【プレゼントあり】登場人物の心の鮮やかに描く青春ラブコメディ 『正反対な君と僕』鈴木役・鈴代紗弓、谷役・坂田将吾 インタビュー

By, 2026年1月9日



阿賀沢紅茶原作の大ヒットコミックス『正反対な君と僕』がテレビアニメ化! 2026年1月~放送開始予定となっている。
舞台はとある高校。いつも元気いっぱいだが、周りの目を気にしてしまう鈴木と、いつも物静かだけど自分の意見はしっかりと言える谷。そんな“正反対”な2人を中心に展開する、笑いあり、感動あり、共感ありの青春ラブコメディだ。
今回は鈴木を演じる鈴代紗弓さん、谷を演じる坂田将吾さんに作品の見どころをうかがった。

―まずは原作を読んだ感想をお願いします。

鈴代紗弓さん(以下、鈴代):元々、少し拝見していた作品だったこともあり、オーディションの話をいただいたときは興奮しました!
いままで自分が触れてきたラブコメとは毛色が違うような印象を抱いていたのですが、というのも、とにかくキャラクターの心情がすごく繊細に描かれていたり、言葉として紡がれていたり、鈴木と谷君が惹かれ合う恋愛模様を描いていく作品なのかと思ったら「こういう展開からスタートするんだ」と想定外の始まり方にビックリさせられたり……と、自分にとってはあまり出会ったことがないラブコメの切り口だったので、すべて新鮮に楽しく読み進めていました。

「何かわからないけどモヤモヤする気持ち」とか、「なぜか嫌な気持ち」とか……。そうゆう日常生活で自分が感じている説明がつけられていなかった感情みたいなものが、とても分かりやすくキャラクターの台詞を通して説明されていて、「あぁ、そういうことだったのか!」と自分まで気づかされるような感情や台詞が散りばめられていて、感動することも多々ありました。

坂田将吾さん(以下、坂田):僕も連載当初から読ませていただいていたのですが、オーディションの話がくるイメージがなかったので、ご連絡いただいたときはテンションが上がりました(笑)
原作は、デフォルメ顔や、スーパーボールがコマの間を跳ねたりする演出など、先生の遊び心が伝わってきて楽しいです。
なにより登場人物が魅力的ですよね。「本当にいるのか?」という気持ちと「どこかにいそう」という、絶妙なラインのキャラクターたちがたくさん登場するので。

―では、各々が演じた人物の印象を教えてください。

鈴代:原作を読んだとき、正直、鈴木の人間としてのベースの部分に共感できることが多すぎて驚きました。私は鈴木ほどギャルではないのですが(笑)、彼女のテンション感や、「こう考えているように見えて、実はこう思っている」といったところに近しいものを感じたんです。自分の気持ちが鈴木を通して説明されているようで、少し恥ずかしくなってしまうくらいに……(笑)
ただ「気持ちがまとまらなくても、行くときは行く」という思い切りのよさは自分にはないので、そのパワフルガールっぷりがうらやましく感じます。
それにしても、これだけ多くの個性的な人物の心情を的確に描けるのはすごいですよね。先生のMBTI(性格)の結果が気になります(笑) 誰が一番先生に近いんだろう?
鈴木と谷君を中心に物語が動いていくのですが、とくに鈴木のキャラクターが深掘りしやすくて。「この子はこういうものが好きなのかな」など考える余白が多くあり、思わずいろいろ想像したくなるんですよね。彼女を追っていくのが楽しかったです。

―それだけシンパシーを強く感じるということは、演じるのは逆に大変だったのでは?

鈴代:今回のオーディションでは「リアルなお芝居を」というお達しがありまして。本編の収録が始まってから調整が入った部分もあるのですが、オーディションのときは「もうそのままやってみよう!」と思いました(笑)
キャラクターに自分を寄せていく、というよりはキャラクターと溶け合っていく……みたいな感覚で演じましたね。

―坂田さんは、谷についていかがですか?

坂田:谷君はクールで朴訥としていて、鈴木いわく「はっきりとモノを言える」男の子なのですが、原作を読んでいくと「クールとはまた違うな」、という印象を持ちました。
彼はこれまで自分にも他人にもあまり興味がなく、正しいと思うことを選んで何となく生きてきたんじゃないかと思いまして。自分が興味あること以外は真っ白なキャラクターなんだな、というのを考えながら演じました。
鈴木と出会い、クラスメイトらと接していくなかで、いろんなことを知っていくのが彼にとって大事だと思っています。物語が進むにつれ、セリフや言動のなかに変化が表れるのですが、そこをあまり強く意識しすぎると「今日の谷君、ちょっとチャラかったね」と指摘されたり……(笑)
一定の枠のなかで、できる限りわかりやすく変化をつけていこうと思いました。
音響監督の木村絵理子さんにディレクションをいただきながら演じさせていただいてます。

―お2人で実際に掛け合ってみていかがでした?

鈴代:坂田さんとは別の作品でもご一緒したことがあるのですが、谷君を演じられると聞いて、すごく安心しました!
キャッチボールで例えると、自分のペースを保ちたいと考える彼女がボールを投げたら、朴訥な谷君に翻弄される……というようなイメージでしょうか?
鈴木に対して「周り気にする系」と山田が言っているシーンもあるのですが、鈴木は悩みがなさそうに見えて、実はすごく思慮深く「自分がこう言ったら、相手はどう思うのかを考えるタイプ」だと思うんです。ですので「グイグイいくけど、相手がイヤだと思うラインはきちんと見定める」ということを意識しつつ……あとはノリでいこうと(笑)
信頼のもと、坂田さんが何かしら返してくれると思いましたし、アドリブも交えつつ、変に考えずに演じました。

坂田:谷君は1~2話のころは鈴木が投げてきたボールを何も考えずに返していたと思うのですが、回を重ねるごとに、しっかり咀嚼してから返すことが増えてきまして。自分で言うのもなんですが、掛け合いがうまくいっていると感じるようになったんです。
これもひとえに、鈴代さんが捕りやすいボールを投げてくださるからだと思いますし、谷君に対して伝えたいことがしっかりわかるんですよね。
僕はそれを受け取って、頑張って返す……ということを意識しながらお芝居しました。

―アフレコ現場での印象的なエピソードをお聞かせください。

鈴代:平役の加藤 渉君もキャストコメントで言っていましたが、まるで学校のような雰囲気でした。
丁寧なディレクションをいただき、しっかりと時間をかけて収録したので、キャストが一緒にいる時間も多くて。なおかつ学校のシーンも多かったので、毎週学校に通っているような気持ちで(笑)

坂田:音響監督の木村さんのことを自然に「先生」と呼んでしまって……。原作者の阿賀沢先生もその場にいらっしゃったので、「え、どっちの先生!?」ってなりました(笑)

鈴代:私が阿賀沢先生に「収録に立ち会われていることを(取材等で)お話してもいいですか?」と聞いたら「『楽しくニチャニチャ観ています』とお伝えください」という連絡をいただきました(笑)
また「アフレコ現場あるある」として、最初に座った席順で最後まで定着することが多いのですが、今回は広いブースでの収録でして。そんななか、坂田さんと(加藤)渉君が端っこのほうで固まっていたので、掛け合いをするのに遠かったんですね。なので私が半ば無理やり近く隣に来てもらったりしました(笑)
また、本作が初レギュラーのキャストさんもいて、「最初の現場を楽しく感じられたら」と周りが配慮してあげられる、温かい場でした。

坂田:山田役の岩田アンジ君はとくに若いんですよね。でも彼を始め、みんな臆せず話してくれて。「みんなコミュ力が高いな」と思いました(笑)

―ご自身の周りに、自分と「正反対」な性格や行動をする人はいますか?

鈴代:学生時代の友人は、私と同じような行動や考え方を持っている人が多く、一緒のノリで楽しんでいたのですが(笑)、社会に出てからお会いしたなかには、まったく違う思考回路を持っている方がいて。自分で解決できなかったことに対してご意見いただき「そういう考え方もあるんだ」と納得できることがあったんです。
自分に似たタイプの方とお話しするのももちろん好きなのですが、自分にあまりない、ロジカルな思考を持っている方の話を聞くのも好きなんですよね。私がこうだ! と思っていることも、その人からしたら逆なんだ、ということもあり、すごく興味深いですし、様々な角度での視点や考え方を知れるのは面白いです。

坂田:この業界に入ってから、コミュニケーションが得意な人とお会いするたび「僕とは正反対だな」と感じています。話しかけてもらえるのはうれしいのですが、うまく返事ができないと悲しい気持ちになってしまうんですよね(苦笑)
しゃべること自体が嫌いなわけではないですし、「お話したい」と思うことはあるのですが「変なことをしゃべってしまうのでは?」と考えると億劫になってしまうと言いますか。家に帰って「あのとき、ちゃんとコミュニケーションを取れていただろうか?」と1人で反省会を開くこともあります。
(加藤)渉君は、彼が感じたことや思っていることをちゃんと言ってくれるので、安心して話せるのかもしれません。

―最後に、物語序盤の見どころを教えてください。

坂田:開始直後から青春らしいイベントがたくさん詰まっているのですが、僕のなかではコンビニでのエピソードが好きですね。気を抜いた鈴木がコンビニで谷君と鉢合わせて、いったん逃げるのですが、その心理描写が素晴らしいと思います。

鈴代:私は「第1話」の、鈴木が谷君にマスカラに関する話を一方的にしていたら、あとでそれを全部覚えてくれていたのがわかり、悶絶する……というシーンが特にお気に入りです!

坂田:あのシーン、いいですよね! 鈴木が教室で頑張って話しかけていた時の事をしっかり覚えていて「谷君も少しは意識してたのかな?」みたいな想像もできますよね。

鈴代:谷君は、自分が聞かされたことをただ伝えただけなのに、鈴木にとってはキュンキュンするような出来事なんですよね。
そのほかにも見どころが盛りだくさんなので、ぜひ楽しみにお待ちください!

<インタビュアー・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【アニメ概要】

『正反対な君と僕』
【放送・配信情報】
2026年1月11日(日)より
MBS/TBS系全国28局ネットにて毎週日曜午後5時~放送
ABEMAにて毎週日曜午後5時30分~最速配信

【イントロダクション】
いつも元気いっぱいだけど周りの目を気にしてしまう女子・鈴木と、物静かだけど自分の意見をしっかり言える男子・谷。正反対な二人がお互いを尊重し、ゆっくりと理解を深めていく姿と、友人たちとの学校生活を描くラブコメディ。
「ジャンプ+」にて2024年まで連載され「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2024」男性部門賞、「マンガ大賞2024」第7位、「第4回マカデミー賞」作品賞など数多くのマンガ賞を受賞した阿賀沢紅茶による原作をラパントラックがTVアニメ化。

【キャスト】
鈴木/鈴代紗弓
谷/坂田将吾
渡辺/谷口夢奈
佐藤/平林瑚夏
山田/岩田アンジ
東/島袋美由利
平/加藤渉
西/大森こころ
本田/楠木ともり

【主題歌】
エンディングテーマ:PAS TASTA「ピュア feat. 橋本絵莉子」
作詞:PAS TASTA
作曲:PAS TASTA
編曲:PAS TASTA

【スタッフ】
原作/「正反対な君と僕」 阿賀沢紅茶(集英社 ジャンプ コミックス刊)
監督/長友孝和
シリーズ構成・アニメーションプロデューサー/内海照子
キャラクターデザイン/みやこまこ
サブキャラクターデザイン・総作画監督/小園菜穂
総作画監督/﨑本さゆり、早川加寿子
メインアニメーター/前原里恵、伊澤珠美
美術監督/中村千恵子
色彩設計/秋元由紀
撮影監督/塩川智幸
3Dディレクター/越田祐史
編集/黒澤雅之
2Dデザインワークス/越阪部ワタル
音楽/tofubeats
音響監督/木村絵理子
音響効果/安藤由衣
録音調整/太田泰明
選曲/合田麻衣子
アニメーション制作/ラパントラック
製作幹事/松竹アニメ事業部

【公式HP】https://sh-anime.shochiku.co.jp/seihantai_anime/
【公式X】@seihantai_x

(C)阿賀沢紅茶/集英社・「正反対な君と僕」製作委員会

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応募締め切り:2026年1月30日(金)23:59まで

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