現在、Eテレ『にほんごであそぼ』や『すイエんサー』にレギュラー出演中、タレント・女優として活躍している奥森皐月。
現役の高校生にして多くの趣味を持ち、特にお笑いは彼女の生活に強く影響を与えているそうだ。
また、無類のラジオ好きとしても知られ、彼女がWEBサイト「クイック・ジャパンウェブ」に寄稿したラジオに関するコラムでは、深夜ラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』をフィーチャー。実際にパーソナリティの伊集院光が番組内のフリートークでコラムのことを紹介するなどし、反響を得た。
今回はまだまだ知るところの多い奥森さんを直撃。濃密な16年間を掘り下げつつ、「いまもっともやりたいこと」についても語っていただいた。
―まずは、芸能活動を始めたきっかけを教えてください。
奥森皐月さん(以下、奥森):0歳の時からアマチュアで赤ちゃんモデルをやっていました。特に事務所に所属していなかったのですが、とある知り合いから勧められて、3歳にモデル事務所に所属しました。
―最初は、両親の意向で始めたと。
奥森:両親は特に「皐月を芸能界で活躍させたい!」という強い気持ちがあったわけではなく、成長を記録する一環として、紙やWEBなどの記事に残したいだけだったようです。
私自身も楽しく活動していたので、ここまできていますが、両親からは「もし辞めたければ辞めればいいよ」ということをずっと言われていました。
―最初の仕事は覚えていますか?
奥森:NHKの『にほんごであそぼ』が、事務所に所属してから最初の大きなお仕事だったと思います。あのころは私も正直「そのうち辞めるんだろうな……」となんとなく思っていたのですが、おかげさまで13年目に突入しました(笑)!
―奥森さんはまだまだお若いですが、小さいころに将来の夢はあったのでしょうか?
奥森:小学校に上がる前は、なんとなく「ピアノの先生になりたい」という夢があったと思いますが、いまは「この仕事をずっと続けていく」というのが夢、というか目標ですね。
ピアノにしても、芸能活動の糧になるように習っていた、というのがありますし、これまでやってきたことのすべてがお仕事につながっていると思います。
―休みの日はどんなことをされていますか?
奥森:SNSに上げるための文章を書いたり、写真を撮ったりしています。趣味が多いので、家で何かしらを黙々とやっていることが多いかもしれません。
友人と遊ぶときは、美術館や神社に行くことが多いです。同じ趣味を持っている子と遊ぶことが自然と増えますね。
―神社はほぼ毎日参拝に行かれているそうで。
奥森:日々ただ来る仕事をこなすのではなく、「ここまでにこれをクリアしたい」と目標を細かく決めているのですが、その進捗状況を神社の神様に報告しに行っている……という感じです。
別に「どうしてもあの仕事をしたいんです。神様、お願いします!」みたいに、いわゆる「神頼み」をしにいっているわけではないです(笑)。
―趣味が多いと、1日24時間ではとてもじゃないけど足りないのでは?
奥森:本当にそうです! 私はラジオが好きなのですが、テレビのバラエティ番組もたくさん観ていて。今日ここにくる前も『勇者ああああ』、『あざとくて何が悪いの?』とか、全部で5本の番組を観てきました(笑)。
―個人的には、奥森さんが『タモリ倶楽部』に出演しているところが見てみたいです。
奥森:あの番組、私も大好きです。毎回の企画がすごく奥深いですよね! 『タモリ倶楽部』出演が、ひとつの目標です!
―奥森さんはラジオが大好きで、とくに『伊集院光 深夜の馬鹿力』のヘビーリスナーだとお聞きしています。
奥森:元々、母がラジオ好きで、私もその影響を受けて、小学生くらいから聴くようになりました。特にどの番組が好き、というのはなく、最初は手当たり次第に聴きまくっていたのですが、中学生に上がったくらいから『深夜の馬鹿力』に出会い、毎週聴き始めたんです。
―番組で、一番好きなコーナーを教えてください。
奥森:「空脳アワー」コーナーです。リスナーさんが感じた「自分がどうかしていた」とか「脳がうっかり間違えた」エピソードを募集しているのですが、初めて聴いたときの衝撃が忘れられません。
―考えれば考えるほど訳がわからなくなる、危険性をはらんだコーナーですよね(笑)。
奥森:ほかでは感じたことのない、不思議な感覚を持てる貴重なコーナーですし、ネタが紹介される頻度がそんなに高くないので、たまにコーナーがあると「よっしゃ!」とガッツポーズをします(笑)。
ほかには、いまも進行中の「カルタ合戦」のコーナーも大好きです!
―本日は『深夜の馬鹿力』リスナー同志であるのさんにお見せしたいものがありまして、とあるCDをお持ちしました。
奥森:えっ、何ですか?
―番組内の企画で生まれた、「変死隊(へんしたい)」というユニットがリリースしたインディーズアルバム『走馬燈(そうまとう)』です。
奥森:そんな企画があったんですか、私、知りませんでした!
―約20年前にリリースされたCDなので、奥森さんはまだ生まれてませんでしたからね……(苦笑)。私は確か、池袋の旭屋書店で購入しました。
奥森:『伊集院光のオールナイトニッポン』から生まれたバーチャルアイドル企画「芳賀ゆい」は知っていましたが……。『深夜の馬鹿力』は聴き始めてから3年ほどしか経っていないので、まだまだ知らないことがたくさんありますね。教えていただいてありがとうございます!
―こちらこそ、光栄です。
奥森:ラジオって新規参入がほかのメディアに比べてハードルが高いイメージがあるんです。空気感になじむのがちょっと難しいように感じるのですが、こうして古参のリスナーさんから情報を得られるよろこびって格別です!
―もう四半世紀続いている番組ですからね。番組に関するネタは、いくらでも掘り返せますので(笑)。
奥森:そうなんですよね。一度掘り返しはじめると、どんどん沼にハマっていって、抜け出せなくなる気がするので(笑)、いまは敢えて情報をなるべく入れないようにしています。
(第2回につづく)
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
●クイック・ジャパンWEB 奥森皐月コラム(月一回更新予定。次回は11月15日(日)掲載!)
https://qjweb.jp/contributor/37956/
【配信情報】
奥森皐月【コスプレ近況報告会】
10月23日(金)19:30~21:00
【告知用URL】
https://live.line.me/channels/2407672/upcoming/15113556
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