日本全国の温泉地の魅力を発信するために発足した地域活性化プロジェクト「温泉むすめ」。本コンテンツに登場する“温泉むすめ”のキャストが登壇するライブが2025年3月15日(土)、東京・飛行船シアターで開催された。
大型ライブイベントは19年12月以来、約5年半ぶり! 今回はコンテンツ内ユニット「SPRiNGS(スプリングス)」から選抜メンバー(有馬 輪花 役・本宮佳奈、道後 泉海 役・篠田みなみ、登別 綾瀬 役・日岡なつみ、奏・バーデン・由布院 役・和多田美咲)。
そして発表されたばかりの新ユニット、「VUCCA(ヴッカ)」(かみのやま 庵 役・進藤あまね、福地 珊瑚 役・反田葉月、稲取ひなめ 役・鈴木杏奈、別所愛染 役・立石凛)が登壇。新旧ユニットが共演を果たし、多くのぽか旦那、ぽか女将(ファン)を前に最高のパフォーマンスを見せた。
ここでは「2部」の模様をレポートする。
まずはVUCCAの4人が立ち位置をスピーディーに変えながら「オーバーフロー!」を披露し、客席は色とりどりのペンライトで埋め尽くされた。
最初のMCでは『温泉むすめ』のライブ・イベントでお決まりの掛け声「チョイナ~!」の掛け声とともに自己紹介。ユニット名の由来を紹介し、スプリングスにバトンタッチした。
バトンを受け継ぐように登場した、SPRiNGSは「未来イマジネーション!」を歌唱。先輩ユニットとして経験値の高さを見せつけるパフォーマンスで客席を魅了した。
続いてはSPRiNGSの4人による自己紹介。ライブやイベントではおなじみの“口上”つきで披露し、場内を沸かせていた。会場を埋め尽くしたぽか旦那、ぽか女将を前に、和多田さんは「グーテン!」、「モルゲン!」のコール&レスポンスを3回行うなど、この日を待ちきれなかった様子がうかがえた。
ライブタイトルにもあるように、今回のライブのコンセプトは「FUSION(融合)」。今回出演した2グループだけでなく、『温泉むすめ』が誇るユニットの楽曲も随所で披露。SPRiNGSとVUCCA混合での楽曲披露や、衣装チェンジも頻繁に行われ、温泉むすめ初となるプロジェクターを使用した映像演出も加わった最後まで見どころ満載のステージとなった。
続いてのブロックではVUCCAのメンバーがソロ曲を披露。
まずは進藤さんがオーディエンスに向けて手を振りながら「ココロコノママ」を歌唱すると、鈴木さんが胸に手を当てながら「まつりごと」を優雅に歌い上げた。
さらに番傘を持った演出と共に立石さんが「雨の雫」を、反田さんは虫眼鏡「一緒に踊りましょう!」と客席をあおりながら「気分はストレンジャー」を披露しキャラクターの個性が盛り込まれたステージングが観られた。
「みんな、まだまだ声を出せますか~!?」という声に続き、和多田さん、進藤さん、鈴木さん、立石さんの4人でユニット・petit corollaの人気曲「Petit Etoile」を歌唱。和多田さんと立石さんは「途中から雨が降ってきて、傘をさす仕草」をアドリブで入れるなど、ここでしか見られないようなパフォーマンスとともに2つのユニットが“FUSION”すると、篠田さん、日岡さん、反田さんによる「ロマンスの林檎」、そしてペンライトを担当カラー色に変えながら渡していく、この日ならではのパフォーマンスが目を惹くSPRiNGSの「湯夢色バトン」へと続けた。SPRiNGSは本来9人組ユニットということで「9人バージョンもいつかぜひ味わってください!」と笑顔で語る4人だった。
また、MCではVUCCAとの出会いについても語られ、「リハーサルで4人を観たとき『芸能人が来た!』と思った」そう(笑)
そんな、頼りになる後輩たちに「一日の長」を見せつけるべく、ここからはSPRiNGSのソロパートがスタート。
まずは本宮さんがこぶしを振り上げながら「進化系ミライ」、篠田さんがダンサーを従えて「うぇるかむ to ONSEN!!」を元気いっぱいに、和多田さんはスタンドマイクを握りしめながら「ユメを抱いて生きてく私たち」を語り掛けるように歌い上げ、最後は日岡さんが艶やかさも見せながら「湯けむりトキメキゲーム」を歌唱した。
SPRiNGSの4人とVUCCAのメンバーが総登場する、コミカルなミニドラマがスクリーンに流れたあとは、後半戦に突入!
まずはユニット・AKATSUKI(鬼怒川 日向 役・富田美憂、玉造 彗 役・田澤茉純、別府 環綺 役・岩橋由佳)のナンバー「情熱のパラディソ -Live ver-」を本宮さん、反田さん、立石さんの3人で熱唱。
続く、SPRiNGSの「SILENT VOICES」では本宮さん、和多田さん、鈴木さんが絶妙なハーモニーを奏でた。
本編は残すところあと2曲。クラップが沸き起こるなか、VUCCAが新曲「ユメハナビ」を歌い上げ、ライブでは外せない定番ナンバー「咲かせよ 沸かせよ バンバンBURN!」で会場のボルテージは最高潮に達した。
迎えたアンコールでは、まずはVUCCAが登場。ライブに向けて精一杯準備をしてきたことが4人の口から明かされ、さらに今後2人のメンバーが追加されることも発表された。
また、この日は『温泉むすめ』のプロジェクトが発足した記念すべき日。「温泉むすめが生まれた日にステージデビューを飾れてうれしいです!」とよろこびを爆発させていた。
ここで、SPRiNGSのメンバーがタオルを手に登場。客席のぽか旦那、ぽか女将も次に歌う曲を察したようで、いそいそとタオルの準備を始める。
8年間さまざまな場所でパフォーマンスを行ってきたということもあり、客席には色とりどりのタオルの花が咲き、『温泉むすめ』の歴史を彩ってきたタオルを前に8人は感慨深げな様子だった。
タオルを振り回しながら「青春サイダー」を笑顔で歌い切ったあとは、告知コーナーが展開した。
25年12月28日(日)にライブイベントが開催することが決定し、同時にSPRiNGSのメンバー9人が勢ぞろいすることも発表され、場内からは大歓声が!
最後は、いつも応援してくれるすべてのぽか旦那、ぽか女将に向け、心を込めて「追伸、ありがとう」を届け、オープニングに続いて『チョイナ~!』の掛け声とともにライブは終了した。
<レポーター/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
☆ページ下部に写真一覧あり。
☆本公演の配信チケット購入は4月6日(日)20:00まで!
https://live.tv.rakuten.co.jp/content/504480/
☆最新情報は公式サイトおよび公式「X」をチェック!
●『温泉むすめ』プロジェクト公式サイト
https://onsen-musume.jp/
●『温泉むすめ』プロジェクト公式「X」
@onsen_musume_jp