【プレゼントあり】活動1周年、個性に満ちた楽曲をまとめたアルバムが発売! 1stアルバム『ブルーミングダンサー』をリリースしたIbuki インタビュー

By, 2025年10月31日



“既成の枠を超え、自らの音楽で未来を切り拓く”というコンセプトを掲げ、日々歌い続けているVisionSinger・Ibuki。彼女の1stアルバム『ブルーミングダンサー』が好評発売中!
デビューから約1年、これまでEDMを始めとした幅広いジャンルのオリジナル楽曲を発表してきた彼女。2025年6月からは音楽レーベル『AniTone Music』に所属し、さらに勢いを増している。
Ibukiさんに収録楽曲についてたっぷりお聞きした。

―まずはデビューからこれまでの活動を振り返っていただけますか?

Ibukiさん(以下、Ibuki):私が路上ライブで歌っているときに、事務所の方から声をかけていただき、音楽活動がスタートしました。
デビューしてからは「歌ってみた」動画を週1ペースでアップしてきました。最近はトークと歌唱を披露する生配信も少しずつ増え、活動スタイルに変化はありますが、歌を軸に日々楽しく活動させていただいてます!

―歌い始めたきっかけも教えていただけますか?

Ibuki:ニンテンドーDSiの『うごくメモ帳』(通称『うごメモ』)というゲームがあるのですが、動画や絵と一緒に声を吹き込むことができたんです。インストゥルメンタルに合わせて歌い、それをオンライン上にアップして聴いてもらったりしていました。
『うごメモ』で最初に自分の声を聴いたとき、「こんな声なんだ…!」とすごく衝撃を受けまして……。「カッコよく歌いたい!」という願望が高まり、歌唱の練習をするようになりました。

―『ブルーミングダンサー』の制作はどのような経緯で決まったのでしょう?

Ibuki:アルバムタイトルになっている「ブルーミングダンサー」という曲があるのですが、タイアップに起用していただくことになったタイミングでEP制作の話が出まして。
いままでに発表していたオリジナル曲を集めたものをリリースする予定だったのですが、新曲を収録するとなると「フルアルバムでいいのでは?」という話になりまして。

ファンのみなさんも「そろそろアルバム、来るんじゃないか……?」と予感されていたようで、発表したときにすごくよろこんでくださいましたし、モチベーション高く制作に入ることができました!

―アルバムのために制作された新曲「Leakage」は切なさ全開の楽曲になっています。

Ibuki:私がこれまで歌ってきた曲は、声を張って歌うものが多くて。ライブで歌うことを想定して「今回の新曲はマイルドな曲で……」と運営さんに提案させていただきました(笑)

私がいちファンとして楽曲を聴かせていただいている水槽さんの楽曲が、新曲のイメージにピッタリだと思い、ダメ元でお願いしたら、快諾していただきました。
水槽さんは歌い手と話をして曲を作っていくタイプの方で。いままで私が発表してきた曲は、間にスタッフさんが入り、「こういう曲でお願いします」とリクエストする流れだったのですが、今回は打ち合わせの場で直接話をさせていただく時間がありました。

私が普段どのような曲を聴いているのか? また水槽さんの曲の魅力などをお話させていただき、それをもとに制作していただいたんです。

―最初に曲を聴いてみての感想をお聞かせください。

Ibuki:水槽さんには、楽曲のイメージを一部しかお伝えできていなかったのですが、普遍的に伝わるような歌詞を作ってくださり、その表現の広がりにとても驚きました。改めて水槽さんの凄さを実感しました。

―レコーディング時のエピソードをお聞かせいただけますか?

Ibuki:水槽さんとの打ち合わせはリモートだったのですが、レコーディングに立ち会っていただきまして。
ディレクションもご本人が担当されるということで、歌う前はすごく緊張したのですが、事前にしっかり準備ができたので、歌い始めてからはスムーズにいきました。
水槽さんからも温かい言葉をたくさんいただけましたし、有意義な時間になりました!

―では、ここからは1トラック目から順番に収録曲をお聞きしていきます。「ブルーミングダンサー」は思わず身体が動き出しそうな、ダンサブルなナンバーです。

Ibuki:「ブルーミングダンサー」と2トラック目の「FRAMES」はyowanecityさんに作っていただいたのですが、私のなかでトップレベルで難しい曲で……。
「ブルーミングダンサー」はメロとサビが特殊な構成になっているうえ、早口のフレーズがあるので、覚えるまでが大変でした。でも一度覚えてしまえばそこまで難しくないな、というのがわかりまして。

レコーディングはyowanecityさんに立ち会っていただき、いい形で録り終えることができました。冒頭からキャッチ―さを感じられるナンバーになっているので、1トラック目にふさわしいナンバーだと自負しています!

―同曲は『アリス・ギア・アイギス × BOAT RACE江戸川』のコラボテーマソングとなっていますね。

Ibuki:SNSでみなさんの曲の感想を見ていたら「見覚えのない方がいるな」と思うことが多くて。調べたら、『アリス・ギア・アイギス』のハッシュタグからたどって来られた人だった……ということもあり、すごくうれしかったですね。
今回のタイアップをきっかけに『アリス・ギア・アイギス』をプレイさせていただいたのですが、ゲームが苦手な私でも難しくないですし、なによりストーリーが面白いんですよね。いつの間にか時間が経っていてビックリしました(笑)

―続く「FRAMES」は疾走感あふれるナンバーに仕上がっています。

Ibuki:先ほど申し上げたとおり、持ち歌のなかで1、2を争うくらい難しい曲だと感じておりまして……。最後まで一気に歌うのが大変で、レコーディングのときはフレーズごとにわけて、少しずつ歌っていきました。
息継ぎが多いと、曲のよさを表現することができなかったので、当時は大変でしたが、いまはだいぶ慣れました。デビュー時からの成長を一番感じられる曲ですね。

―「Take on a Color」は間奏の打ち込みが特徴的なナンバー。

Ibuki:雄之助さんも元々大好きなボカロPさんで、前の事務所に所属していた際、ダメ元で頼んだらOKをいただき、感激しました!
雄之助さんはいつも牛肉さんとタッグを組んでらっしゃって、今回も牛肉さんに作詞をご担当いただきました。「強酸性の夢を見て 強アルカリ性の恋をする」など、インパクトのある詞がとても素敵なんですよね。すごくオシャレな楽曲に仕上がったと思います!

―「Live or Sing」は独特なリズムが特徴的です。

Ibuki:Purukichiさんは音楽プロデューサーで、ご自身でユニットを組んで活動されています。
VTuberさんに楽曲を提供されているのをきっかけにPurukichiさんを存じ上げたのですが、「Take on a Color」とはまた違ったオシャレさがあり、夜のドライブにピッタリな曲だと思います。

―「生証歌」はIbukiさんの決意が感じられる、バラード調の楽曲。

Ibuki:私にとって初めてのバラード曲です。におさんが作られた「rain stops, good-bye」というボカロ曲が大好きで、バラードを作るなら、におさんにお願いしようと決めていました。一度聴いていただくとわかると思いますが、「過去にいろいろあったけれど、やっぱり私は歌っていたいんだ」というすごく前向きな曲です!

―ジャケットイラストも、ほかのタイトルのそれとは違うタッチで、目を引きます。

Ibuki:MVを初めてアニメーションで作っていただいたのが「生証歌」です。イラストレーターのゆっけさんに原画をお願いしたのですが、楽曲に寄り添った素敵なイラストにしていただきました。

―「スプラウト」は力強さ溢れるナンバー。

Ibuki:nikiさんはいろんなジャンルの曲を手掛けられていて、とくにEDM関連の曲が有名なのですが、今回は敢えてエモロックをお願いしました。
私は歌ううえで「感情を込めること」が一番重要だと思っていますので、今回も魂をぶつけるつもりでレコーディングしました。その甲斐もあってか、「この曲が一番好き」と言ってくださる人も多くて。私の想いがちゃんと届いているのがわかってうれしいですね。

―「八咫烏(やたがらす)」からは神話的な雰囲気を感じます。

Ibuki:デビュー1周年のタイミングで発表した楽曲です。
私は「スンドゥブ」と「マカロン」が好きなのですが、ATOLSさんは「マカロン」というタイトルのボカロ曲を作られているんです。そこにシンパシーを感じましたし、私の大好きなEDM曲もたくさん作られているので「これはお願いしなきゃいけないでしょう」ということで(笑)
「マカロン」という題名からは想像できないような世界観が広がっているのですが、「八咫烏」も見事なATOLSさんワールドが展開しています。

仮歌は1オクターブ上できていたのですが、「これだと私の個性が出ないかも」と思いまして、ATOLSさんに思い切って「1オクターブ下げてもいいですか?」とお願いしたんです。そしたら快諾していただきました。
結果としてIbukiのなかで一番低い音程の曲になったのですが「これまで高音をメインで出してきた私の引き出しの多さを感じてもらえたら」、という想いとともに歌い切りました。

―ラストトラックはデビュー曲の「藍嵐」です。

Ibuki:「遠くへまだ知らぬ一瞬へ」というフレーズで曲が終わっているのですが、とても未来を感じる一節なんですよね。
アルバムリリースはうれしいですし、1つの目標でもあったけど、Ibukiの活動にはまだまだ先があるんだぞ、というメッセージも込めてこの曲を最後に持ってきました。
私にとって始まりの曲ですし、ぜひ何度も聴いていただきたいです!

―改めてお聞きしますが、アルバムリリースの実感はありますか?

Ibuki:発売記念イベントを行わせていただいた「HMV & BOOKS SHIBUYA」さんにて、私のコーナーを作っていただいたのですが、そうそうたるアーティストと並んで等身大パネルが設置されているのを見て、すごく興奮しました(笑)
その光景を見たら、リリースした実感がわきましたね。ここまでしていただけるとは思っていなかったので、泣きそうになりました。そして、「もっと頑張ろう!」と心に誓いました。

―最後に、メッセージをお願いします。

Ibuki:活動を始めてから2年目に突入したのですが、いまこうして続けられているのは当たり前のことではなくて。支えてくれる事務所、レーベルのスタッフさんやクリエイターさん、そして私の曲を聴いてくださるみなさんへの、感謝の気持ちを忘れずに活動を続けていきたいです。
公式YouTubeチャンネルではオリジナル曲や「歌ってみた」の投稿、生配信も積極的に行っておりますので、ぜひ遊びにきてください!

<インタビュアー/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【CD概要】
『ブルーミングダンサー』
発売中


【アリス・ギア・アイギス × BOAT RACE江戸川コラボ盤】(CD+アクリルスタンド付)
4,730円(税込み)


【通常盤】(CDのみ)
2,750円(税込み)

<トラックリスト>
1.ブルーミングダンサー
2.FRAMES
3.Take on a Color
4.Live or Sing
5.Leakage
6.生証歌
7.スプラウト
8.八咫烏
9.藍嵐

●『ブルーミングダンサー』特設サイト
https://music.ani-tone.com/ibuki-bloomingdancer/

●Ibuki 公式サイト
https://music.ani-tone.com/ibuki/
●Ibuki 公式「X」
@Ibuki_Kirisaki
応援タグ:#Ibreath

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Ibukiさんのサイン色紙を1名にプレゼント!
ご希望の方は『れポたま!』公式「X」@repotama(https://twitter.com/repotama/)をフォローし、当該記事のポストをリポストしてください。当選者にはDMにてこちらからご連絡させていただきます。
応募締め切り:2025年11月21日(金)23:59まで

◆注意事項◆
◎ご応募いただいた方の中から、厳正な抽選の上、当選者を決定いたします。
◎当選者様にはXのDMにてこちらからご連絡させていただきます。落選の場合のご連絡は致しません。
◎当選の権利を第三者へ譲渡することはできません。
◎当選者様の住所不明、転居先不明、長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
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