葵 あずさ、藤本侑里、橘 杏咲が作品の魅力を笑顔で語る！ 『プリンセッション・オーケストラ』制作発表会
キングレコード株式会社、株式会社アリア・エンターテインメント、株式会社タカラトミーによる完全オリジナルTVアニメ『プリンセッション・オーケストラ』（通称『プリオケ』）。
UNISON（アリア・エンターテインメントの新コンテンツ制作ブランド）×キングレコードが原作を手掛けた、注目の本作の制作発表会が2024年12月18日（水）、都内で開催された。
当日はメインキャストの3人（空野みなも／プリンセス・リップル役・葵 あずさ、識辺かがり／プリンセス・ジール役・藤本侑里、一条ながせ／プリンセス・ミーティア役・橘 杏咲）のほか、諏訪 豊プロデューサー（キングレコード）、菊田大介氏（Elements Garden）、五⼗嵐ゆい⼦氏（タカラトミー 玩具開発担当）が登壇。本作についての最新情報を交えたトークが行われた。
『戦姫絶唱シンフォギア』の⾦⼦彰史氏が企画原案を担当する本作。コンセプトについて、諏訪プロデューサーは「長く育ててきた『シンフォギア』シリーズで培われた『歌いながら戦う』というギミックをもとにした、新しいプロジェクトです」と説明。
「昨今の子供たちは“なりたい姿”が多様化していて、なりたいものに対してひたむきに向かっていく姿が素晴らしいと思っております。アニメでそれを届けられたら」と付け加えた。
ここからは公式サイトにも掲載されている3つの「キーワード」をもとにしたトークが展開した。
本作は歌やダンス、料理やメイクなど、誰もが自由に好きなことをして“なりたい自分”を叶えることができる「アリスピア」という国が主な舞台。そこに住む「アリスピアン」と呼ばれる種族について、「プリンセスたちを助けてくれるアリスピアンもいて、お互いに大切な存在です」と説明。
人が楽しい、うれしいと感じたときに生み出される不思議なエネルギーのカケラ「歌のカケラ」は、みなもたちがプリンセスに返信するために必要なアイテムとのこと。こちらもキャラクターごとにバラエティに富んだカケラが登場するとのことだ。
そして最後は3人が変身する「プリンセス」について。アリスピアに危機が迫ると現れ、脅威を追い払うとされる伝説の歌姫の総称だ。まだまだ謎に包まれた部分が多いが、諏訪プロデューサーからは「拳で戦う力強いヒロインたちに注目してください！」とのコメントが。
ここからはキャスト3人から「キャラクターの魅力」について語られた。
葵さんは「みなもは引っ込み思案だけど、芯の強い女の子。頑張る人を見ていると応援したくなってしまう、とっても素敵な子です。プリンセスに変身しても、根底にある芯の強さは変わらないと感じていて、演じるときも、そこは意識しています」、
藤本さんは「かがりは中学2年生にして、歌姫と目される女の子。しっかり者で品があり、みんなを引っ張っていくタイプなのですが、時折見せるかわいらしい仕草にギャップを感じられると思うので注目してください！」、
橘さんは「ながせはアリスピア期待の新人で、あまり考えずに行動するのが玉にキズです。もしかしたら、私と似ている点かもしれません（笑）
見た目からボーイッシュっぽい印象を受けがちですが、意外に打たれ弱いところがあります。葛藤して成長していくところが彼女の魅力だと思います」
とそれぞれ紹介した。
また、登壇時に着用していた制服についても言及。葵さんは「細部まで作りこまれているので、隅々まで注目してもらいたいです！」とアピールしていた。
続いて菊田氏から「音楽の魅力」について語られた。
「『シンフォギア』というアウトラインはありまして、そこに『プリンセッション・オーケストラ』どのように色を付けていけばいいのか、ディスカッションを重ねました。この作品が何かの、誰かの原点になればいいな、と思いながら制作を進めています」とコメント。
諏訪プロデューサーは「本作の楽曲を聴いたら懐古的なものに感じるかもしれないし、逆に新鮮に感じる人もいるかもしれません。子どものときに聞いても大人のときに聞いても響くような曲を、というのが大きなコンセプトです」と語り、壮大なプランがあることが明かされた。
レコーディングについては3人が「大変です」と口をそろえたのだが、それを聞いた菊田氏は「みなさんが苦戦しているところが、成長していくキャラクターたちにリンクし、リアルさがうまく出ていると思います。演技で初々しさを出すのは難しいと思うので、歌でうまく表現できたのではないでしょうか」とポジティブなコメントで応えていた。
ここからは声優オーディションについてのトーク。
まずは諏訪さんから「インパクトのある3人を選ばせていただきました」という総括の言葉が。
「葵さんは、歌がものすごくズレていたのが印象的で。天然なところがみなもっぽいなと（笑）」と選考理由を説明。
葵さんは「レコーディングに慣れておらず、ヘッドホンから返ってくるわずかな声を聴きながら頑張りました……」と苦笑いしながら理由を説明していた。
藤本さんについては「『歌っているシーンは戦う感じでお願いします』というオーダーをしたら、シャドーボクシングで戦いを表現し、驚きました」とコメント。
そして橘さんについては「藤本さんと同じシーンで歌いながら戦いつつ、途中でダメージを受けるところを表現していて、スタッフ間で『そのパターンもあるのか』と盛り上がったのを覚えています。誰よりもミーティアに合っていると思い、受けた役とは別の配役になりました」と裏話を語った。
菊田氏は「3人とも個性があり、上手さがあったのですが、一番は3人が持っているものが物語とリンクしているところなんですよね。アフレコでも歌ってもらっているのですが、どんどん上手くなっているのを感じています」と手ごたえを感じていた。
それを聞いた3人は「私たちはチームワークが抜群なので、これからアフレコやイベントを頑張っていきたいです！」と意気込んでいた。
ここからは最新情報が発表された。
まずは「キービジュアル発表」。
諏訪プロデューサーは「美しくてカッコいい、がコンセプトのキービジュアルになっています。それぞれのキャラが何を司って戦っているのか？ これからわかってくると思います」と語り、キャスト陣からは「プリンセスたちの後ろに存在する、妖しげな月にも注目ください」と見どころが語られた。
続いて「PV第2弾」の映像がスクリーンに流された。
映像に使用されているオープニングテーマ「ゼッタイ歌姫宣言ッ！」について、菊田氏は「『プリオケ』のなかで一番最初に作った楽曲です。『プリオケ』のアンセムになるべき曲だと思うので、腐心しながら作りました」と紹介していた。
なお、同曲は「プリンセス・リップル／プリンセス・ジール役／プリンセス・ミーティア」の3人が歌唱している。ユニット名「オルケリア」は3人で相談して決めたそうで、会議室にこもり、数時間かけて決定したとのこと。
「オーケストラの語源『オルケストラ』と、歌う象徴である『カナリア』をかけた造語」だそうで、菊田氏は「響きがとてもよくて、感動しました」と太鼓判を押していた。
また、新キャラクターについても言及。
下野 紘さんが演じるナビーユに関しては、諏訪プロデューサーいわく「下野さんに直接お願いさせていただいた」とのこと。
「彼女たちをナビゲートするためには誰が適任か？ というところで、満場一致でお願いさせていただくことになりました」と話し、
藤本さんは「ナビーユは私たちを導きながら、時折ツッコミを入れてくれる存在です」、
橘さんも「私たちがアフレコの合間に変なことを言うと、それに対してもツッコんでくださいます（笑）」とアフレコ現場でのエピソードを語っていた。
そのほか、プリンセスたちと相対する存在・バンド・スナッチ（カリスト役・⼩林千晃、ギータ役・千葉翔也、ベス役・榎⽊淳弥、ドラン役・武内俊輔）について、
諏訪プロデューサー「敵のリーダー格たちをこれだけ豪華なキャスト陣に演じていただけてありがたいです」と語ったうえで「彼らがどういった想いで動いているのか？ それは物語の核心に迫るところでもあるのであまり深く語れませんが、ところどころアドリブを入れてくださったおかげで、人間味のある魅力的なキャラクターになりました」とキャスト陣に感謝の気持ちを伝えていた。
ここで、大事な放送時期に関するお知らせ。「2025年4月から日曜あさ」にて放送開始されることが発表された。
葵さんは「朝に観ていたアニメは大人になっても印象に残っているので」と話し、橘さんも「たくさんの方に観ていただきたいですし、お子さんが大人になったときに『昔よく観ていたなあ、懐かしいね』と思ってくれるような作品になればうれしいです！」と笑顔で語っていた。
最後はタカラトミーの五十嵐氏が登壇し、関連グッズの紹介。3人は子供向けコスチュームを前に「私たちが着ると破れちゃいそうだね……」と苦笑いしつつ（笑）、童心に帰ったようにはしゃぎながらグッズに触れていた。
＜レポーター・カメラマン／ダンディ佐伯・文責（編集）『れポたま！』編集部＞
【アニメ概要】
オリジナル TV アニメ『プリンセッション・オーケストラ』概要
【放送情報】
2025年4月から日曜あさにて放送開始
【イントロダクション】
アリスピア――そう呼ばれる不思議の国は、今よりもずっと昔から世界のどこかに存在していた。
そこには楽しいことが大好きな住民アリスピアンたちが暮らしていたが、いつしか謎の怪物ジャマオックが現れるようになり、穏やかだったアリスピアの平和は、少しずつ脅かされるようになっていった。このままではアリスピアからキラキラとした輝きが失われてしまう――。
そんなピンチにあっても、胸に歌を忘れない『プリンセス』たちの冒険を描いた物語。
勇気と元気がたくさん詰まった、ポップソング・ファンタジア――プリンセッション・オーケストラ！
【スタッフ】
企画原案：金子彰史
製作総指揮：上松範康
原作：UNISON/キングレコード
監督：大沼 心
助監督：関根侑佑
シリーズ構成・脚本：逢空万太
キャラクター原案：島崎麻里
キャラクターデザイン：秋山由樹子
色彩設計：長谷川美穂(緋和)
美術監督：平間由香、大崎 唯(アトリエPlatz)
撮影監督：木田健斗(チップチューン)
3D監督：濱村敏郎(ワイヤード)
編集：木村勝宏
音響監督：本山 哲
音響効果：安藤由衣
録音調整：安斎 歩
音楽：Elements Garden(菊田大介、笠井雄太、竹田祐介)
音楽制作：キングレコード
アニメーション制作：SILVER LINK.
【キャスト】
空野みなも/プリンセス・リップル：葵あずさ
識辺かがり/プリンセス・ジール：藤本侑里
一条ながせ/プリンセス・ミーティア：橘 杏咲
ナビーユ：下野 紘
カリスト：小林千晃
ギータ：千葉翔也
ベス：榎木淳弥
ドラン：武内駿輔
【音楽】
オープニングテーマ「ゼッタイ歌姫宣言ッ！」
歌唱：オルケリア（プリンセス・リップル×プリンセス・ジール×プリンセス・ミーティア）
作詞：上松範康（Elements Garden）
作曲：上松範康（Elements Garden）
編曲：菊田大介（Elements Garden）
【第2弾PV YouTubeリンク】
https://youtu.be/KE2gJE29ewQ
【公式サイト・各種 SNS】
HP：https://princess-session.com/
X(旧Twitter)：https://twitter.com/priorche_info
Instagram：https://www.instagram.com/priorche_info/
YouTube：https://www.youtube.com/@princess-session
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