エア友達約1,700人相手に、歌にトークに生演奏にとてんこ盛り!「『僕は友達が少ない』トーク&ライブ イベント『エア・リサイタル』」開催

By, 2011年12月14日



TBSほかにて絶賛放映中のTVアニメ『僕は友達が少ない』に出演するメインキャスト7人が勢揃いしたトーク&ライブイベント「エア・リサイタル」が12月4日(日)、東京・品川ステラボールで開催された。

イベントのスタートともに、各キャラごとの黒い『はがない』Tシャツ姿で三日月夜空役の井上麻里奈さん、柏崎星奈役の伊藤かな恵さん、楠幸村役の山本希望さん、志熊理科役の福圓美里さん、羽瀬川小鳩役の花澤香菜さん、高山マリア役の井口裕香さんの6人からなる『友達つくり隊』がステージに登場。いきなりOPテーマの「残念系隣人部★★☆(星二つ半)」を歌うと約1,700人ものファンで埋め尽くされた会場は大歓声に包まれていく。そんな大熱狂のコールを受けてステージ上の『友達つくり隊』のテンションも急上昇。開演早々にも関わらず会場の誰もが大興奮する中でイベントは開幕した。

 
この6人に加えて主人公の羽瀬川小鷹役である木村良平さんが登場。
まず最初のコーナーとなるトークパートでは、スクリーンに映し出された第7話までのダイジェスト映像を見ながらまったりと会話をしていくのだが、学生時代の部活動の思い出について語ったり、「もしもキャスト陣がRPGでパーティを組んだら職業は?」と『はがない』の作品絡みとなる面白トークで観客とともに大盛り上がり。
さらには伊藤さんが星奈の「私も友達が欲しいのよ~!」とのセリフを生絶叫したり、女子校の演劇部で先輩部員相手に夢見ていたエア・チューを福園さんが会場のファン向けて実演したほか、小鷹と夜空が携帯のアドレス交換をしているシーンをネタに、ほかの声優仲間の携帯アドレスをどうやってゲットしているのかそれぞれマル秘テクニックを披露。全体的にカオスな雰囲気のまま迷走した7人のトークに会場は大爆笑となっていた。


続いては、話題となった第5話に登場したゲーム『ロマンシング佐賀ⅩⅣ』の劇中音楽をスペシャルコンポーザーとして担当した作曲家・伊藤賢治さんと、新田達弘プロデューサーがステージに登壇。
数多くのゲーム音楽を手がけてきた伊藤さんが『はがない』に参加した経緯が本人の口から暴露されることに。新田プロデューサーからの『ロマンシング佐賀ⅩⅣ』のサウンドを作って欲しいという直球すぎるラブコールを受けた伊藤さんは、面白そうと思いつつそのときは「僕はかまわないですよ。一応確認をとっていただいて……」と大人の対応をとったとのこと。
しかし、数日後本当に新田プロデューサーが「確認をとりましたから」と連絡が入り、「コレは逃げられない」と観念して、スペシャルコンポーザーとして『はがない』への参加を決めたというのが真相とのことだった。
どうパロディにするかとのバランスが難しかったものの、スタッフやファンの評価は好評で「今はほっとしています」と当時を振りかえりつう現在の心境を語ってくれた。

ここでなんと伊藤さんが実際に楽曲を作る様子を再現。「バトル曲」というお題をもとにキーボードでコード進行を決め、この日限りのスペシャルバンドのメンバーにパートを振り分けていくまでを実践してみせてくれたのだが、まさにマエストロといった手際で曲を紡ぎ上げていく伊藤さんの手腕に観客の視線と耳は釘付け。
さらにこのバンドで『ロマンシング佐賀ⅩⅣ』に登場する「魔王ワラスボ」との戦闘シーンで使われた楽曲を生演奏で披露。会場からの手拍子に乗せて奏でられる勇壮な音楽に、会場のファンは酔いしれた。

続いて2012年1月13日に発売予定となっているBlu-ray&DVDの第1巻や1月26日に発売予定のPSPゲーム『僕は友達が少ない ぽーたぶる』、カードゲーム『ヴィクトリースパーク』やねんどろいどなどといったグッズ関連の告知がおこなわれた。


そしていよいよお待ちかねのライブパートに突入。
第6話で大失敗に終わったカラオケのリベンジとして、ある日の放課後に隣人部の全員で同じ店舗にやってきたという設定で、キャラを演じつつそれぞれのキャラクターソングを歌っていくことに。
そんなドラマ仕立てのライブとなったが、まずはトップバッターは伊藤さんが柏崎星奈のキャラクターソング「二人の季節」を披露。しっとりと切なくこの曲を歌い上げた伊藤さんに観客から大きな拍手が送られていた。続いて木村さんが「FLOWER」を歌ったのに続いて、花澤さんがキャラの雰囲気そのままに「ゆけゆけゲルニカちゃん!」を勢いよく熱唱すると観客たちはサイリウムを振りまくり熱烈応援。
とどめとばかりに、ステージ上に作られたカラオケ店舗風のセットで、作中と同じように星奈がひっつき小鳩がいやがるといった可愛いやりとりが伊藤さんと花澤さんの間で繰り広げられると、会場のそこかしこから歓喜の大歓声がわき上がった。
着物姿の山本さんが「漢の生きる道」を演歌調で、福圓さんが「SHOCK YOUR EYES」を疾走感いっぱいに、さらに井口さんが「いきなり!モンスタア☆」を可愛く元気に熱唱すると、この楽しいカラオケなシチュエーションもついに怒濤のクライマックスへ。
最後に真打ち登場とばかりにマイクスタンド片手に現れた井上さんが、『はがない』のEDテーマとなる「私のキ・モ・チ」を激しいエアギターの演奏とともに歌い上げると会場の熱狂も最高潮に。最後は、銀のテープが会場を舞い、キャラとキャストのユニゾンによって『はがない』の世界観がステージ上に再現されたライブパートは観客大興奮のうちに終了となった。


最後に会場のファンに向けて出演者全員でメッセージを語りつつ挨拶。こうして歌にトークに生演奏にと大盛り上がりだった約2時間のイベントは終演を迎えた。

木村良平さん:今日は『エア・リサイタル』と聞いていたんですが、エア友達がこんなに集まってくれて、そしてみんな熱くって最高だよ。暖かく受け入れてくれてありがとう。これなら、もうエア友達で十分だよ俺たち(笑)。また必ず機会を作って、こうしてエア友達みんなで集まって盛り上がれたらいいなと思います。どうもありがとうございました!

井上麻里奈さん:この中で友達少ない人は? リア充の人は? 「リア充は死ね!(笑)」。いや、ホントにこんなにたくさんのお客さんが来てくれて嬉しかったです。みなさんがこの作品を愛してくれているんだなという気持ちがすごく伝わってきました。またこういう機会があったら、そのときもまた遊びに来てくださいね!

伊藤かな恵さん:お客さんがびっしりですね! みんなたくさん跳んでくれてありがとうございました。すごく楽しかったです。

山本希望さん:初めてファンの前でキャラソンを一人で歌わせてもらいました。演歌だったのでみなさんの反応が気になったりもしたんですが、盛り上げてくださってすごく嬉しかったです!

福圓美里さん:エア友達のみなさん、今日はありがとうございました。私も楽しくなりすぎてまともに呼吸が出来なくなっちゃったりもしたんですが、大好きな理科となってイベントに出ることができて嬉しかったです。ユニバース!

花澤香菜さん:キャラクターに扮して、ドラマをやってみたりとかすごい凝ったイベントに参加させていただいてすごく楽しかったです!

井口裕香さん:自分の曲はみなさんに初お披露目ということだったんですが、全力で楽しませていただきました。ありがとうございました!

伊藤賢治さん:僕としては『ロマンシング佐賀ⅩⅣ』のゲーム化はいつなのかと期待しています。

<Text/川畑 剛>

☆BD・DVD情報
 
『僕は友達が少ない』Blu-ray&DVD 第1巻
2012年1月13日(金)発売

仕様:本編約50分(1・2話収録)+映像特典

【Blu-ray】
ZMXZ-7551 ¥7,350(税込)

【DVD】
ZMBZ-7561 ¥6,300(税込)

☆初回生産特典(Blu-ray&DVD共通)
・僕は友達が少ない あそーとCD 1
平坂読先生書き下ろしドラマ&録り下ろしキャラクターソング(三日月夜空)を収録
・ブリキ先生&渡邊義弘氏描き下ろし両面デジパック
・隣人部活動報告(特製ブックレット)
・ヴィクトリースパーク 僕は友達が少ない スペシャルデッキ構築カード2種
(1・2話エンドカードイラスト仕様、各4枚封入) ※全13種コンプリートでスペシャルデッキ完成!
・第1巻購入者限定イベント応募券
(メインキャスト7名参加、2012年5月6日開催のプレミアムイベントに抽選でご招待)

☆共通特典(Blu-ray&DVD共通):
・映像特典 ノンテロップCM映像2種(1・2話放送分)
・音声特典 平坂読先生書き下ろしキャラクターコメンタリー(第1話)
出演:羽瀬川小鷹(cv.木村良平)/三日月夜空(cv.井上麻里奈)/柏崎星奈(cv.伊藤かな恵)
・音声特典 キャストオーディオコメンタリー(第2話)
出演:井上麻里奈(三日月夜空 役)/伊藤かな恵(柏崎星奈 役)
・スーパーピクチャーレーベル
※仕様については予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

発売・販売元:メディアファクトリー

●TVアニメ『僕は友達が少ない』番組公式ホームページ(TBSテレビ)
http://www.tbs.co.jp/anime/haganai/

●公式ぽーたるさいと
http://www.haganai.net/