
声優・アーティストとして活躍する七瀬彩夏、待望の1stライブが2026年2月23日(月・祝)、東京・原宿RUIDOで開催された。
24年7月に「STAR RUSH」でアーティストデビューした彼女。ここまでの軌跡を楽曲とトークで再現、至福のステージが展開した。本稿では「夜の部」の模様をお届けする。
開演前の影ナレーションで「一緒に原宿RUIDOで軌道を描きましょう!」と言い放ち、青いドレスに金色に光るベルトといういでたちで登場した七瀬さん。
2ndシングルから「サヨナラにはならない」を歌い上げ、客席にペンライトの花が咲き乱れた。
最初のMCでは「夜の部にもたくさんきてくれてありがとう!」と感謝の気持ちを伝え、ライブタイトル「軌道-In My Orbit-」について言及。
ライブ開催に際し、「宇宙」に関する言葉を探したそうで、衣装デザインにも反映されているとのこと。「『ここまでの軌跡だけでは終わらず、ここからまた道が続いていく』という願いを込めて。またアーティスト活動、声優活動をひっくるめて、いままで表現してきたものをここに置いていきたいという想いでこのタイトルにしました!」と説明し、場内からは拍手が上がっていた。
続いて披露したのはデビュー曲の「STAR RUSH」。客席を指さしながら笑顔で歌唱すると、オーディエンスも呼応するように手を振ったりペンライトを振ったりと盛り上がっていた。
続くMCでは「『昼の部』でお伝えし忘れてしまいましたが(笑)、こちらも衣装さんが作ってくれました!」と、頭に輝く髪飾りを指差しながらうれしそうに話す七瀬さん。その場で一回転し、よろこびを表現していた。
ここからふたたびライブパートへ。「前のほうの人、真ん中の人、後ろの人、盛り上がってますか~!?」と客席をあおると「はじまりが聞こえる」、さらに振り付けで歌詞を表現しながら「セツナフィロソフィー」と続けた。
続いてのMCでは「アーティスト活動を振り返ろう」後半戦が展開した。「昼公演」に続き、これまでリリースしてきた楽曲の軌跡を想い出とともにたどっていった。
今回は3rdシングル「群青と未完の彼方」を深掘り。「作曲・編曲を担当してくださった佐々木“コジロー”貴之さんと初めて会ったのが、同曲のMusicVideo撮影でした。ギターを素敵に弾いてくださいましたし、とても優しくて気さくな方で。佐々木さんに曲を作っていただけてよかったです!」とMV撮影についても紹介していた。
また、昨年8月に東京・アリオ亀有で開催されたリリースイベントについてのトークも。
「猛暑のなか、レーベルメイトの(吉武)千颯ちゃんと一緒に頑張りました! 体調を崩した人が出なくてよかったです……」と当時の思い出を語りつつ、「オープンスペースだったので、通りすがりの人が聴いてくださってうれしかったです!」と振り返っていた。
「彼方までついてきてください!」と言い放ち、その「群青と未完の彼方」を伸びやかな歌声で披露。さらにミラーボールが輝くなか、「揺れて惑星」をしっとりと歌い上げた。
ここで七瀬さんは一旦退場。ステージ後方のスクリーンでは、「宇宙や月、惑星をイメージに、制作した」というライブグッズの紹介映像が流された。
「デザイナーさんとディレクションを重ねて作った」というTシャツ、「光沢感があってお気に入りです!」と話す「マフラータオル」のほか、「群青と未完の彼方」の衣装姿で撮影した「アクリルスタンド」や七瀬さんにとって初めての試みだという「ランダムチェキ」など、次々と紹介していった。
「アイテムを身に着けて、後半戦も楽しんでください!」というメッセージで映像が締められると、グッズのTシャツをベースに衣装チェンジした七瀬さんがステージに登場! ピンクのペンライトが輝くなか『ひろがるスカイ!プリキュア』聖あげはのキャラクターソング「あたたかいあたりまえ」を歌唱した。
23年に開催された『ひろがるスカイ!プリキュアLIVE2023 Hero Girls Live ~Max!Splash!GoGo!~』の映像を観返して、振り付けを思い出したという彼女。「この機会に、ようやくBlu-rayの箱を開きました(笑)」と会場を笑わせつつ、「24年に開催された『全プリキュア 20th Anniversary LIVE!』も経たうえで、いまがあるんだな……と感じました!」としみじみ語っていた。
ここからは「トークコーナー」。BOXに入った紙に書かれた、事前に募集した質問に答えていった。
「アーティスト活動をしてよかったことは?」という質問に、
「いままであまり言ってこなかったのですが、ずっとアーティスト活動をしたいと思っていたんです。リリースイベントで、いつも応援してくれているみなさんに、直接感謝の気持ちを伝えられるのがうれしいです!」と回答。
「『サヨナラにはならない』という曲名にかけて、最近“さよなら”したことは?」という質問には
「愛車のカブの古いマフラー。新しいパーツを買ったら、まだ使えるのに外されてしまってかわいそう……。
ものには神様が宿っているので、なるべく捨てないようにしています!」と趣味のバイクの話題で盛り上げていた。
続いて、ステージ上にキーボーディストの「そうちゃん」こと吉田 蒼さんが登場し、「ピアノパート」がスタート! 吉田さんは男子プリキュアが活躍する舞台『Dancing☆Starプリキュア』の楽曲も手がけており、シリーズを通してご縁があるそうだ。
ピアノパートはカバー曲を中心に披露。
テレビアニメ『響け! ユーフォニアム』に黄前久美子(主人公)の後輩・鈴木美玲役で出演した七瀬さん。「すでに場が出来上がっている状態でアフレコに臨んだのですが、みなさんの演技に圧倒されました」と当時の思い出を語りつつ、TRUEさんが歌う『劇場版 響け! ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』主題歌「Blast!」を披露。
続いて、真壁まつり役で出演した『CITY THE ANIMATION』エンディングテーマ、TOMOOさんの「LUCKY」を弾むように歌唱した。「1番の歌詞が、まつりとまつりの親友、雨飾えり(通称・えっちゃん)の関係性を描いていると思うんですよね」と語る七瀬さん。アニメでは2番の歌詞が採用されているということで「今日はフルバージョンで歌わせていただきました!」と笑顔で話していた。
コーナー最後は、七瀬さんが初めて主役(木春由乃 役)を演じた『サクラクエスト』オープニングテーマ、(K)NoW_NAMEさんの「Morning Glory」。
「『世の中に代わりの効かない仕事なんてない』というセリフが出てくるのですが、「Morning Glory」には「悩むことがあっても前を向いて歩いていきたい」というテーマがあると思っていまして。作品のテーマとあわせてみなさんと共有したいと思って選曲しました」と楽曲を紹介。オーディエンスもクラップで応えていた。
「スタッフさん、クリエイターさん、プロデューサー、そしてファンのみなさんに支えられたからこそここに立てていると思います。これからも『つらくても、1人じゃないんだよ』というのを歌で伝えていきたいです!」と宣言し、場内は大きな拍手に包まれた。
ここで、「7月11日(土)誕生日当日にバースデーライブ決定」といううれしい発表が!
場所は本公演と同じ原宿RUIDO。「みんなで一緒に大きなところまで行きたいと思います。ぜひお力を貸してください!」とさけぶと、いよいよラストナンバー。
「タオルを回してみたり、ペンライトのいろを変えてもらったり、楽しんでください!」と、本日二度目の「サヨナラにはならない」を熱唱。
「また7月にお会いしましょう! “サヨナラにはならない!”」とメッセージを贈ると、この日一番の拍手と歓声が上がっていた。
【終演後インタビュー】
―まずは、1stライブを終えての感想をお願いします。
七瀬彩夏さん(以下、七瀬):ライブの開催が発表されてから今日まであっという間で。
開演してからもあっという間で、気づいたらここ(楽屋)にいます(笑)
ステージの向こうにいるみなさんの熱量もすごくて、我ながら「いいライブだったな」と思います!
ライブ前は家でドキドキしていたのですが、ちょうど先日まで『ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック』が開催されていたので、選手たちの活躍に勇気と元気をもらい、リハーサルから本番まで乗り切ることができました!
―客席との一体感がものすごかったですね。
七瀬:これまでたくさんリリースイベントを行わせていただきましたし、そこで培ったものがしっかり反映されていたと思います!
―吉田さんの演奏にあわせて歌唱するパートもありましたが、共演してみていかがでした?
七瀬:カバー曲コーナーということで、これまでうたったことのない曲を中心に披露させていただいたのですが、みなさんから「どんな曲が来るんだろう?」というワクワク感が伝わってきてうれしかったです。
―7月11日(土)には同会場でバースデーライブの開催が決定しました。
七瀬:発表した瞬間に会場が揺れるくらいの歓声をいただきまして。これだけよろこんでもらえるとは思わなかったので、驚きとうれしさが同時にやってきました(笑)
私は目の前のことしかできないタイプなので、バースデーライブのことまでまだ頭が回っていないのですが、さらにブラッシュアップしてみなさんと楽しみたいです。ぜひ遊びに来てください!
<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
【ライブ概要】
2026年7月11日(土)に東京・原宿RUIDOにてバースデーライブが開催決定!
詳細はSNS等をチェック!
●七瀬彩夏 事務所公式サイト
https://axl-one.com/talent/nanase.html
●七瀬彩夏 公式「X」
@_ayaka_nanase
●七瀬彩夏 ソロアーティストPR 公式「X」
@Ayaka_N_Music_