【プレゼントあり】最後はYURiKAナンバーを大放出!! 『YURiKAのTHE CATCH』第104回(最終回) 生歌レポート

By, 2020年3月31日



文化放送のwebラジオ「超!A&G+」で毎週月曜日から金曜日の18~19時に生放送中の『A&G ARTIST ZONE THE CATCH』。2018年4月より水曜を担当しているのはテレビアニメ『BEASTARS』ED主題歌「Le zoo」、『リトルウィッチアカデミア』のオープニング主題歌「Shiny Ray」や『宝石の国』のオープニング主題歌「鏡面の波」、『はねバド!』オープニング主題歌「ふたりの羽根」などを担当する注目の若手女性アニソンシンガー・YURiKA。昔からラジオが大好きで、自身もメール職人だったという彼女が毎回楽しいトークを繰り広げている。

2018年4月から始まった同番組は2020年3月25日に最終回を迎え、放送ブースには番組開始前にリスナーからの花がたくさん届き、感動とよろこびの声を上げるYURiKAさん。ほかにも美味しいトマトジュースやリスナーお手製の卒業証書など、たくさんの温かみを感じるプレゼントに囲まれながら進行していった。

まずは、記念すべき第1回の放送を映像とともに振り返り。初回放送なのに祝い花が届いていたということで、驚いたYURiKAさんが「もうリスナーいるんですか!?」と名言を残した、初回にして伝説の回だ(笑)。

ここからは、過去103回にわたる放送のなかから名場面をピックアップして紹介。

2018年5月2日放送回では、いまではYURiKAさんの代名詞となっている「ロケットポーズ」が爆誕。ちなみにイラストレーターの“まご”さんがイラストを担当したLINEスタンプでもこのポーズが採用されている。

同6月6日は『アニメロサマーライブ2018』出演のサプライズ回。うれしさのあまり泣いてしまったYURiKAさんの姿が印象的だった。ちなみにこの日は、生ジングル4回の頭文字がそれぞれ「ア」「ニ」「サ」「マ」だったが、本人は気づかなかったそうだ。

同6月20日にはスタジオにリスナーを集めて番組テーマソング「#ザキャッチ」のコールをレコーディングするという企画を開催。YURiKAさんは平日の夜に集まってくれたたくさんのリスナーに感謝の気持ちを語っていた。

同10月31日には、YURiKAさんの地元である埼玉県蓮田市が誇るゆるキャラ・はすぴぃがスタジオに登場! ……しかし、ブースの扉に挟まってしまうというトラブルも(笑)。

年が変わって2019年3月27日は、現在毎週土曜日夜19時から文化放送地上波で絶賛生放送中の『A&Gリクエストアワー 阿澄佳奈のキミまち!』にてなびレンジャー(リポーター)を務めることになったYURiKAさんが予行演習のために夜の浜松町に飛び出し、中継レポートを敢行。なお、中継中は“みまる氏”こと吉田穣さんがスタジオを守った。途中、偶然通りかかったヘビーリスナーがいたり、ものまねをさせられたりと、大いに盛り上がった回だった。

10月30日はハロウィン企画ということで、ふたたびリスナーをスタジオに呼び「ユリ・サファリパーク」が1日限りの開園! 動物の着ぐるみに身を包んだリスナーたちに圧倒されつつ、10月29日に誕生日を迎えたYURiKAさんへバースデーケーキが贈られるサプライズも!

2020年3月19日には、YURiKAさんが前から会ってみたかったという、文化放送のマスコットキャラクター・キューイチローが登場! 同じく会いたかったというYURiKAさんの妹もスタジオに駆けつけ、これでYURiKA家の「文化放送訪問」がコンプリートされたとのこと。
なお、今度キューイチローが番組を持つという噂があるそうで、「今度は逆に私を番組に呼んで欲しいです!」と猛プッシュするYURiKAさんだった(笑)。

この後も引き続き、ファンからのおたよりを受けて、番組の思い出を語るYURiKAさん。生電話企画で29人ものリスナーと話をしたエピソードや、ゲストのレーベルメイト・佐伯ユウスケさんが、彼が主題歌を担当した『弱虫ペダル』にちなんで「ベスト弱虫リスナー」を決める放送回などが紹介され、YURiKAさんも懐かしそうにうなずいていた。

そのほか、MAGES.の営業部に所属する名物広報のジョイまっくすポコさんからのアツいメールが読まれたり、YURiKAさんが尊敬するアニソンアーティストの栗林みな実さんが生放送を聴いていることが判明するなど、息をつかせぬ展開に、楽しい時間はどんどんと進んでいった。

 

みまる氏との最後の生歌コーナーでは、時間が許す限り、YURiKAさんの楽曲をメドレー形式で紹介。リアルタイムでツイッター上でリクエストされたナンバーのなかから「眠れる本能」「メイキット!」「Le zoo」「MIND CONDUCTOR」と披露され、最後はスタッフもスタジオに入りみんなで「#ザキャッチ」を熱唱! 演奏し終えたみまる氏は番組の思い出として「辛いものを食べました」と一言残し、去っていったのだった……(笑)。

なお、この日のジングルは、YURiKAさんのニックネーム「ゆ」「り」「っ」「ぺ」で構成されており、『アニサマ』のときと同様、最後まで気づかなかったYURiKAさんだった(笑)。

番組を終えたおふたりにインタビューをしてきたのでお届けしよう。

―改めて、2年間の感想をお願いします。

吉田穣さん(以下、吉田):一番大変だったのはなんと言っても、番組中でも回想していましたが「#ザキャッチ」のレコーディング後の編集作業ですね。いまだから言えるのですが、「1134!」というコール部分を勢いあまって「1234!」と言ってしまっている人がいたりして、それをうまく直したり……。でも、いまとなってはいい想い出です!

YURiKAさん(以下、YURiKA):「涙の最終回」を予想されていた方がいたら申し訳ないのですが(笑)、明るく終わりたいという気持ちもありましたので、これはこれでよかったかな、と。
リスナーさんのおたよりが本当に面白くて、この番組はリスナーさんに支えられてできていたんだというのを心の底から感じます!

―昨年の5月1日には「令和初の公開生放送」も行なわれました。

YURiKA:あのときもリスナーさんがたくさん集まってくださって、本当に感謝です!

―最後の生歌コーナーも盛り上がりましたね!

吉田:必死で楽譜を検索しながら(笑)、ギターを弾ききりました! 

―生歌コーナーで印象に残っている回はありますか?

YURiKA:やっぱり、第1回の「鳥の詩」でしょうか? 初回ですし、大好きな曲だったので! それと、佐伯ユウスケさんとデュエットさせていただいた「奏(かなで)」です。
ゲストと言えば、青木佑磨さんがいらっしゃったときがすごく印象に残っています。経験値とトーク力の高さで、私のほうが引っ張っていただいているような。本当にすごい方でした!

吉田:自分はテレビアニメ『ヒナまつり』のEDテーマ「鮭とイクラと893と娘」ですね。あとはもうアニメーション制作会社「トリガー」さんの関連曲全般です!!

―番組を通じて、様々な出会いもありましたね。

YURiKA:本当に。リスナーさんも含め「この番組がなければつながれていないだろうな」、という人は本当にたくさんいますから。

―番組を終えての、今の心境は?

YURiKA:正直、終わったばかりで実感はあまりないです。明日朝のリピート放送もいつもどおり実況する予定ですからね。

吉田:最後の最後で寝過ごすってどう?

YURiKA:それはダメでしょ(笑)! お酒が入っちゃうとアレだし、せっかくだから、いただいたトマトジュースで乾杯しましょうか(笑)?

―番組は終わってしまいますが、4月からは東京・秋葉原のAKIBAカルチャーズ劇場で『YURiKAの、ゆり活!』の開催が決まっています。

YURiKA:4月は無観客での配信になってしまいますが、いちオタクとしてのトーク(笑)、そして歌手としてのライブを聴きにきていただきたいですね。引き続き、YURiKAの応援、よろしくお願いします!!

<Text・Photo/ダンディ佐伯>


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