By, 2025年9月8日
声優、アーティストとして活躍中の大西亜玖璃が、コンセプトミニアルバム『Rock&Roll Lady Girl』、『失恋モノクローム』を2025年10月22日(水)に2枚同時発売! 「ロックンロール」と「失恋」をテーマに、彼女の新たな一面が見られるナンバーが多数収録されている。
さらに、7月~9月まで『Rock&Roll Lady Girl』から「エンダー」「裸足のスタンプ」、『失恋モノクローム』から「世界の全てがさよなら」の計3曲が先行配信リリース!
『れポたま!』ではミニアルバム制作の過程を追った連載企画を敢行。
第2回となる今回はレコーディングを終えた大西さんを直撃! habanaとして曲作りにも参加されている井上哲也ディレクターにも同席していただき、8月20日(水)に配信リリースされた「裸足のスタンプ」を中心に話をうかがってきた。
―先日「裸足のスタンプ」が配信開始になりました。MusicVideoも公開中ですが、ファンの反響はいかがですか?
大西亜玖璃さん(以下、大西):今回のMVは三浦半島で撮影したのですが、みなさんが撮影スポットに足を運び、ネットにアップしているのをたくさん見かけまして。とても楽しそうでした(笑)
井上哲也さん(以下、井上):僕はスケジュールの都合で立ち会えなかったので、撮影の様子はスタッフから聞いたのですが、いい環境のなかで撮れたようでなによりです。
―ここからはせっかくなのでMVの映像を見ながら、撮影時の思い出を語っていただければと思います。
大西:オープニングで自転車に乗っているシーンを一番最初に撮影したのですが、当日はとにかく日差しが強くて……。目を開けるのが大変でした(苦笑)
―MVは「大西さんと一緒に海に遊びに来ている」というシチュエーションで撮られたのでしょうか?
大西:はい。海に遊びに来た当時の思い出を振り返るという過去と現在が混在するような内容になっています。遊びに来た時、実際はパラソルを持つのも、荷物を持つのも私ですが(笑)
日差しが強いということは、当然すごく暑くて……。長袖の衣装で、日焼け止めも一応塗りましたが完全に防ぐことはできなかったですね……。
―天気はずっとよかったと。
大西:実は撮影当日は「曇り」の予報だったんです。もう少し曇っていてもよかったと思っちゃいました(笑)
リップシンクのシーンは、本当は海を見ながら撮影する予定だったのですが、あまりにまぶしかったので、黒いレフ版を立ててもらいました。
―水色のワンピースもとてもお似合いです。
大西:「ちょっぴり浮かれた衣装にしましょう」と提案されまして(笑)、ご用意いただきました。
―ちなみに自転車は普段から乗られますか?
大西:昔はよく乗っていましたけど、大人になってからはあまり乗らなくなりましたね……。
今回のロケで電動式自転車に初めて乗りました! 漕いでたら急にスピードが出たりして、少し怖かったです(苦笑)
―プライベートで海に行くことは?
大西:実はほとんどなくて……。おばあちゃんの家の近くで釣りをしたり、春に潮干狩りに行くくらいで、海水浴の経験はほぼないです。
今回も水に入れる格好ではなかったので、泳ぐことはできなかったのですが、波打ち際で楽しく撮影できました!
―井上さんのお気に入りシーンを教えてください。
井上:1番と2番の間の「大西さんがパラソルから顔をひょこひょこ出すシーン」です。つなぎ方がうまいな、と思いました。水をパシャパシャするところもいいですよね。
大西:「カメラのことを考えずにかけていいよ」と言われたので、思いっきり手でかけたり、蹴とばしたりしました(笑)
井上:それと夕日のシーンもいいんですよ。オレンジに染まる砂浜を駆けているところがすごく印象的ですよね。
撮影に立ち会えなかったからこそ、俯瞰的に見られているのかもしれませんが(笑)、見どころたくさんのMVになっています!
―最後は「裸足のスタンプ」というタイトルらしく、裸足の大西さんが砂浜にスタンプ(足跡)をつけながら歩いていくシーンになっています。
大西:やってもらえばわかるかもしれませんが、砂浜を裸足で歩けば全部が全部、きれいに足跡がつくわけではないんですよね。きれいに足跡がつくスポットを探すのが意外に大変で……。
海での撮影ということで、スタッフさんのテンションが上がっていて、足跡に適した場所につい踏み入れてしまうことがあり、泣く泣く探し直す……なんてプチハプニングもありました(笑)
―(笑)
ともあれ、夏を満喫できるMVに仕上がりましたね。
大西:私も今年は夏らしいことがほとんどできなかったので(笑)、「裸足のスタンプ」のMV撮影を25年夏の思い出にしたいと思います!
―ここからは「裸足のスタンプ」の楽曲制作についてお話いただければと思います。
井上:異なるコンセプトのミニアルバムを2枚作る、という話が出てから最初に作ったのが「エンダー」と「裸足のスタンプ」でした。
大西:「エンダー」企画が決まってすぐにレコーディングしたのですが、この曲は少し間を空けて録ったのを覚えています。
井上:失恋的な要素も多少入っていますが、ここは「ロックンロール」をコンセプトにしたミニアルバムに収録しようと。
大西:「イニミニマニモ」のリリースイベントのときはまだレコーディング前でしたが、曲自体は完成していまして、ジャケット写真の絵もリリイベで披露させていただきました。
―イラストは7月のインスタライブ(Instagramでのライブ配信)でご紹介されていましたが、実際はだいぶ前に描かれていたのですね。
大西:あのときは、まさかジャケット写真になるとは思っていなかったので、ササっと描いてしまったのですが……(苦笑)
井上:短時間で描いたとは思えない、曲の特徴を押さえたイラストで素晴らしいと思いました。
スケジュールの都合上、新しいビジュアルが間に合わなかったこともあり、ジャケットに採用したのですが、みなさんからの評判は上々のようです。
大西:それはよかったです(笑)
―『Rock&Roll Lady Girl』の3曲目に収録された「恋のサチュレーション」も、夏に聴きたいナンバーになっています。
井上:「サチュレーション」というのは音楽用語で、「アナログの回路を通して曲に温かみを出す」という手法になっています。それを恋とかけて、「恋愛で気持ちがアツくなっている」という状況を表してみました。
大西:すごく爽やかな曲で、歌っていてすっきりした気持ちになりました。
―4曲目の「アンブレラビート」はBPMが速めで、歌うのが大変だったのでは?
大西:アニソンロックのような雰囲気で、みなさんが客席でノッてくれている姿を想像しながら歌いました。みんな、ちゃんと私のほうを見てくれてるかな(笑)?
ライブで披露するのが楽しみですが、おっしゃる通りスピードに乗ったり、息継ぎがうまくいくかどうか、少し心配です……(苦笑)
また、私は「本日は晴天なり」という曲でデビューさせていただいたのですが、タイトルが真逆なのが面白いな、と思いました。
―ラストトラックの「Rock & Roll Lady Girl」はhabana節が全開のナンバー。
大西:「(私のいまの歳である)28歳っぽさのある歌い方で、というディレクションをいただきました。
井上:「Lady(女性)」と「Girl(女の子)」のちょうど中間がこれくらいの歳かな、という想いもありつつ、曲調を考えていきました。
大西:大人っぽさを感じるメロディラインで、とても歌いやすかったです。
キーも仮歌から2音くらい下げてもらい、私の地声に近い音程にしてもらえて、それもあってスムーズなレコーディングになりました。
―楽器の編成も考えると、バンドサウンドをバックに楽しみたいと思う方も多いのでは?
井上:サックス奏者を探さなきゃいけないので、9月のライブに間に合わせるのは難しいかもしれませんが、いつか実現させたいですね。
―ここからはもう1枚のミニアルバム『失恋モノクローム』収録楽曲についてもお聞かせください。まずは9月24日(水)に先行配信を控える、1トラック目の「世界の全てがさよなら」から。
井上:「これは失恋をテーマにしたミニアルバムです」というのを提示する曲にしたい、と思いながら作りました。
多くの方に共感いただける詞になれば、というのも意識しましたね。
大西:歌っているときは、悲しさ全開の雰囲気を醸し出していたのですが、編曲が終わったものを聴いたらだいぶマイルドになっていたのが印象的でした。
井上:実は僕がアコースティックギターを弾いているんです。
大西:このことをレコーディング直後に行ったインスタライブで言いそうになって「やばい!」となったのを覚えています(笑)
―2トラック目の「いつもどおりに」ですが、『Rock&Roll Lady Girl』に収録されていても違和感がなさそうなイントロ、メロディラインが特徴的です。
大西:大きなディレクションはなく、曲のタイトルではないですが、いつもどおりに歌わせていただきました(笑)
井上:この曲を含めた「今日が過ぎても」、「失恋を君に」、「にじんでく」に関しては、各クリエイターの持っている「失恋像」が反映されています。
実はレコーディングの順番にもこだわりがあるんですよね。
―と言いますと?
井上:大西さんには収録曲の雰囲気をつかんでもらいながら、なるべくトラック順どおりにレコーディングしていただきたいと思っていて。
とくに最初と最後は「エンダー」と「にじんでく」で、ということは事前に決めていました。
―「今日が過ぎても」は、まさに切なさ全開のメロディラインと歌詞が印象的です。
井上:仮歌は2000年代初頭に流行ったR&B風のテイストで来たのですが、大西さんのよさをより出せる方向でレコーディングしました。
大西:歌詞を読んでいただくとわかるかと思いますが、「いつもどおりに」と「今日が過ぎても」は「戻れないことにいま気づいてしまった」という、若干ネガティブさを含んだ物語になっているので、そこも注目していただきたいですね。
―3rdライブがいよいよ約1か月後(9月27日(土)、28日(日))に迫ってきました。
大西:レコーディングが無事に終了し、ライブに向けて気合を入れ直すタイミングですので、しっかり準備をして本番に臨みたいですね。
ちなみに先日「ライブグッズ」の撮影もしてきたのですが、いろんな衣装で撮らせていただいたので、こちらも楽しみにしていただきたいです!
―改めて、レコーディングを終えての感想をお願いします。
大西:4か月ほどかけてじっくり録りましたが、振り返るとあっという間でした。みなさんの反応がいまから楽しみです。
CD発売までもう少し待っていただきつつ、ぜひライブに遊びに来てください!
<インタビュアー・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
【アルバム概要】
大西亜玖璃 ミニアルバム「Rock&Roll Lady Girl」
品番:COCX-42550
2,640円(税込)
<CD収録内容>
1. エンダー
作詞・作曲・編曲:鶴﨑輝一
2. 裸足のスタンプ
作詞:金子麻友美 作曲・編曲:habana
3. 恋のサチュレーション
作詞・作曲:井上トモノリ 編曲:佐藤清喜
4. アンブレラビート
作詞:東乃カノ 作曲・編曲:松坂康司
5. Rock&Roll Lady Girl
作詞:金子麻友美 作曲:habana 編曲:佐藤清喜
6. エンダー(Instrumental)
7. 裸足のスタンプ(Instrumental)
8. 恋のサチュレーション(Instrumental)
9. アンブレラビート(Instrumental)
10. Rock&Roll Lady Girl(Instrumental)
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大西亜玖璃 ミニアルバム「失恋モノクローム」
2025年10月22日(水)発売
品番:COCX-42551
2,640円(税込)
<CD収録内容>
1. 世界の全てがさよなら
作詞・作曲・編曲:habana
2. いつもどおりに
作詞:渡部紫緒 作曲・編曲:賀佐泰洋
3. 今日が過ぎても
作詞:成本智美 作曲:成本智美 、近藤圭一 編曲:近藤圭一
4. 失恋を君に
作詞:金子麻友美 作曲:井上トモノリ 編曲:佐藤清喜
5. にじんでく
作詞・作曲・編曲:鶴﨑輝一
6. 世界の全てがさよなら(Instrumental)
7. いつもどおりに(Instrumental)
8. 今日が過ぎても(Instrumental)
9. 失恋を君に(Instrumental)
10. にじんでく(Instrumental)
【配信概要】
「エンダー」
作詞・作曲・編曲:鶴﨑輝一
好評配信中!
*配信先一覧
https://agurionishi.lnk.to/ender
*Official Audio
https://www.youtube.com/watch?v=su8ll1vEKuQ
作詞:金子麻友美 作曲・編曲:habana
*Official Audio
https://www.youtube.com/watch?v=aH1k8ayu1G4&list=RDaH1k8ayu1G4&start_radio=1
「世界の全てがさよなら」
9月24日(水)先行配信予定
作詞・作曲・編曲:habana
【ライブ概要】
☆大西亜玖璃 3rd LIVE 失恋モノクローム
2025年9月27日(土)【神奈川】横浜ランドマークホール
<昼公演>開場14:00 / 開演14:30
大西亜玖璃 3rd LIVE POP&PARTY SIDE~あぐぽんと最強の仲間たち~
9月27日(土)【神奈川】横浜ランドマークホール
<夜公演>開場17:00 / 開演17:30
大西亜玖璃 3rd LIVE Rock&Roll Lady LIVE
9月28日(日)【神奈川】横浜ランドマークホール 開場16:30 / 開演17:00
<料金>
全席指定 S席 12,000円(税込) / A席 9,900円(税込)
※9月27日(土)のS席はお見送り付き/9月28日(日)のS席はアフタートーク付き
※入場時別途ドリンク代必要
※未就学児入場不可
※お1人様1公演につき4枚まで
※9月28日(日)は1公演のみで生バンド演奏による公演です
<プレイガイド2次先行>
受付期間:~9月8日(月)23:59まで
●イープラスはこちら
https://eplus.jp/sf/detail/3545230001?P6=001&P1=0402&P59=1
●チケットぴあはこちら
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2530086
◆オフィシャルファンクラブ情報
大西亜玖璃 おふぃしゃるふぁんくらぶ「あぐりんぐ」
https://aguri-onishi.com
◆プロフィール
◆大西亜玖璃(おおにし あぐり) PROFILE
5月2日生まれ。愛知県出身。アンシェリ所属。
代表作:
TVアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」上原歩夢役
TVアニメ「このヒーラー、めんどくさい」カーラ役
TV アニメ「まえせつ!」北風ふぶき役
TV アニメ「消滅都市」レナ( SPR5 )役
アプリ「マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝」土岐すなお役
アプリ「ETERNAL」アステル役
アプリ「Heven Burns Red」桐生美也役
◆大西亜玖璃
公式「X」 @aguri_onishi
◆大西亜玖璃 音楽スタッフ公式「X」
@staff_aguri
◆大西亜玖璃 音楽スタッフ公式Instagram
https://www.instagram.com/onishi_aguri_staff/
◆大西亜玖璃 音楽情報サイト
https://columbia.jp/onishiaguri/
◆大西亜玖璃 公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@onishiaguri-official
【プレゼント】
大西さんのサイン色紙を1名にプレゼント!
ご希望の方は『れポたま!』公式「X」@repotama(https://twitter.com/repotama/)をフォローし、当該記事のポストをリポストしてください。当選者にはDMにてこちらからご連絡させていただきます。
応募締め切り:2025年10月3日(金)23:59まで
◆注意事項◆
◎ご応募いただいた方の中から、厳正な抽選の上、当選者を決定いたします。
◎当選者様にはXのDMにてこちらからご連絡させていただきます。落選の場合のご連絡は致しません。
◎当選の権利を第三者へ譲渡することはできません。
◎当選者様の住所不明、転居先不明、長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
◎応募受付の確認、当選・落選についてのご質問は受け付けていません。
◎賞品のお届け先は日本国内に限らせていただきます。
◎配送日時の指定、配送業者の指定は承っておりません。
◎書留で送付のため、本人確認できる住所に限らせていただきます。
(転送サービス会社へのプレゼント送付はできません。)