神谷浩史と坂本真綾が『物語』シリーズの魅力を各々の視点で語る! 『傷物語 -こよみヴァンプ-』公開記念舞台挨拶

By, 2024年1月13日



劇場アニメ『傷物語 -こよみヴァンプ-』が、2024年1月12日(金)より全国公開中!1月13日(土)には東京・新宿バルト9で舞台挨拶が開催され、阿良々木 暦役・神谷浩史、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード役・坂本真綾が登壇した。

『傷物語 -こよみヴァンプ-』は2016年に公開された『傷物語』の“3部作”『傷物語〈I 鉄血篇〉』、『傷物語〈II 熱血篇〉』『傷物語〈III 冷血篇〉』を再構成した作品。
神谷さんは「3作品を1本化して、こうして贅沢な空間で観られるようにしてもらえてうれしいです」、
坂本さん「前作を観られた方のなかには、当時とは価値観や生活環境が変わった人も多いと思うので、また新鮮な気持ちで観られるのではないでしょうか?」とそれぞれコメント。

本作を制作するにあたり、新たにアフレコし直したシーンもあるそうで、
坂本さんは「もう一度アフレコするのは正直しんどいな、と……。神谷さんに『もう一回やるのは大変だよ』とブーブー言っていました(笑)」と語り、会場を笑わせた。
一方、神谷さんからは、「『物語』シリーズのアフレコ前は毎回、原作と台本を照らし合わせる時間をいただいているのですが、今回は“3部作”と本作の台本を照らし合わせ、理解したうえで臨みました」と裏話が語られた。
また、先日開催された『ANIPLEX 20th Anniversary Event -THANX-』の『化物語』ステージでは本作の冒頭が流れたそう。同ステージに登壇した神谷さんは「客席のリアクションがすごかったので、うれしかったですね」と話していた。

本作の見どころを聞かれると、
神谷さんは「全部です。尾石達也監督が人生の何分の一かを費やして作った渾身のフィルムになっているので」と力強く話し、
坂本さんは「長く続いているシリーズですが、『傷物語 -こよみヴァンプ-』は入り口として最高の作品だと思います。これからどんどん『物語』沼にハマってもらいたいですね」と笑顔で話した。

『物語』シリーズの魅力を改めて聞かれ、
「青春怪異小説の原点であり、古典だと思います」ときれいにまとめた神谷さんに対し、
坂本さんは「先に素晴らしいコメントを言われてしまった」と苦笑いしつつ「私は『物語』シリーズと神谷さんの存在は一体だと思っているんです。なので、『神谷さんそのもの』が魅力だと思います。座長が神谷さんだったから、ここまでこられたと思いますし」とコメント。
それを聞いた神谷さんは「(マスコミが入っているので)これ、記事になっちゃうから(笑)!」と照れていた。

<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【劇場版概要】
『傷物語 -こよみヴァンプ-』
全国の映画館にて好評上映中(2024年1月12日(金)全国ロードショー)

【スタッフ】
原作:西尾維新「傷物語」(講談社BOX)
監督・脚本:尾石達也
キャラクターデザイン:守岡英行
音響監督:鶴岡陽太
音楽:神前 暁
アニメーション制作:シャフト
配給:アニプレックス

【キャスト】
阿良々木 暦:神谷浩史
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード:坂本真綾
羽川 翼:堀江由衣
忍野メメ:櫻井孝宏
エピソード:入野自由
ドラマツルギー:江原正士
ギロチンカッター:大塚芳忠

●『傷物語 -こよみヴァンプ-』公式サイト
https://www.kizumonogatari-movie.com/
●西尾維新アニメプロジェクト 公式「X」
@nisioisin_anime

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