By, 2025年2月27日
2024年5月にデビューシングル「朱く染めて心臓」をリリースした大渕野々花、待望の2ndシングルが25年2月26日(水)リリース!
表題曲は現在好評放送中のTVアニメ『Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士(ペット)として暮らしてます』(通称『べヒ猫』)オープニング主題歌として起用。川谷絵音らしさが詰まった、キャッチ―でトリッキーなメロディラインと、世界観を見事に表現した歌詞が特徴のナンバーだ。さらに同曲のMusicVideoやその他の収録曲に関しても見どころ、聴きどころ満点となっている。
発売を間近に控えた大渕さんに楽曲について、また2月~3月にわたって開催予定のリリースイベントやバースデーイベントについてもお聞きした。
―まず最初に、楽曲がリリースされると聞いたときの率直な気持ちをお聞かせください。
大渕野々花さん(以下、大渕):私にとって初めてのオープニング主題歌、さらに昔から尊敬していた川谷絵音さんが楽曲を手掛けてくださったということで、ダブルでうれしかったです!
「朱く染めて心臓」はTVアニメ『怪異と乙女と神隠し』エンディング主題歌として起用していただきましたが、このときとはまた違ったプレッシャーを感じました。
エンディングでは「観終わった後の余韻を残しつつ、次回が楽しみになるように」と思いながら歌ったのですが、今回は「物語がいよいよ始まるぞ」というワクワク感を感じていただきたいという想いを強く込めました。
また、たまたま『べヒ猫』を観た人が釘付けになってしまうようなインパクトも残せたらいいな、という気持ちも込めて歌いましたね。
―一番初めに楽曲を聴いたときの印象を教えてください。
大渕:「なんだこの曲は!?」と思いました。瞬間的なキャッチ―さがありながら、1度聴いただけではつかみきれないメロディラインで、すっかり魅せられてしまいました。
また、今回は「楽器レコーディング」を見学させていただいたのですが、レコーディング中はすごい緊張感のなかで演奏されているのに、休憩時間になると和気あいあいとした雰囲気が漂っていて。まるで、冒険者パーティーがモンスターと戦っているところと、街でのんびりしているところにリンクして、ここでも『べヒ猫』感を感じられました!
休憩中、川谷さんから「『転生もの』の作品が大好きで、主題歌をずっと書きたかった」という話もお聞きできまして、「最上級の心」を持ってこの曲を書き下ろしてくださったんだな、というのがわかりました!
―実際のレコーディングでは、どのようなアプローチをされたのでしょう?
大渕:作品にものすごく寄り添った曲を書き下ろしていただいたので、「私もアニメのオープニング主題歌ということを念頭に置いて歌わなければ」と思い、歌い方を模索しました。
―同曲にはラップパートもありますが、歌ってみていかがでした?
大渕:アリアを始め、登場人物たちが持っている二面性を思い起こしながら臨みました。Sランクモンスターのタマちゃんをたじろがせることができるよう、全力で挑みましたね。
川谷さんが作られてきたラップナンバーの歌い方も参考にしつつ「声優・大渕野々花が歌うなら?」というバランスを意識して歌いました。
―気になる歌詞はありますか?
大渕:ラスサビ前の「傷だらけだけど痛くない あなたがいれば大丈夫」というフレーズに、私のアーティスト・声優活動が重なって見えたんです。
念願かなって、小さいころからあこがれていたお仕事をさせていただいておりまして。「やりたいことをやらせてもらっている」ということに幸せを感じていますし、何があっても大丈夫! と思いながら日々を過ごしているので、とても共感できるんです。
みなさんも、自分の置かれている状況と重ねながら聴いていただけるとうれしいですね。
―大渕さんはリリ役としてアニメ出演されています。
大渕:リリは普段は森や迷宮で暮らしているのですが好奇心が強く、外の世界にあこがれてアリアたちについていきます。
おびえたり、興味を持ったり、ワクワクしたり、いろんな感情を素直に自分のなかに抱いている彼女の姿が、声優の世界に飛び込んだ私の境遇にすごく似ていて。彼女のように、私もマイクの前で等身大の自分を出せたかな、と。
―アフレコではほかのキャストさんとの掛け合いはできました?
大渕:はい、リリちゃんと大の仲良しのフェリちゃんを演じている和久井 優さんとの掛け合いが多いのですが、マイナスイオンが出っぱなしですごく癒されました!
リリちゃんは前へ前へ行くタイプなのですが、フェリちゃんがいるからこそ臆せず前進できるんですよね。私も安心して演じることができました。
―AT-Xでは「湯けむりスッキリ版」も同時オンエア中です。
大渕:うら若き乙女の私としては、ドキドキするかと思っていたのですが(笑)、もはや清々しさを感じてしまいますね。この作品のノリが大好きなので、「もっとやれ!」という感じです(笑)
一方で、シリアスな展開もあるので、いろんな楽しみ方ができる作品だと思っています。メインキャストとして初めて出演させていただいているので、ぜひ多くの方にご覧いただきたいですね。
―MusicVideoも見どころ満載ですね。
大渕:衣装を3パターン着させていただけることを知って「本当にいいんですか!?」とビックリした記憶があります。どのシーンも楽しくて、あっという間の撮影でした!
―当日の撮影の流れを教えていただけますか?
大渕:まずはジャケットでも着用している薄ピンク色の衣装から撮影が始まりまして。
続いて、CM映像で多く使っていただいている、お花をたくさんあしらったピンク色の衣装で撮影しました。よく見ていただくと、すごくエキセントリックで大胆な衣装で、心が躍りました!
ちなみにこの服、すごく温かいんです。寒い時期に撮ったのですが、屋外シーンでもすごく暖かくてスムーズな撮影ができました。決して軽くはなかったのですが、気持ちがシャキッとする衣装だったので、撮影中は重みを感じませんでした。
―ピンクのカラーが中心のキュートなメイクのほか、髪にくくりつけられた風船も気になります。
大渕:一見、風船の浮力で髪の毛を立たせているように感じられるかもしれませんが、実は元々髪の毛が浮くようにスタイリングしていただいているんです! 見どころ満載な衣装なので、じっくりご覧いただきたいですね。
―最後は、ラップパートで着用している衣装でのシーンですね。
大渕:こちらは現在流行っている「Y2K」と呼ばれるファッションをイメージしたスタイリングをしていただいております。
実はこのパートで着る衣装だけで3つの候補がありまして。そのなかから「甘辛系」のコーディネートを選ばせていただきました。スモーキーでクールなメイクをしていただき、ここまで紹介してきた2着とは全然違った雰囲気を感じていただけると思います!
―もう1人(?)の「登場人物」の存在も気になります。
大渕:MVの冒頭で私が起動し、随所に登場する“彼”ですね。企画書には「テレビ君」と書いてあったので、恐らくそれが彼の名前だと思います(笑)
すごいインパクトがありますよね。
―インパクトと言えば、“彼”の為に作ってあげた、ピンク色のスープもひと際目立っています。
大渕:私、幼少期に「魔女」にあこがれていたことがありまして。魔女と言えば「大きな寸胴や壺に入った不思議な液体を、大きな棒やスプーンでかき混ぜる」というイメージを浮かべる人も多いと思うのですが、私は一度でいいからアレをやってみたかったんです(笑)
夢がかなってうれしかったです!
―最後にダーツを投げるシーンでは、大渕さんが、こちらも記憶に残る表情をされていますね。
大渕:ディレクターのZUMIさんが「こういう表情でやってみて」と具体的なディレクションをくださるのですが、表情豊かにポップで、それでいて渋さのあるレクチャーをしてくださるんです。
すごく勉強になりましたし、ZUMIさんのおかげで素晴らしい映像になりました!
―では、ここからはカップリング曲についてお伺いします。「Goodbye Day」は北川勝利さんらしさが全開の疾走感が感じられるナンバーです。
大渕:美しいサウンドでありながら、逸る気持ちが表れたビート感が特徴的な楽曲です。「最上級の心」が、勢いのある愛の歌だとしたら「Goodbye Day」は穏やかで地に足の着いた大人っぽい印象を受けるナンバーになっています。
聴く人や聴くタイミングによって聴こえ方がまるで変わる楽曲だと思っていて、歌っている主人公サイドの気持ちになって聴こえることもあれば、特定のだれかに言われているような感覚になることもあるような曲だと思うので、みなさんがふとしたときに聴いて、どんな印象を受けるのか、興味がありますね。
―「ペトリコールの夕景」は、ボカロPの不眠症さんが手掛けています。
大渕:最初に聴いて「ガールズバンドだ!」という感想を抱きました。と言っても、ステージ上でキラキラ輝いているような女子たちではなく、ホコリの匂いのする小さなライブハウスからスタートしたての女の子たちがイメージできたんです。
実は学生時代、「音楽好き」という共通点もあって、軽音楽部の子たちと一緒にいることが多くて。この曲を聴いていると、ライブハウスで彼女たちがパフォーマンスをするのを見ていたころの空気感を思い出すんですよね。
いま大活躍しているバンドだって、最初から大きなステージに立てていたわけではないですし、
自分がグループのフロントマンの気持ちになり、ひりついた部分を表現できればと思いながら歌いました。
歌詞の青さ、若々しさも印象的ですが、大人になったみなさんも表に出さなくなっただけで、いつまでも胸の内に秘めてらっしゃると思うので、幅広い層に刺さればいいな、と!
―「星の在処」も3曲とはまた違ったテイストのナンバーに仕上がっています。
大渕:R&Bテイストで、ダンサブルな楽曲です。このようなテイストの曲はよく聴くのですが、男性ボーカルのものが多くて。どのようにアプローチすればいいのか悩みました。
試行錯誤した末にAiraさんが私に合わせて書いてくださったのだから、素直に歌えばいいのでは?」という結論に行きつきまして。
「最上級の心」のラップパートや「Goodbye Day」のセリフと同じく、落ちサビに関しては自分の言葉を紡ぐように、素直に歌うよう心掛けました。
―どの曲も聴きどころがたっぷりで、発売が楽しみです。
ここからはその他の付属物に関してお聞きします。「直筆サイン入り限定盤」にはフォトブック「ののさんぽ with 首藤志奈」が同梱されていますね。
大渕:私の大好きな、しゅきな(首藤)さんがいなければこれだけキュートな写真集にはならなかったと胸を張って言えるくらい(笑)、おんぶに抱っこで撮影させていただきました! しゅきなさんは本当にカワイイ世界観がお似合いなんですよね。必見です!!
―ちなみにロケ地はどこですか?
大渕:「東武動物公園」で撮影しました! 「双子コーデでお出かけ」というコンセプトで撮影したのですが、とにかく楽しい撮影でしたし、「心の底から楽しんでいるんだろうな」と想像しちゃうような(笑)私の表情が満載です。みなさんにも幸せのおすそ分けができたらいいな、と!
―直筆サインが入ったチェキにも注目です。
大渕:デビューシングルではフォトブックに入れさせていただいたのですが、今回は10種類のチェキ(※どれか1種類がランダムに封入)に丹精込めてサインさせていただきました。
ポーズによって「ここには文字を入れたくないな……」、「こっちのポーズは……」といろいろこだわりながらサインしていきましたので、ぜひゲットしてください!
―CDジャケットについても、気になるところが満載です(笑)
「直筆サイン入り限定盤」ので寄り添っている猫(?)と「通常盤」で大渕さんが抱いている本物の猫についてお聞かせいただけますか?
大渕:「直筆サイン入り限定盤」に写っているのは、お花から生まれたタマちゃんです!TVアニメ『ベヒ猫』に登場するタマを、プリザーブドフラワーで作っていただきました。軽やかでリアルな足運びや、使用されているふわふわの穂など、猫らしい魅力が満載のオブジェとなっています。
そして、「通常盤」にて抱っこさせてくれているのは、マンチカンの「ことら」くんです。『猫カフェモカラウンジ 渋谷公園通り店』さまにて撮影させていただきました。
そのほか、限定盤封入特典の直筆サイン入りチェキやチェーン別特典には、アメリカンショートヘアの「テト」くん、スコティッシュフォールドの「きなこ」くんも登場してくれています。その愛らしさ、うっとり必至です! ぜひぜひチェックしてみてください!
―イベントもたくさん開催される予定です。
2月28日(金)に東京・タワーレコード新宿店、3月8日(土)に東京・animate hall BLACK(アニメイト池袋本店 北館9F)、3月9日(日)に大阪・ヨドバシカメラ マルチメディア梅田 2F LINKS広場にてリリースイベントが行われますね。
大渕:アニメイト池袋本店さまでの「スマホ推し撮り会」に関しては、4つのポーズの中から選んでいただける形になりまして、4回並べばコンプリートできるようになっています!
また、大阪でのリリイベ開催は初めてで、普段なかなかお会いできない方と交流できるのが楽しみです! ちなみに大阪に行ったら天津飯を食べたいです。大阪のグルメと言えば「たこ焼き」や「お好み焼き」を思い浮かべる方が多いと思うのですが、先日テレビで特集されていて、すごくおいしそうでしたので……。
―さらに、自身初のバースデーイベント「のののバースデー」が3月15日(土)に東京カルチャーカルチャー(渋谷)で開催されます。
大渕:初めてのバースデーイベントということで、ワクワクしています!
私のお祝いごとではありますが、「みなさんを手厚くおもてなししなくちゃ」という想いで、企画を絶賛考え中です。ミニライブも予定しておりますので、ぜひご参加ください!
―大渕さんの、2025年の目標を教えてください。
大渕:昨年は私にとって想定を大きく上回る、さまざまな貴重で刺激的な出来事が起こりました。そんななかで思ったのは「瞬発力が大事」ということです。何かあったとき「私、できます!」とすぐに答えられるよう、日ごろから準備できればと!
―最後に、メッセージをお願いします。
大渕:デビューシングルに続き、今回も私のさまざまな姿をお見せできたと思います。これからも「最上級の心」を持ってアーティスト・声優活動を頑張っていきたいと思っておりますので、今後とも応援よろしくお願いします!
<インタビュアー・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
【CD概要】
「最上級の心」
2025年2月26日(水)発売
【直筆サイン入り限定盤】(CD+フォトブック+直筆サイン入りチェキ(全10種ランダム))
3,300円(税込)
<直筆サイン入り限定盤 特典>
①フォトブック「ののさんぽ with 首藤志奈」を同梱
②1枚1枚本人の手書きによる直筆サイン入りチェキ(全10種ランダム封入)
【TRACK LIST】
01.「最上級の心」
作詞/作編曲:川谷絵音
TVアニメ『Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士(ペット)として暮らしてます』オープニング主題歌
02.「Goodbye Day」
作詞:藤村鼓乃美、北川勝利・作編曲:北川勝利
03.「星の在処」
作詞/作編曲:Aira
04.「Goodbye Day」(Instrumental)
05.「星の在処」(Instrumental)
<アニメ盤 特典>
TVアニメ『ベヒ猫』描き下ろしイラストジャケット
【TRACK LIST】
01.「最上級の心」
02.「Goodbye Day」
03.ペトリコールの夕景
作詞/作編曲:不眠症
04.最上級の心 (TV Size ver.)
【TRACK LIST】
01.「最上級の心」
02.「Goodbye Day」
03.ペトリコールの夕景
04.最上級の心 (Instrumental)
☆「最上級の心」DLはこちらから
https://jvcmusic.lnk.to/SupremeHeart
【リリースイベント概要】
●2025年2月28日(金)19:00~
内容:「ミニライブ&サイン会」
【東京】タワーレコード新宿店(9Fイベントスペース)
https://www.jvcmusic.co.jp/flyingdog/-/News/A028551/36.html
●2025年3月8日(土)14:00~
内容:「ミニライブ&スマホ推し撮り会」
【東京】animate hall BLACK (アニメイト池袋本店 北館9F)
https://www.jvcmusic.co.jp/flyingdog/-/News/A028551/37.html
●2025年3月9日(日)14:00~
内容:「ミニライブ&特典ポスターお渡し会」
【大阪】ヨドバシカメラ マルチメディア梅田 2F LINKS広場
https://www.jvcmusic.co.jp/flyingdog/-/News/A028551/38.html
【バースデーイベント概要】
『のののバースデー』
日程:2025年3月15日(土)開場18:00 / 開演19:00
【東京】東京カルチャーカルチャー( https://tokyocultureculture.com/ )
【チケット料金】
<前売り券>
6,600円(税込)/ ドリンク代別 ※全席自由・入場整理番号付
●お問い合わせ
ビクターエンタテインメント お客様相談室
https://www.jvcmusic.co.jp/cs/
[TEL] 0570-010-115
[受付時間] 月〜金 (除く休日) 10:00〜13:00 / 14:00〜17:00
【プレゼント】
大渕さんのサイン色紙を1名にプレゼント!
ご希望の方は『れポたま!』公式X @repotama(https://twitter.com/repotama/)をフォローし、当該記事のポストをリポストしてください。当選者にはDMにてこちらからご連絡させていただきます。
応募締め切り:2025年3月28日(金)23:59まで
◆注意事項◆
◎ご応募いただいた方の中から、厳正な抽選の上、当選者を決定いたします。
◎当選者様にはXのDMにてこちらからご連絡させていただきます。落選の場合のご連絡は致しません。
◎当選の権利を第三者へ譲渡することはできません。
◎当選者様の住所不明、転居先不明、長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
◎応募受付の確認、当選・落選についてのご質問は受け付けていません。
◎賞品のお届け先は日本国内に限らせていただきます。
◎配送日時の指定、配送業者の指定は承っておりません。
◎書留で送付のため、本人確認できる住所に限らせていただきます。
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