青藍島“観光大使”の2人が『ぬきたし』ワールドをディープに紹介! 「ラジオ『ぬきたし』~そうだ 青藍島、イこう~」 柳 晃平(橘 淳之介 役)、石上静香(片桐奈々瀬 役)、ゲスト:井ノ上奈々(女部田郁子 役)インタビュー

By, 2025年9月4日



TVアニメ『ぬきたし THE ANIMATION』公式YouTubeチャンネルにて隔週配信中の公式WEBラジオ番組「ラジオ『ぬきたし』~そうだ 青藍島、イこう~」。
現在好評放送中の『ぬきたし THE ANIMATION』の舞台となっている青藍島の観光大使に就任した柳 晃平さん(橘 淳之介 役)と石上静香さん(片桐奈々瀬 役)が、パーソナリティとして思わずアニメを観たくなる(?)、作品に関するトークを展開! 一癖も二癖もあるコーナーにも注目だ。
今回はラジオ「第4回」収録後のキャストを直撃! 「第1回」のオンエア直前に結婚も発表した柳さんと石上さん、そして第4回のゲストである井ノ上奈々さん(女部田郁子 役)にアニメとラジオの見どころ、聴きどころをおうかがいしてきた。

―パーソナリティに選ばれたときの、率直な感想をお願いします。

石上静香さん(以下、石上):アニメが始まる前、実は私からも「ラジオをやりたいです」とお話しさせていただいていました。
同時に「パーソナリティは女子だけでなく、男女で組んだほうがいいのでは?」という会話もしていて。下ネタ系のメールを紹介する際、何かあったときに男性キャストがフォローしてくれたら、バランスがとれるかなと思ったんです。

柳 晃平さん(以下、柳):場合によっては僕(男性キャスト)がサンドバックとなり、うまく回せますからね(笑)
パーソナリティとして淳之介と奈々瀬(のキャスト)に白羽の矢が立ったらいいなと思っていましたし、僕も「もしやれるならやりたいな」というスタンスでいたら、正式にオファーがきまして。
実は僕、ラジオのパーソナリティは初めてなんですよね。いざ決まってからは不安な気持ちもありましたが「お相手が石上さんだし、大丈夫に違いない!」と安心して収録に臨みました。

―「第1回」の配信直前にお2人のご結婚が発表されましたが、あれは狙っていたのでしょうか?

:いえいえ、とんでもない!

石上:そもそも、ラジオをやりたいと言っていたときは私たち、まだ付き合ってもいなかったですからね(笑)

:なんならスタッフさんに「結婚を発表したタイミングでラジオを配信してしまって大丈夫ですかね……?」と相談したくらいですから(笑)
スタッフさんには快諾していただいたので、先に結婚を発表し、その後「第1回」の配信を行う……という流れでいくことになりました。

―注目度は再生数にも表れていましたね。

:作品のことをあまり知らないであろう人からも、純粋に「おめでとう」というメッセージをいただきましたし、注目していただけたことは単純にすごくうれしいです。

石上:結果的に作品の認知度向上や盛り上がりにつながれば本望です(笑)!

―身体を張った甲斐がありましたね(笑)

:いやもう……最上級の身体の張り方ですよ(笑)

―これまで番組をやってきていかがですか?

:最初は「どうやって盛り上げようか?」、「どんな話をすればいいだろうか?」と模索しながらの収録でした。あとで聴き返してみて「我ながら面白いことを言っているな」と感じることもあったのですが(笑)、そのうち「いかに面白いことを言えるか」とか、録れ高を考えるようになってしまったこともあって……。これはよくないと思い、そのうち何も考えなくなりました(笑)
石上さんのトークはもちろん、おたよりのクオリティも高いですし、「自分があれこれ思い悩まなくても面白くなる」という確信が持てたので。

石上:先ほど、柳君はラジオのパーソナリティが初めてだと言っていましたが、もともとおしゃべりは上手だと思っていましたし、「私が彼を引っ張っていかなければ」という気持ちはとくになかったです。
思った通り、収録が進むにつれてだんだんと下ネタ以外もしゃべることができるようになりましたし(笑)

:今度“普通のラジオ”のパーソナリティを務めることになった際、下ネタ以外しゃべることができるのかな……? という心配は正直ありますが(苦笑)
トークが上達するのはいいことなのかもしれませんが、いわゆる「小慣れた感」が出ないようには気を付けています。

石上:「そんなに出てないって!」といつも言っているんですけど、ずっと気にしているんですよね(笑)

―井ノ上さんはゲストとして出演されてみて、いかがですか?

井ノ上奈々さん(以下、井ノ上):アニメのアフレコから時間が経ってのラジオ収録だったので、柳君と(石上)静香ちゃんもお互いの距離感やラインを探り合いながらの収録になるのかな?と想像しながら臨みました。
でも、ふたを開けてみれば、会話のテンポがすごくいいんですよね。1つ屋根の下で暮らしていることも大きいかもしれませんが(笑)
今日も、柳君が振ったところに静香ちゃんが「こういうのがほしいんだろうな」と察して乗っかっていく一幕があったんです。「お互いのことをすごくわかっているな」、と感心しました!

石上:なんとか変化球な対応をして困らせたいのですが……(笑)

:いやいや、全部対応しきれているわけではないから!
改めて配信を聴き直したら、せっかく石上さんが出してくれたパスをスルーしていたのが判明することもしばしばですし……。

石上:お笑い芸人じゃないんだから、全部拾う必要ないでしょ(笑)!

井ノ上:その話を聞くと、改めて柳君の一生懸命さが伝わってきて「いいなあ~」と思います!

:ともあれ、今日は頼りになるお姉さん2人のおかげで、バブちゃんでいられました(笑)

―視聴されている方はピンときたかもしれませんが、動画の時間が「45分45秒」になっているのも特徴的ですよね。

石上:最初は「本編が30~40分くらいで、おまけが5~10分です」と聞いていたのですが、毎回この尺に調整されて、配信されているんですよね(笑)
番組内でもしゃべりましたが、ラジオもアニメも、それぞれのミキサーさんがすごく頑張ってくださっていて。作品愛をたっぷり感じながら収録しています!

:ラジオは毎回「19時19分」に合わせて配信されていますし、並々ならぬ愛情を感じています。本当にありがたいことです!

石上:ちなみに、原作のとあるスタッフさんのアラームは「19時19分」に設定されているらしくて。ここまできたら狂気ですよね(笑)

―今回の収録が行われたタイミングでは、ちょうど第5話が放送されています。淳之介と郁子の“絡み”が大きな見どころの1つだと思いますが。

井ノ上:郁子は淳之介と対照的だな、というのを改めて感じました。なにぶん、郁子は何も考えずに行動するので……(笑)
でも、その考えていない部分を演じるのって、すごく難しいんですよね。観てくれた人が彼女に対して「かっこいいな、かわいいな、エッチだな」と思ってもらえたらそれでいいんです。

:男女逆ですが、淳之介はほぼNTR状態ですからね(笑)
彼が絶望の淵に立たされてから奮起する流れになるのですが、僕はとにかく「淳之介、カッコいい!」と思ってもらえるシーンにしたくて。
奈々さんが相手だったので、テンポ、リズムがすごく取りやすかったですし、楽しくアフレコできました。

井ノ上:本気の掛け合いができる、本番前のバトルシーンのテストはとくに楽しかったですね。そもそも郁子は淳之介以外の男性キャラとは会話をしようとすることがないですから。

:淳之介とも、会話自体が成立しているかどうかはわかりませんけど(笑)

石上:ちなみに奈々瀬には、ひた隠しにしている、とある「秘密」があるので、ぜひ楽しみにしていただきたいですね。

―さて、番組にはさまざまなコーナーがありますが、印象に残っているものは?

:最初はどうやっておたよりを紹介すればいいのか、手探り状態でしたが、最近は何となくつかめてきたような気がします。

石上:青藍島に新たな名所や名物、イベントを作って盛り上げていくべく、リスナーさんからアイデアを募集する「島勃こし!青藍島PR会議」コーナーですが、第4回の配信からは、採用されたアイデアがアニメ公式サイトに晒される(掲載される)ことになりまして(笑)

:ネタが採用されたご褒美として、最上級の報酬ですよね(笑)

―過激なネタが多そうですし、番組でおたよりを紹介されること自体、ハードルが高そうですが(笑)

石上:番組内で紹介しているおたよりの数に対して、実際は非常に多くのネタを送っていただいているので、正直歯がゆい部分はあります。おっしゃる通り、“検閲”に引っかかっているネタも大量にあるそうですが(笑)

―今回は、リスナーが健全なシチュエーションなのに発想力豊かな想像をしてしまったことを懺悔する「ドスケベを懺悔しないと出られない部屋」コーナーもありましたね。

井ノ上:懺悔の内容が小学生レベル~成人男性レベルとさまざまで「これ、わかる~」と共感できるものがあれば、正直ドン引きしてしまうものもありました(笑)

:話の流れで、なぜかこっちの“癖”も披露させられているのが納得いかないんですよね……。

石上:それは、あなただけだから(笑)

:「ウィ●ペディア」に、出演作品よりも“癖”に関する情報の方が多く掲載されたら最悪だなと思いました(苦笑)

―アニメ本編ですが、規制の多さやTOKYO MX1では「音声のみの放送」という奇抜な放送形態から話題となっていますね。ほかにもさまざまな形態で放送・配信されていますが、おススメの視聴方法を教えてください。

:個人的には、まずは「AT-X」で「青藍島ver.」ご覧いただき、そのあと『DMM TV』、『アニメフェスタ』で「配信限定ver.」、最後に地上波で「全面規制ver.」を観る……という方法をおススメします。
放送・配信順ですし、どのように規制が厳しくなっていくのかを比較して楽しめるので(笑)

石上:それで言うと、「全面規制ver.」では喘ぎ声のボリュームも抑えられていたりするんですよね。

井ノ上:ちなみにまったく規制の入っていない完全な「無修正版」はオモテに出ることはないそうです。見られるのは私たちだけでということで……(笑)

:規制がゆるめなバージョンの上映会などはやってみたいですね。「頑張れ淳之介 応援上映」みたいなタイトルで(笑)

井ノ上:私は「みんなにどこのシーンが刺さったんだろう?」というのが気になるので、SNSで検索をかけてから( #ぬきアニ )、観るようにしています。感想はたくさん投稿していただけたら嬉しいです!

―最後に、井ノ上さんからパーソナリティの2人に向けてエールをいただけますか?

井ノ上:ラジオの「裏テーマ」として「柳君の成長物語」があると思うんです。リスナーにはぜひ物語の行く末を見守っていただきたいですし、静香ちゃんに成長を助けてもらい、いつか独り立ちできるようになってくれたら、これ幸いです。
また、どうやらパッケージイベントの開催も決定しているとかしないとか……? ということみたいですので、番組宛に期待も寄せていただけるとうれしいですね。

―メインパーソナリティの2人からもメッセージをお願いします。

:内容的にいつBANされるかわからないですが(笑)、初めてパーソナリティを務めているラジオなので、毎回大切に収録に臨んでいます。
アニメと連動して楽しんでくださっている人が多いですが、なかにはラジオだけ聴いてらっしゃる方もいるみたいで(笑)
ともあれ、『ぬきたし』をさまざまな角度で楽しんでいただけるとうれしいですし、井ノ上さんいわく「僕の成長物語」も兼ねているみたいですので(笑)、最終回までに少しでもパワーアップしたところをお見せできるように頑張ります!

石上:アニメの最終回を迎えるころには、このラジオもクライマックスを迎えているかもしれません。番組を聴いて「楽しい!」と思ってくださった方は悔いのないように(笑)、メールを送ってもらえますと幸いです。
また、これから何人ゲストを呼べるかわかりませんが、アニメについても積極的にトークできるような場にしていきたいと思いますので、引き続きご視聴よろしくお願いします!

【ラジオ概要】
「ラジオ『ぬきたし』~そうだ 青藍島、イこう~」
アニメ『ぬきたし THE ANIMATION』公式YouTubeチャンネルにて隔週配信中!

☆最新回(#05)のゲストは橘麻沙音役・小秋あこ!

アニメ公式YouTube:@nukitashianime_official

【アニメ概要】
『ぬきたしTHE ANIMATION』
2025年7月18日(金)より好評放送中!

・AT-X7月18日より毎週金曜26:05~
※リピート放送:7月21日より毎週月曜25:00~
・BS117月22日より毎週火曜26:00~
・岐阜放送7月22日より毎週火曜26:30~
・TOKYOMX27月22日より毎週火曜26:35~
※TOKYOMX1では音声のみの放送
・KBS京都7月22日より毎週火曜26:45~
・三重テレビ7月22日より毎週火曜26:50~

【スタッフ】
原作:Qruppo/「抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳(わたし)はどうすりゃいいですか?」
監督:長山延好
シリーズ構成・脚本:猪原健太
脚本監修:倉骨治人(Qruppo)、神近ゆう(Qruppo)
キャラクターデザイン:くまた
音楽:えびかれー伯爵、池木紗々、ウミガメ、かしこ、岩嵜壮志
アニメーション制作:パッショーネ
総合監修:ハメドリくん(Qruppo)
製作:青藍島観光協会
オープニングテーマ:「UtopiaorDystopia」夢乃ゆき
作詞:えびかれー伯爵、作曲:えびかれー伯爵
エンディングテーマ:「再会系女子はどうすりゃいいですか?」綾瀬理恵
作詞:えびかれー伯爵、作曲:えびかれー伯爵

【キャスト】
橘淳之介:柳晃平
片桐奈々瀬:石上静香
渡会ヒナミ:小澤みのり
畔美岬:岡本理絵
橘麻沙音:小秋あこ
冷泉院桐香:田澤茉純
糺川礼:藍羽七海
女部田郁子:井ノ上奈々
ハメドリくん:楠戸康弘

アニメ公式サイト:https://nukiani.com/
アニメ公式「X」:@nukitashi_anime
アニメ公式YouTube:@nukitashianime_official