パーソナリティのトークとパフォーマンスを「肴」に乾杯! 『青山吉能と前田佳織里 金曜日のしじみ』「空想と狂犬の宴~お昼のマカロン」「空想と狂犬の宴~夜のジャーキー」レポート

By, 2022年9月15日



「ニッポン放送PODCAST STATION」ほか各ポッドキャストアプリにて、毎週金曜日21時ごろに配信中の『青山吉能と前田佳織里 金曜日のしじみ』。お酒好きの青山吉能と前田佳織里が、二日酔いに効果がある「しじみドリンク」のごとく、リスナーの宵酔いライフをサポートするプログラムだ。
同番組の初となるリアルイベントが2022年8月28日(日)、東京・神田明神ホールで行なわれた。ここでは「昼の部」と「夜の部」の模様をお届けする。

 

「昼の部」では、まずは前田さんの快復祝いもかねて「金曜日のしじみ オリジナルラベル日本酒」で乾杯。
前田さんが「飲みやすいし、お米の甘みが染み渡ります!」と飲んだ感想を述べると、青山さんは「午前中に番組を収録することが多いので、お酒を飲ませてもらう機会が少ないんですよね……」とぶっちゃけトーク(笑)

最初は、番組内で読む時間があまり取れない普通のおたより、いわゆる「ふつおた」を紹介。療養中、相良茉優さんが前田さんの代打パーソナリティを務めたのだが、配信を聴いていた前田さんから番組の感想が語られ、青山さんは「本人の前で感想を言わないで!」と苦笑い。
アルバイトをしているリスナーからの「後輩ができました」というおたよりでは、後輩の話題に。前田さんは先日『おにぱん!』という作品のイベントで、事務所の後輩たちと絡んだときのことを話した。一方、青山さんは「後輩に尊敬されるにはどうすればいいのか、難しいよね」と語り“先輩”になりきれていない様子だった。

「クイズ 何かよくわからないもの実況」コーナーは、番組のレギュラーである「あたらしいゲーム実況」コーナーのイベント版。片方がお題に沿ってジェスチャーし、もう片方が何を表しているのかを答える、というもの。
「クラゲのすいか割り」や「カンガルーが甲子園の土を袋に集める」など、難度の高いお題に挑戦し、クオリティの高いジェスチャーを見せる2人に大きな拍手が上がった。

続いては「朗読ドラマ」コーナー。「別世界(マルチバース)の青山吉能がしそうなツイートを想像して送ってもらう」という「空想特撮声優 シン・青山吉能ジングル」コーナーから生まれたシン・青山吉能が主人公の物語を2人で朗読する。
『情●大陸』っぽいBGMに乗せ、声優に憧れる青山さんがSNSを駆使してのし上がっていくストーリーが面白おかしく、ときに感動的に語られた。

「新しいグッズ紹介」コーナーはイベントにあわせて作成された「手書き文字Tシャツ」や「名言ステッカー」「栓抜き缶バッジ」などのグッズを「海水浴場でギャルが逆ナンパする感じで」(前田さん)「言葉を覚えたてのAI風に」(青山さん)などのお題に沿って紹介。最初は役になりきって演技をする相方を見たり、突っ込みを入れるだけだったのが、そのうち2人のコントが始まり、客席も大盛り上がり(笑)
当然のように(?)終了予定時間をオーバーしてしまい「せっかくタイムキープがうまくいっていたのに」と苦笑いの2人だった。

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「夜の部」は飲酒時の強い味方「へパリーゼ」を飲んでから乾杯! リスナーに紹介された「カニ(かにかま)メンママヨネーズ」を美味しそうに食べながらお酒を堪能していた。

 

「ふつおた」コーナーでは「推している某アイドルへの、とあるアクションがきっかけでその子に認知された」というネタで大盛り上がり。「好きなご飯のおともは?」という質問そっちのけで、リスナーの当該ツイートをチェックする2人だった(笑)

「エアゲーム実況」コーナーでは、リスナーから送られてきた架空のゲームをエアプレイ。すべての言葉を「パピプペポ」で表す「パピプペ語」を使いこなしながらプレーする2人(笑)
さらに、青山さんがリスナーサービスを兼ねて「かわいいセリフ」を披露するなど見どころ満載だったものの、残念ながらラスボス手前で時間切れとなってしまったのだった。

「夜の部」の「朗読ドラマ」コーナーでは前田さんをフィーチャー。「夢小説」にハマッていた学生時代のかおりん(前田さん)は、頼りになる仲間たちと3人で制作に励んでいたが、時が経ち解散してしまうことに。1人になってしまったかおりんは、ひょんなことから夢小説に通じる(本人談)「ラップバトル」にのめりこみ、頂点へとのぼりつめるのだった……。
という物語を、前田さんが仲間たちの前で提案していた、というオチ。さらに、3人が原作のアニメのオーディションを受けに、声優の青山さんが訪れる……という「昼の部」にもつながるエンディングに、2人からも感心した声が上がっていた。

最後は「新しいグッズ紹介」コーナー。「ツンデレの『ツン』だけでグッズ紹介」(前田さん)、「限界オタク風にグッズ紹介」(青山さん)といったミッションに全力で取り組み、拍手喝采だった。

【イベント後コメント】

―本日のイベントの感想をお願いします。

青山吉能さん(以下、青山):このような状況ですし、リスナーさんを呼んでのイベントは難しいかと思っていたのですが、開催できてよかったです!

前田佳織里さん(以下、前田):リスナーさんが「普段こんな感じで番組を聴いてくれているんだ」というのがわかって、うれしかったです!

青山:そうそう! 普段はSNSを通してのメッセージでしか反応がわからないのですが、みなさんの反応を見ながらしゃべることができたのは貴重でした。

―そんななか「ふつおた」コーナーではネタで盛り上がってしまい、あまり紹介できませんでしたね。

前田:『金曜日のしじみ』あるあるです(苦笑)

青山:ディレクターさんから「グッズ紹介コーナーで押すだろうから、前半は巻きめでお願いします」と言われていたのですが、それでも最終的にタイムオーバーしてしまいましたからね……(苦笑)

前田:みんなが見てくれていたからこそ、私たちのコント(?)のキレが増したと思うので、結果オーライです(笑)

―「オリジナルラベル日本酒」のオススメポイントを教えてください。

前田:お米のうまみが引き出されていて、常温でもすごく美味しかったです。冷やして飲んだらどんな味になるのか? 気になります!

青山:自分の好きな番組で自分の好きな日本酒を造っていただけるのがすごくうれしくて。

前田:ラベルに番組名が入っているのもお気に入りです! 販売予定分は完売してしまったそうですが、ぜひ再販してほしいですね。

―先ほども出ましたが、お2人が身体を張った「番組グッズ紹介コーナー」もインパクトがありました。

前田:私たちがあれだけのことをしたのですから(笑)ぜひたくさんの方に買っていただきたいです!

青山:リスナーさんから送られてくる「こういう設定で紹介してください」というネタも本当に秀逸なんですよね。リスナーさんあっての番組です。本当に感謝です!

―イベントの最後に、前田さんから「おばあちゃんになっても続けていきたい番組」という言葉がありました。

青山:あのメッセージには感動しました。「いいこと言うなあ」って。

前田:本当? ありがとう。今後も私たちが生きている限り、番組を続けて、そしてお酒を飲み続けたいと思います(笑)!

<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
☆ページ下部に写真一覧あり。

【番組概要】
『青山吉能と前田佳織里 金曜日のしじみ』
■配信時間:毎週金曜21時ごろ配信

■配信先:ニッポン放送PODCAST STATION( https://podcast.1242.com )、ANNJAMほか、Apple、Spotify、AmazonMusic等各種Podcastアプリ
■パーソナリティ:青山吉能 前田佳織里
■メールアドレス:shijimi@allnightnippon.com
■番組Twitter:@shijimi_1242
■番組ハッシュタグ:#金曜日のしじみ