2020年1月に「Sunny Sunny Girl◎」でデビューした声優アーティストの熊田茜音。8月から12月まで5ヶ月連続の配信シングルリリースが決定! 9月18日(金)に配信が開始される第2弾「夏空クロール」は、季節の移り変わりを感じさせる、切なさがこもったナンバー。
歌声からも感じ取れる、普段見せない表情にも注目だ。
―8月にリリースされたデジタルシングル第1弾「Summer Jump YYYY!」の反響はどうでした?
熊田茜音さん(以下、熊田):「すごく夏らしい曲で、聴くたびに元気をもらっています!」という声をたくさんいただきました。
また、私がデビューするきっかけとなったオーディション「ANISONG STARS」で審査員を務めてくださったFLOWのTAKEさんが作曲、そして畑亜貴さんに作詞していただいたということで、反響もすごく大きかったです。
TAKEさんとは今回初めてお仕事をご一緒させていただいたのですが、TAKEさんにツイッターで楽曲についてツイートしていただいたのがきっかけで、FLOWファンのみなさんにもこの楽曲を知ってもらえたのがうれしかったですね。
―ご自身は、今年の夏は満喫できましたか?
熊田:『Lantis presents 熊田茜音 アカネノ音』というラジオ番組をやらせていただいているのですが、念願の「スイカ割り」をすることができました! そしてうまく割れました! ……とはなりませんでしたが(笑)、私のインスタグラムで映像が見られますので、ぜひご覧ください!
―ではそろそろ楽曲の話を。「夏空クロール」を最初に聴いた感想は?
熊田:これまでは、明るくポップな曲をたくさん歌ってきたのですが、「いつかこういうしっとりとした歌も歌ってみたい」という気持ちがあったので、今回素晴らしい機会をいただくことができてうれしかったです。
―レコーディングに関してはいかがでしょう?
熊田:いままでの楽曲とは考え方もアプローチも全然違うので「この切ないメロディに合うような歌声で表現したい」と思い、レコーディングに臨んだのですが、どうしても曲に引っ張られてしまうんですよね。自分のなかでも「カッコつけて歌う」というのが自然と出てきてしまって……。
音数も少ないですし、全体的に暗く聴こえてしまうんですよね。「夏は来年もやってくるんだから、そんなに落ち込んで歌う必要はないんだよ」とディレクションをいただき、何度かリテイクをしていくうちに、ファンのみなさんの前で歌っている姿がイメージできたんです。
「カッコつけられない自分も、いまの自分なんだな」というのがわかった瞬間、すごくしっくりきました。
「元気じゃない弾(はじ)け方」をしたのは、初めての経験でしたね。
―歌詞に目を移すと、「夏空クロール」というタイトルとのギャップを感じます。
熊田:「今年の夏も楽しかったな……」と、クロールをしてゆっくり泳ぎながら振り返っている様子を個人的に、イメージしていました。
そう考えてしまうと、すごく切なくて、先程お話ししたような状況に陥ってしまいました……(苦笑)。
―これまでの熊田さんの楽曲とは一味違うフレーズもたくさん入っていますね。
熊田:デビュー曲の「Sunny Sunny Girl◎」から、いままで歌ってきた楽曲は、抜群に明るくてポジティブな歌詞が並んでいたので、「追いかける」「別れを告げる」といった言葉がとても新鮮でした。
私は、季節の変わり目の独特な「匂い」が好きで、「季節の香り」という詞が表すとおり、「また来年も同じ季節がやってくるんだ」というポジティブな気持ちも込められているところもいいですよね。
―レコーディングは苦戦されました?
熊田:そうですね……かなり時間がかかりました。「Summer Jump YYYY!」はすぐに録り終えることができたので、同じ「夏」がテーマの楽曲なのに、こんなに対照的な収録になるとは思いませんでした。実は、視界がパアッと広がる瞬間がなかなかこなかったです。
でも、苦労したぶん大きな経験になったので、今後の歌手生活に生かしていきたいです!
―ジャケットも秋めいたものになっていますね。
熊田:今回も私のイメージカラーである黄色をベースにしていてお気に入りです!撮影時は表情の作り方が難しくて……。いつもは笑顔で写真を撮ることが多いのですが、今回は現場で「大人っぽい表情をしてみようか」と言われまして。夏の終わりを頭のなかで想像しながら、必死に表情を作りました(笑)。
ちなみに手元のタンブラーに入ったコーヒーは、某コーヒーショップで買ってきた本物です!
―今年の秋はどんなことをしたいですか?
熊田:読書の秋にしようと思い、『ケーキの切れない非行少年たち』と『ことり』という小説を買ってきました。これから少しずつ読み進めていこうと思っています。
本を読むのは昔から大好きで、昔は物語小説をよく読んでいたのですが、最近はヒューマンドラマを題材にした作品も読むようになりました。
―もしかして、自分でも書いてみたいという願望があったり……?
熊田:実は、高校生のときに短編小説を書いていました。
詩を書くのが好きで、先生にもほめられたことがあるので、そこから長文を書くようになったんです。
人さまに見せられるような内容じゃないので、家にしまってありますが。もし機会があれば、チラッとだけ……うーん、どうしようかな(笑)。
でも、作詞をすることがあれば、生かせたらいいな、という思いはありますね。
―創作活動と言えば、ご自身がアシスタントMCを務める音楽情報バラエティ番組「Lantis Info Station」でご一緒されている遠藤正明さんに、あるものをプレゼントされていましたね?
熊田:はい、似顔絵を贈らせていただきました! でも、絵は『ライフル・イズ・ビューティフル』という作品の「ライフリング4」というユニットでイベントに出たときに、メンバーの似顔絵を描いたら「全然似てない」と不評だったことがありまして(苦笑)。
「絵が上手くなりたい!」と思い、インターネットの動画で学んだり、最近は絵に色がつけられるスマホアプリがあるので、それを使って描いてみたり。試行錯誤しながら頑張っています。
―YouTubeの「Apollo Bayチャンネル」では、事務所の仲間たちと一緒に動画をアップしていくとのことですが。
熊田:『声優グランプリ』さんとの連動企画「熊田茜音のくまちゃれ部-Kumada challange club」とはまた違った、手作り感満載の動画になる予定です。
最初の企画は「100の質問に答えてみた!」ということで、自宅で段ボールの上に脚立を立てて、そこにスマホを設置して撮影に臨みました。
―例えば、どんな質問が出てきますか?
熊田:自己紹介から、好きなもの、恋愛、公式ツイッターでおなじみの「くままね」のことまで、幅広く答えさせていただきました。前編と後編に分かれていますので、ぜひ両方観ていただきたいです!
―BS11で放送中の『Anison Days』では、礒部花凜さん、堀内まり菜さん、吉武千颯さんとともに、コーラスを務めるコーナーが始まるそうですね。
熊田:サブMCの酒井ミキオさんがアレンジされた往年の名曲アニソンをコーラスで歌ったり、アーティストさんのバックコーラスとして参加させていただくコーナーもあります。
―コーラスは初めて?
熊田:はい、初挑戦でした! 第1弾は森口博子さんのバックコーラスを務めたのですが、森口さんのパフォーマンスを、これ以上ないくらい近距離で見られたのがうれしかったです。
でも、バックコーラスとしてのバランスを考えながら声を出すことがすごく難しくて……。
今度自分がステージに立ち、コーラスさんにサポートしていただく機会があれば、コーラスさんの気持ちが少しはわかるのかな。
こちらもぜひチェックしてみてください!
―最後に、メッセージをお願いします。
熊田:夏の楽しかった思い出をしみじみと振り返りつつ、聴いてほしい楽曲になっています。これまでにお見せしたことのない、大人っぽい熊田茜音を感じていただきたいですね。
また来年も夏が来ますので、これから楽しい1年になるように、一緒に頑張っていきましょう!
<Text/ダンディ佐伯>
【配信概要】
「夏空クロール」
9月18日(金)配信リリース
作詞:畑亜貴
作曲・編曲:本田友紀(ArteRefact)
【ティザー映像】
●配信サイト一覧
https://lnk.to/kumadaakane
【ラジオ概要】
ニッポン放送 『Lantis Presents 熊田茜音 アカネノ音』
放送日時:毎週月曜日から木曜日 24時53分~24時58分
パーソナリティ:熊田茜音
番組では「身の回りで聞いた格言」や「悩み事・背中を押してほしいこと」を募集中!
学校の先生や友達、バイト先の常連客など、周りの人が放った格言っぽい言葉を熊田茜音が音読したり、優しく明るくリスナーの悩み・質問に答えていきます!
●番組メールアドレス
akane@allnightnippon.com
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☆24時間アニソンを配信中!「MixBox」
https://mixbox.live/
●熊田茜音 公式サイト
https://kumaka.jp/
●熊田茜音 スタッフ公式ツイッター
@official_kumaka
【プレゼント】
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