、フェリキタス着ぐるみ姿の小林幸子が取り巻きのドラゴンを引き連れて登場! 場内は大いに盛り上がった。
「最初は『着ぐるみはちょっと……』と断ろうと思ったのですが、『もう幸子さんのサイズで作ってしまいましたので、どうにもならないんです』と言われてしまいまして」と苦笑いの小林さん。
アフレコでのエピソードを聞かれると「監督からの指導もあり、スムーズに終わりました」とコメント。
石原監督は「スタッフ陣は収録中、普通はアフレコブースの外にいるのですが、今回はブースに入らせていただき、小林さんの隣でディレクションさせていただきました」と、マンツーマンでアフレコしたことを明かした。
またエンディング主題歌「僕たちの日々」について、小林さんは「当たり前がどんなに大切なことか、奇跡に近いことか、というのを歌で表現しました。『映画を観て温かくなった気持ちをずっと忘れないように』、という想いを込めて歌いましたので、たくさんの人に届いてほしいです」とコメント。
長縄さんは「何回聴いても涙が出ます」、桑原さんも「生歌を聴かせていただいたことを思い出しながら聴いています。テレビシリーズにもピッタリで、人生を思い出させてくれるような歌でもあります」と楽曲についての印象をしみじみと語っていた。
また、イベント中に流された「僕たちの日々」にあわせて小林さんが「生歌」(一部)を披露するなど、サービス精神が旺盛の彼女にオーディエンスから大きな拍手が贈られる一幕も。
終始温かい空気のなかでトークショーは終了した。
【劇場版概要】
『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』
2025年6月27日(金)より全国公開
【キャスト】
カンナ:長縄まりあ
小林さん:田村睦心
トール:桑原由気
エルマ:高田憂希
ルコア:髙橋ミナミ
イルル:杉浦しおり
ファフニール:小野大輔
滝谷 真:中村悠一
才川リコ:加藤英美里
真ヶ土翔太:石原夏織
フェリキタス:小林幸子
アーザード:島﨑信長
キムンカムイ:立木文彦
原作:『小林さんちのメイドラゴン』クール教信者(双葉社「漫画アクション」連載中)
監督:石原立也
オープニング主題歌:fhána「涙のパレード」
エンディング主題歌:小林幸子「僕たちの日々」
挿入歌:コトリンゴ「ねがいごと」
アニメーション制作:京都アニメーション
製作:ドラゴン生活向上委員会
配給:松竹
●映画公式サイト
https://maidragon.jp/movie/
●アニメポータルサイト
https://maidragon.jp
●アニメ公式X
@maidragon_anime
●アニメ公式TikTok
@maidragon_anime_official
推奨ハッシュタグ:#映画メイドラゴン #DragonMaid
(C)クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会