【プレゼントあり】2人の猫愛が爆発! 演技に込められた想いに、欲しい飼育グッズも公開! 『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』カオル役・上田麗奈、ツツミ役・芹澤 優 インタビュー

By, 2025年7月4日



『月刊コミックガーデン』『マグコミ』で好評連載中、ホークマン原作・メカルーツ作画の『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』が戦慄のアニメ化! 7月からテレ東・ABEMAほかにて順次放送・配信が開始される。
20XX年、猫に触れた人間を猫にしてしまうウイルスが蔓延し、空前の危機を迎えた地球。
猫をこよなく愛する青年・クナギやクールな女子高生・カオルを中心に、過酷なサバイバルが始まる……。
今回はカオル役の上田麗奈さんと、彼女の友人で極度の猫アレルギーを持つ女子高生ツツミ役・ 芹澤 優さんに本作の魅力や自身の「猫愛」について語っていただいた。


上田麗奈さんの愛猫・“しいな”と“こたろう”


芹澤 優さんの愛猫・“むく”と“るる”

―まずは、作品に対する印象をお願いします。

上田麗奈さん(以下、上田):ゾンビ映画のように逃げ惑う市民たちや(水中雅章さん演じる)主人公のクナギさんが生き残るため、過酷な日々を送りますが、逃げなければいけない相手がゾンビではなく猫なんですよね。キュートさとハードさが混じり合ったちぐはぐさが他にはない作品だな、と思いました。

芹澤 優さん(以下、芹澤):「猫好きしか出てこないじゃん!!」と思いました(笑)
人間のほうが圧倒的に劣勢の理由が「みんな猫が好きだから」というのが面白くて。作品の舞台が「20XX年」なので、技術も進化しているはずなのに、猫には使うことができないんですよね。そのなかでも猫を傷つけないよう、一生懸命に逃げていくところは、猫好きにとっては心が温まると言いますか。物語は怖いけど、猫たちはかわいかったです(笑)

―オーディションでの印象的な出来事を教えてください。

芹澤:三池崇史さんが総監督として入ってくださっているので「ほかのアニメ作品とはちょっと違うんだろうな」、というのは受ける前から感じていました。
オーディションを受ける際、事前に「飼い猫の写真を使ってもいいですか?」という「参加要項」のようなものをいただいたり。猫についてここまで聞かれたのは初めてでしたが(笑)、アフレコに関しては戸惑いなくやれたと思います!

上田:受ける前、「どんな種類の猫を何匹飼っているのか?」などの情報をお伝えしました。猫を飼っていない水中さんが受かっていましたし、どこまで本当かわかりませんが「基本的に猫好きしか受けられないオーディションです」と言われていたので、面白いな、と(笑)
スタッフのみなさんも猫好きが集まっていると聞いていたので、すごく安心感のある座組だと思いました。
イベントの稼働などに関しても「(お家に猫ちゃんがいるので)猫カフェは大丈夫ですか?」とご配慮いただいたり。「猫が好き」という気持ちを大切に演じていきたいと思いました。

―では、アフレコ現場で印象に残っていることを教えてください。

芹澤:(アラタ役の)川島零士さんが自分の飼い猫がプリントされたTシャツを着てきて、スタッフさんにもプレゼントしていたのを強烈に覚えています(笑)
それと、アフレコ後にキャストさんとお食事に行く機会があったのですが、「ペットの健康診断には行ってる?」みたいな話で盛り上がりました。

上田:最終話のアフレコ後、スタッフさんから花束をいただくことがあるのですが、今回は各キャストに対し、飼い猫に似たぬいぐるみと、猫用のおもちゃをセットでプレゼントしていただいたんです! すごくうれしかったですね。

―番組の打ち上げの余興で、飼い猫グッズが当たる「プレゼント大会」も開催されるかもしれませんね。

芹澤:だったら私は「自動トイレ」がほしいです!
いまは自分で取り替えるタイプのものを使っているのですが、どれだけセーフティ機能がついていたとしても、やっぱりちょっと不安なんですよね……。ちょっとお高いですが、当たったらすごくうれしいです!

上田:私は「日用品」と「防災品」でそれぞれほしいものがあって。日常的に使いたいのは「うんちがにおわない袋」です。使ってみたことがあるのですが、本当に臭わないんです!
防災グッズとしては、猫ちゃん用の「飲み水」がほしいですね。小分けになっているタイプのものがあり、ぜひ賞品のラインナップに加えていただきたいです!

―かなうことを願っております(笑)
ではそろそろ作品の内容に演じた人物の紹介をお願いします。

上田:カオルはいつもクールで、相手に対して厳しい言葉をかけることが多いんです。でもそれは、愛情あってのものなんです。面倒見がよくておお人好しで、ツンデレな子なのかな、という印象を持ちました。
そんなところがクナギさんやツツミと距離を縮められた一因なのかな、と。

芹澤:ツツミはカオルの同級生なのですが、周りとコミュニケーションをとるのが少し苦手です。
でも、実はアクション映画が大好きだったり、重度の猫アレルギーなのに猫を溺愛したり。1人でいるときはすごく楽しそうにしているので、前向きな性格なんじゃないかと思います。
また、彼女の猫アレルギーは、今後のストーリー展開にすごく影響してくるので、ぜひご注目いただきたいです!

―三池総監督のディレクションで印象に残っていることはありますか?

芹澤:「すごく細かく切って収録されるな」と思いました。アニメは前半・後半を「Aパート」「Bパート」とわけて収録することが多いのですが、今回は「Aパート」だけでも何度も切って収録したんです。
三池さんは実写作品を多く手掛けられていますが、途中でカメラを替えたり、1シーンを長く撮ることが少ないので、今回のような録り方が普通なのかもしれません。1つのシーンも細かく録るので、感情を保つのが少し大変でした。
ちなみに、くしゃみを大きめに演じてしまったことがあるのですが、「やり過ぎましたかね……?」と聞いたら、「いいんじゃない?」とニヤリとしながら許してくださったのが印象に残っています(笑)

上田:ディレクションの際「あまり多くを語られない方だな」、と思いました。
とあるスタッフさんから「三池さんはリテイクの意図や、どうのようにやってほしいのかを明確に示さないことで、役者の表現を狭めないようにしている」とお聞きし「私もいろんなパターンを出せるよう頑張ろう」と思いました。
具体的な話になりますが「表情に合わせるよりも、登場人物がどういう気持ちなのかを前面に出して演じてほしい」、とディレクションいただいたのを覚えています。また、「個性がぶつかり合うようなお芝居をしてほしい」というディレクションもありました。

―役作りに関して、気を付けた点を教えてください。

上田:真剣に演じれば演じるほど、そのギャップで笑ってしまうような作品だと思うので、コミカルなシーンこそ真剣に演じるよう、気をつけました。

芹澤:ツツミちゃんは猫アレルギーを持っているので、くしゃみや鼻づまりをしながらしゃべるシーンが多くて。「こうやったら鼻がつまったように聴こえるかな?」といろいろ考えながら、自己流で乗り切りました!
ちなみに、オーディションでもくしゃみの台詞があったので全力で演じました(笑)!

―本作にはみなさんの飼い猫たちが、エキストラならぬ「エキストニャン」として登場するそうですね。

上田:そうなんです。みんなすごくかわいいです!

芹澤:誰の飼い猫なのか、エンドクレジットに名前が出るみたいなので、「あの猫、芹澤の猫だったんだ」とわかってもらえると思います(笑)
ぜひ最後の最後までご覧ください!

―エンディングのあとにある「Cパート」では猫の飼い方や習性など、「猫あるある」が楽しめるような内容になっています。

芹澤:(安元洋貴さん演じる)タニシさんが、(竹内良太さん演じるカオルの兄)ガクさんが経営する猫カフェを訪れるシーンが出てくるのですが、彼が帰ろうとしたときに猫が近づいてきて「これでは帰れない……」とたじろいでいたところ、ガクさんから「もう一杯飲んでいくかい?」と聞かれるエピソードに「わかる!」と思いました(笑)
私が仕事前、家で化粧をしていると“むく”と“るる”が「出かけちゃうんだ」と気づくようになったらしく、私にすり寄ってきたり、ずっと膝の上から動いてくれなかったりするんです……。
こんな風にこられてしまうと、「もうメイクをしなくてもいいか! ギリギリまで遊んじゃおう!」という気持ちになるので(笑)

上田:カーテンが爪とぎに使われてボロボロになってしまったり、猫ちゃんによって家のものが破壊されてしまう「あるある」が紹介されています。
私も経験があるのですが、「むしろ、そこに置いていた私が悪いんだ」と反省させられるくらいかわいいんですよね。むしろ、使えなくなってしまったものを買い替えるほど「これだけの時間、一緒に過ごしてきたんだなあ」とうれしくなってしまったり(笑)
猫ちゃんたちの素晴らしさが改めてわかるCパートだと思います!

 

―ところでお2人はゾンビ映画やパニック映画はお好きなほうですか?

芹澤:実はあまり観たことがなく……。でも、ひりつくようなシーンのある海外ドラマは好きです!
人間の怖い部分が見えてくるような作品には興味がありますし、「人間は切羽詰まるとこんな顔になっちゃうんだ」というのを知れるので。

上田:私はホラーやスプラッター系の作品は本当に苦手なんですよね……。その点『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』は全然観られますし、むしろ猫たちにもっと出てきてほしいです(笑)
鳴き声や爪をカリカリさせる音など、演出音からしてすごくかわいいんですよね。

―本作を始め、パンデミック・パニック作品は多数くありますが、これまで見た中で印象的だった作品、もしくは「あったら怖い●●デミック」があれば教えてください。

上田:「犬」をテーマにした作品が観たいです!

―「ワンデミック」ですね(笑)

上田:「小型犬」と「超大型犬」と呼ばれる犬種で、サイズが全然違うんですよね。画的にも楽しいと思いますし、自分だったらどんな犬種になってしまうのか、想像しながら観るのも楽しそうです(笑)
私は「ボルゾイ」と「アフガン・ハウンド」が好きなのですが、日常で見かけることが少ないんですよね……。大量発生するシーンが観たいです!

芹澤:私は『Sweet Home -俺と世界の絶望-』というパンデミック系の韓国ドラマがすごく怖かったのを覚えています。最初はキャストさん目当てで観始めたのですが、怖くて震えました……。最後まで観ることができないくらい怖い作品なので、いまでも印象に残っています。

―最後に、物語序盤の見どころをお願いします。

上田:ある一匹の猫ちゃんがゴロンと寝転がり「へそ天(お腹を上に向けて仰向けになる状態)」してしまうシーンです。ネタバレになってしまうので、そうなった過程はお話できないのですが、原作を読んで思わず涙してしまったくらい印象的な場面です。
「ニャンデミック」によって人間と猫が一緒にいられなくなってしまったのが本当にツラい世界だと思うのですが、それをより感じたシーンですので、ぜひ観て、かみしめてもらいたいです。
ちなみにその猫、うちの猫ちゃんたちにすごく似ているんです。それもグッときてしまった大きな要因ですね。

芹澤:猫……ではないのですが、クナギさんです。彼は本作に登場する猫フリークたちに輪をかけたような猫好きで、その実、謎の多い人物なんですよね。ご覧になるみなさんも、彼の素性について気になると思いますし、彼の行動やセリフにはぜひご注目いただきたいです!

<インタビュアー/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【アニメ概要】

『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』
【放送・配信情報】
≪放送情報≫

▶7月7日からテレ東・BSテレ東・アニマックスほかにて順次放送

≪配信情報≫
▶7月6日(日)23時00分からABEMAプレミアムにて地上波1日先行配信
▶7月8日(火)からABEMAにて無料配信(最新話を無料配信)
▶各種配信サービスにて7月10日(木)0時00分から配信

【イントロダクション】
逃げろ、可愛い猫が来た。

20XX年、世界は猫に支配された。
猫に触れた人間を猫に変えてしまうウィルスにより、全世界で”ニャンデミック”が発生。
人々は猫にモフられ、次々と猫になっていく。
果たして人類は猫に触りたい誘惑に抗い、猫だらけの世界を生き抜くことができるのか。

すべてが猫になるーー。衝撃のサバイバル・ネコメディ開幕!

【スタッフ】
原作:ホークマン/メカルーツ 「ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット」(マッグガーデン「月刊コミックガーデン」「マグコミ」連載)
総監督:三池崇史
監督:神谷智大
シリーズ構成:入江信吾
キャラクターデザイン:牧 孝雄
音楽:遠藤浩二
オープニングテーマ:「CAT CITY」THE YELLOW MONKEY
エンディングテーマ:「Matatabi」WANIMA
アニメーション制作:OLM
企画・プロデュース:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/スロウカーブ
製作:ニャイリビ製作委員会

【キャスト】
クナギ:水中雅章
カオル:上田麗奈
アラタ:川島零士
ツツミ:芹澤 優
レン:木村 昴
マサキ:中島ヨシキ
タニシ:安元洋貴
ガク:竹内良太
グランマ:宮寺智子
ケイスケ:興津和幸
スオウ:種﨑敦美
ミツル:鶴岡 聡
コウジ:中 博史
ガンスリンガー:森川智之
ラストサムライ:???
翻訳機:玄田哲章
ナレーション:千葉 繁

【WEB】
●TVアニメ『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』公式サイト
https://nyailivi.com
●公式X(旧Twitter)
@nyailivi
●公式TikTok
@nyailivi

(C)ホークマン・メカルーツ/マッグガーデン/ニャイリビ製作委員会

【プレゼント】
上田さん、芹澤さんの寄せ書きサイン色紙を1名にプレゼント!
ご希望の方は『れポたま!』公式「X」@repotama(https://twitter.com/repotama/)をフォローし、当該記事のポストをリポストしてください。当選者にはDMにてこちらからご連絡させていただきます。
応募締め切り:2025年7月25日(金)23:59まで

◆注意事項◆
◎ご応募いただいた方の中から、厳正な抽選の上、当選者を決定いたします。
◎当選者様にはXのDMにてこちらからご連絡させていただきます。落選の場合のご連絡は致しません。
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◎当選者様の住所不明、転居先不明、長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
◎応募受付の確認、当選・落選についてのご質問は受け付けていません。
◎賞品のお届け先は日本国内に限らせていただきます。
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◎書留で送付のため、本人確認できる住所に限らせていただきます。
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