【プレゼントあり】「アルバムもライブも、私らしさをたっぷり詰め込みたいです」 1st Album『解放』をリリースした青山なぎさ インタビュー

By, 2024年10月20日



2024年5月にファン待望のアーティスト活動を開始した青山なぎさが1st Albumを10月16日(水)にリリース!
5月にデジタルリリース、かつアルバムリード曲である「解放」、続けて6月にデジタルリリースを行った「キミと」に新曲を加えた、全10曲を収録。すべての曲の作詞を自身が担当した意欲作となっている。
「セルフプロデュース」を掲げた音楽活動を行なう彼女の魅力が存分に詰め込まれた1枚。11月4日(月・振休)には豊洲PITにて1stライブ『KAIHOU』も控える青山さんにアルバムについて、さらにライブへの意気込みなどを語っていただいた。

―アルバムの制作はどのように決まったのでしょう?

青山なぎささん(以下、青山):実は、アーティスト活動を始めるタイミングで「アルバムを作るのはどうか」という話が出ていたんです。5月にデジタルリリースした「解放」に関しても、「アルバムからの先行曲」という位置づけでした。
ジャズ調、ミュージカル調の楽曲、ピアノの音に乗せて歌うバラードと、「青山なぎさはこう歌うんだ」というのを発表したいと思い、「ならばアルバムを作るのが最適だよね」という結論になったんです。

―そうだったのですね。ちなみに収録曲はすべてコンペで選ばれたとか。

青山:はい。素晴らしい曲がたくさんあって、選ぶのに苦労しました。「この曲はぜひ歌いたいけど、アルバムのコンセプトと外れてしまっているな」という曲もありました。今回は泣く泣く外した曲も1曲や2曲ではなかったです。いつか日の目を見ることになればいいな、と思っています。

―制作に関して、どの程度関わられたのでしょう?

青山:「解放」(シングル)の際にもお話しましたが、「セルフプロデュース」にこだわりたいということで、曲の系統や長さなどに関しても、私のほうからも意見を提案させていただきました。
曲作りの仕上げに「ミックス音」を作るのですが、「曲終わりの長さはあと3秒くらい短くてもいいかも」と思ったので、それをスタッフさんに伝えて詰めていったり。とにかく自由にやらせていただきました!

―曲の並び順に関しても、ご自身の意見が反映されていると。

青山:はい。例えば「A」と「B」、2曲の終わりと始まりをパソコンで流してフレーズのつながりを確認して、どんな印象を受けるのかを検証したり……相当こだわりましたね。かと言って私の独断と偏見だけで決めるのではなく、スタッフさんの意見も聞きつつ、決めていきました。

―アルバム収録曲は8月10日に開催された「神宮外苑花火大会」で、初めて披露されました。

青山:私の出番は花火大会が終了したタイミングでしたので、「混まないうちに」と足早に駅に向かい人もいるなかでステージが始まりました。
アウェーの空気が流れるなか、なぎっこが「青山なぎささんは今日が初ステージなんです! ぜひ聴いていってください!」と叫んでいるのが聴こえてきたんです。普段、ステージ上でイヤモニを装着していると、周りの声があまり聴こえないのですが、それでも届くくらいの大きな声で、うれしくてジーンときてしまいました。
これからも私を応援してくださるすべてのみなさんが幸せになってもらえるようなパフォーマンスができるよう頑張りたいと強く思いましたね。

―その後リリースイベントが始まり、曲を直接届ける機会がありましたが、手ごたえはいかがですか?

青山:なぎっこたちが来てくれるのはとてもうれしくて大きな励みになります!また、書店やコンビニエンスストアなどでのプロモーションを見て興味を持ってくださった方や、「たまたま近くでイベントがあったので参加しました。1stライブのチケットも買いました!」という方もいたり。さまざまな形で私の音楽活動を知ってくださったのがわかり、うれしかったですね。

―ではここからは楽曲についてお聞きします。「解放」が1曲目、そしてラストトラックに「キミと」が収録されていますが、こだわりはあったのでしょうか?

青山:はい。「解放」と「キミと」の曲順に関しては、真っ先に決まりました。
デビュー曲である「解放」で「青山なぎさの歌はここから始まって、さまざまなジャンルの曲を“解放”していくぞ!」という意思表示をしまして。そして「キミと」は応援してくれるみなさんに対する私の気持ちを歌った曲ですので、最後に「いつもありがとう」と伝えるべく、ラストトラックに持ってきました。

―新曲について1曲ずつお聞きします。「ホントの気持ち」は切なさと疾走感を感じるナンバーです。

青山:アルバムの制作中に「神宮外苑花火大会」のステージ出演が決まりまして。コンペで聴いたとき、とても印象に残った楽曲があり「この曲を歌いたい」と思ったんです。それが「ホントの気持ち」でした。
最初は「自分が目指したいことについて歌詞にしよう」という構想があったのですが、花火大会の来場者には、“恋人未満”のカップルもいるんじゃないかと思ったので「相手に気持ちをうまく伝えられていない人たちの背中を押せるような歌詞にしたい」と進路変更しました。
なので、もしステージに立つことが決まっていなければ、全然違う歌詞になっていたと思います。

―レコーディングに関してはいかがでした?

青山:高低差が激しく、かつ息継ぎをする場所がなく…。レコーディングを終えたあとも「果たしてライブで歌えるだろうか?」と、かなり弱気な気持ちになったのを覚えています。でも「歌うと決めたからには」と、必死で頑張りました!

―「ステップ」は軽やかな気持ちになれるメロディラインが特徴的です。

青山:タイトルどおり、ステップを踏みたくなるような楽曲です。ライブで一緒にワイパー(手を左右に大きく振る)しながら歌える曲がほしいと思っていて、その想いを存分に込めたナンバーになりました。
学校や職場でイヤなことがあっても笑い飛ばせるような、元気の出る1曲になればと思います。

―「Addicted to you」はどのようなコンセプトで作詞されましたか?

青山:わかりやすい歌詞を心がけました。アルバム曲全体に言えることなのですが、難しすぎない歌詞にすることを意識しています。
曲のタイトルが「あなたに夢中」という「中毒性」を感じるものになっていまして、ちょっと大人な女性を意識して歌いました。

―「シャドウ」と「Addicted to you」は、とある「関連性」を意識して作られたとか。

青山:「Addicted to you」と同じく、大人の女性が主人公の楽曲です。ただ、「Addicted to you」が「本当の気持ちをまだ伝えきれていない」のに対し、この曲は「このままじゃダメだとわかっているけど変えられない」ということを歌っていて。
「Addicted to you」は自分の気持ちを相手に気づいてほしい気持ち、そして「シャドウ」は現実を知ってしまった自分の気持ち……と、まったく違うことを歌っているのが我ながらすごくいいな、と!

―この曲は転調もあり、歌うのが大変そうですね。

青山:いや~、難しかったです(苦笑)
ピアノのみでメロディをなぞっている音源を聴いて、歌詞を書いていったのですが、「これは人間が歌えるのか……?」と、思わず笑ってしまいました。でも「この曲を生バンドで歌ったらメチャクチャカッコいい」と思ったので意を決し、挑戦しました!

―歌詞でもこだわった点があるとか?

青山:「このまま知らないふりして」という詞があるのですが、「(自分が)知らないふりをしている」と「知らないふりをして(ほしいという願望)」、どちらともとれると思いまして。実は元々「知らぬが仏ね」というフレーズだったのですが、レコーディング前日に差し替えました。
同様に「思いどおりにはならない」という詞に関しても、元々「思いどおりにはさせない」だったものを「自分の思い通りにならない」「相手の思い通りにさせない」、どちらともとれる“ダブルミーニング”になるよう、直前で差し替えたんです。
「直前でインスピレーションが沸いてよかった!」と思いました。

―「そよ風」はピアノの音色が特徴的なバラードです。

青山:ピアニストの方と同時レコーディングという形をとらせていただきました。
私の息遣いにあわせてテンポを変えてくださったたので、臨場感を味わえる楽曲になっていると思います。ほかにもピアノのペダルを踏む音が入っていたり、「録って出し」のような形で収録されていますので、リアルな音を聴くことができると思います。
ヘッドホンで聴いても、自宅のスピーカーで聴いても、楽しめるように音の調節も行ないましたので、ぜひ堪能していただきたいです。

―「wake up」は力強いボーカルでオーディエンスを引っ張っていきそうなナンバーですね。

青山:この曲で、初めて英語の歌詞に挑戦させていただきました。母音も子音も聞き取りやすいのが英詞のいいところだと思うので、気合を入れて歌詞制作に臨みました!
英語圏に住んでいる友人に「『Get my back to the wall(追いつめられる)』って言い方、本当にするの?」と聞いてみたり、ネイティブな方にも確認しつつ書いていきました。

―「幸せ」は青山さんの笑顔が浮かんできそうな、優しさを感じる楽曲になっています。

青山:タイトルどおり「幸せ」を意識して詞を書かせていただきました。「キミと」と同じく、なぎっこたちのことを思い浮かべながら詞を考えていったのですが、2サビの「もしあなたが全て忘れてしまっても笑い合えたこの時間私が覚えてる」というフレーズで「ライブ中、いまこの瞬間が一番楽しい」というの私の気持ちを伝えたくて。みんなが私以外のイベントやライブに行っているときも、私はライブをしている瞬間がとても大事なんだということを詞にしたためました。
言葉にすると恥ずかしくて、どうしてもふざけてしまうのですが(笑)、歌にすればちゃんと自分の気持ちを伝えられるのではないかと思い、作った曲です。

―「Voice」はBPMの速い、ゴリゴリのアレンジも特徴的なナンバーになっています。

青山:こちらも英語詞に挑戦させていただきました。
「Voice」では「革命」をイメージした詞を描きたいと思いまして。「中世のレジスタンスのリーダーが国民・市民を鼓舞する曲」というイメージで、「こういう時代背景で国はこういう状況で……」というのをネイティブな方に細かくお伝えして、どんな表現が一番適切かを考えていただいたんです。
また、この曲は声にエフェクトがかかっており、電子音が多めなんです。敢えて抑揚をつけない歌い方を意識して、アレンジにフィットするようにしました。

―こうしてみると、1曲ごとに青山さんの想いの強さがこれでもかと伝わってきます。

青山:ありがとうございます! 今回、セルフプロデュースを通して「私は0から1を作るのが好きなタイプなんだな」というのが分かりました。
また、どの曲もライブ演出を考えながら作詞やレコーディングをしました。「この曲は白いスポットライトが当たるところでゆっくり歌いたい」とか「光が明滅するような演出で、私の姿が一瞬一瞬で見えなくなるような演出がほしい」とか、想像しながら制作していきました。
また、最近はほかのアーティストさんのライブに足を運び「こういう見せ方、カッコいいな」と研究しながら観るようにしています。1stライブにどのくらい反映できるかどうかわかりませんが、今までの経験をもとにブラッシュアップしていきたいです!

―CDは【初回限定盤A】【初回限定盤B】【通常盤】の3種類で発売されますが、それぞれのジャケット写真の特徴を教えていただけますか?

青山:【初回限定盤A】に関してはスッと前を向いて、色っぽさを出している表情になっています。
【初回限定盤B】は横顔を見せているのですが、顔のラインにちょうど光が当たるよう、調整しながら撮影しました。そして【通常盤】では不敵に笑う、接写の青山なぎさを堪能することができます(笑)!

―【初回限定盤A】【初回限定盤B】に付属するBlu-rayに収録された映像についてもご紹介ください。

青山:【初回限定盤A】の「DOCUMENTARY of 解放」は「神宮外苑花火大会」のステージの様子が収録されています。私のソロアーティストとして初めての舞台の模様が詰まっていますので、たくさんの方にご覧いただきたいです。
ほかにも「解放」のMusicVideoの撮影現場や楽曲の制作現場を中心に、私を追った映像が収録されています。普段見せない表情もご覧いただけると思うので、こちらも楽しんでいただけると幸いです。
【初回限定盤B】の「ヒット祈願!特別ロケ企画」に関しては「テレビの特番かな?」と思えるようなクオリティの映像になっています。なんならこの映像一本でBlu-ray作品を出せるんじゃないかと思うくらいで(笑)
そして、私の恥ずかしい一面も……(笑)? ぜひご覧ください!

―11月4日(月・祝)には「青山なぎさ 1st LIVE『KAIHOU』」(1日2公演)が開催されます。

青山:初めてのライブでドキドキですが、2公演こなせるよう、身体づくりを頑張ろうと思っています。またライブグッズやステージの演出など、こだわれるところはとことんこだわっていきたいですね。

―ところで、そろそろ季節は秋本番ということで、芋好きの青山さんにおすすめの芋料理を教えていただきたいのですが……。

青山:急ですね(笑)
手軽で、それでいて奥が深いのは「焼き芋」です。一度蒸らして、ホイルなどに巻いて保温できる状態のままオーブンに入れ、じっくりと温めるんです。すると、お安めの焼き芋でも劇的に美味しくなりますので、ぜひ試してみてください!
それともう1つ。私は『シルクスイート』というしっとり系のサツマイモが好きなのですが、甘さが足りないときはぜひバターと一緒に食べてみてください。すごく美味しくなること請け合いです!

―耳より情報、ありがとうございました!
最後に、読者にメッセージをお願いします。

青山:『解放』をお聴きいたくと青山なぎさの色んな歌い方や声色を知っていただけると思います。全曲聴き比べてもらえると幸いです。
そして1stライブではみなさんと一緒に最高のステージを作り上げたいです。ぜひ遊びに来てください!

<インタビュアー・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【アルバム概要】

『解放』
発売中(2024年10月16日(水)発売)

【初回限定盤A】[CD+Blu-ray+歌詞カード入りブックレット28p+ジュエルケース]
◎Blu-ray収録内容
・『解放』Music Video
・DOCUMENTARY of 解放(Music Video撮影風景・楽曲制作風景・神宮外苑花火大会ライブ)

※収録分数:約45分
価格:6,050円(税込)

【初回限定盤B】[CD+Blu-ray+歌詞カード入りブックレット28p+ジュエルケース]
◎Blu-ray収録内容
・『解放』Music Video
・ヒット祈願!特別ロケ企画

※収録分数:約45分
価格:6,050円(税込)

【通常盤】[CD+歌詞カード入りブックレット16p+ジュエルケース]
価格:3,300円(税込)

【収録曲】
01.解放
02.ホントの気持ち
03.ステップ
04.Addicted to you
05.シャドウ
06.そよ風
07.wake up
08.幸せ
09.Voice
10.キミと

◆購入は下記リンクから
●初回限定盤A
https://aoyamanagisa.lnk.to/KAIHOU_CD-A
●初回限定盤B
https://aoyamanagisa.lnk.to/KAIHOU_CD-B
●通常盤
https://aoyamanagisa.lnk.to/KAIHOU_CD-N

※初回限定盤A・Bのブックレットの中身は共通です

●青山なぎさ オフィシャルサイト
https://aoyamanagisa.jp/
●青山なぎさ 公式「X」
@AoyamaNagisa
●青山なぎさ オフィシャルYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@nagisa.aoyama.official
●青山なぎさ 公式Instagram
@aoyamanagisa_official

【プレゼント】
青山さんのサイン色紙を1名にプレゼント!
ご希望の方は『れポたま!』公式「X」@repotama(https://twitter.com/repotama/)をフォローし、当該記事のポストをリポストしてください。当選者にはDMにてこちらからご連絡させていただきます。
応募締め切り:2024年11月22日(金)23:59まで

◆注意事項◆
◎ご応募いただいた方の中から、厳正な抽選の上、当選者を決定いたします。
◎当選者様にはXのDMにてこちらからご連絡させていただきます。落選の場合のご連絡は致しません。
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